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なんだかんだ久々の参加
鬼滅大好きです!
容姿
服装
https://picrew.me/ja/image_maker/1744829/complete?cd=6uOkZwMxwq
意味わからんぐらい肌白い
顔(包帯いつも巻いてます)
https://picrew.me/ja/image_maker/2306681/complete?cd=wiyNdAR3Oo
めいは<氷>と<月>が使えるわけではなく、氷の呼吸は
<霞>+<水>+<月>=<氷>という派生方法の呼吸なので、体に合ってた月の呼吸を
ちょっとだけ使えるよって感じです!
メイの刀は特殊でどこでも超低温。-100度ほどをずっと保っている。
そのおかげで天候を左右したり水を凍り付かせたりすることができる。
人間がメイの刀を触ると低温やけどするので手袋をしないと危険。
メイの過去
「みぃつけた。」
朧霞メイは、物静かな童であった。
転んで頭から流血した時も、石を投げられた時も、
涙一粒流さず、ただ不思議そうに怪我した個所を手で触っていた。
そんな彼女の家は、人里離れた山の頂上付近にあり、
近くにあった家は2軒のみだった。それでも何の偶然かは知らないが、
どの家にも同い年の子供が居り。よく一緒に遊んでいた。
中でも彼女はかくれんぼが好きだった。家から少し山を下ったところに、
川ととても小さな洞穴が数個あったのだ。その洞穴は本当に小さく、
中に入って数歩歩けば行き止まり。だが、地形的に、
洞穴の中はよく見えず、人がいるかもわからなかった。
そこで彼女たちは、洞穴の中に隠れ、だれがどの洞穴にいるかを
あてたり、森の中でかくれんぼや鳥落とし、兎を飼ったり、
林檎を採ったり。そして彼女とアオイ、マコト、有一朗、無一郎は
森の中で見つけた小さな子猫をこっそり面倒を見ていた。
有一朗と無一郎がもめたら仲裁に入り、アオイとマコトに山菜の取り方を教えてもらい、
メイは弓を教えていた。彼女らの両親もお互い仲が良く、
無一郎と有一朗の両親が亡くなったときは、一緒に泣き、
たまに家に泊めて夕餉を一緒に食べたりもした。
メイもあの頃は無邪気に笑っていたし、有一朗も無一郎の喧嘩の回数も
減り、アオイとマコトも元気でやっていた。
そんな日が、ずっと続くと思っていた。
その日は、いつもの場所に、無一郎と有一朗が来なかった。
仕方なくマコトとアオイと遊んでいたら、暗くなり始めたころ。
子猫が突然いつもの河原へ走り出した。3人でついていくと、
子猫は洞穴の中で震えていた。不思議に思ったが、
一向に出ようとしない子猫を抱きかかえ、洞穴を出ようとした時。
とてつもない圧を感じた。鋭く息を飲む音がした。
今のは、マコトの?アオイの?それとも…自分の?
洞穴から外を、震える体で、恐る恐る除いた。
…そこには血まみれの人間が二人、立っていた。
…アレは果たして、本当に人間なのだろうか。
涙が一滴、頬を伝った時。声がした。地獄に届くのではというほど
低い声。背中がゾクリとして、息が止まった。…空気が凍り付いた。
涙も止まり、立っているのが辛くなる。…その時、彼らは、言った。
「…何か、いる。」
「無惨様、どう致しましょう。殺しますか?」
「…ああ、獪岳、殺れ。」
「御意。」
ザッザッザッ
…音が近づいてくる。本能が逃げろと警告を出している。
今すぐ泣きわめきたい、誰か助けて。もう、まともに立てない…。
思わず目を閉じた時。
スル…
メイ「⁉」
アオイ「!」
マコト「⁉」
子猫が、自分の意志で、メイの手から抜け、獪岳と呼ばれた人の元へ
歩いて行ったのだ。
獪岳「…子猫ですが。」
無惨「構わん、殺せ。…そして早くいくぞ。もう日が昇る。」
ザンっ
耳をふさぎたくなるような音が聞こえた。
目を開けると、そこにもう、あいつらはいなかった。
にゃ…
か細い声が聞こえてはっとし、急いで子猫を両手でもち、
転んで着物が血や泥で汚れるのも構わず山を下り、医師に診せた。
だが、帰ってきたのは「諦めろ」。少女たちは泣きじゃくりながら子猫を抱え、
「ごめんね」と言い続けた。
にゃぁ…
子猫は最後に、少女たちの頬に小さな手をペシッと当て、
か細い声で鳴き、眠りについた。
その後、アオイとマコト、メイはそれぞれ別の方向へ
歩き出す。「また会える日まで。」そう言って。
メイは旅の途中、死にかけている所を童磨に救われ、
氷の術を指導してもらった。…後々、彼が鬼だと解り、逃げ出すのだが。
そうして、アマネ様に助けられ、鬼殺隊に入隊する。
そこでまた、同期としてアオイとマコト、無一郎と再会することとなる。
メイはあの日から、笑顔は捨て、礼儀正しく、どこでもやっていけるよう
自分を変えた。マコトも大人っになり、アオイは鬼が怖く、戦えなくなり、
無一郎は記憶をなくした。…彼女の事は覚えていたが。
これが後々柱になる、朧霞メイの過去である___。