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親友/桜の雨
うぅ…ライン欲しい
そしたら愛色の悩全て解決するのに…
それぞれの場所に旅立つ春。
あいつは聞いてきた、離れても友達だよね?と僕は答えた、聞くまでもないじゃん
十人十色に輝いていた日々を思い出すと過去の僕やあいつが背中を押してくれている気がした。
たくさんの思い出。思い出すのに時間はそうかからなかった。
体育祭のリレー、校庭の砂が舞っていた。
入学式初の制服、私服とは違って窮屈で、先生が居ないところでボタンを開けてたっけ
暇な授業中には、ずっと机に落書き。なぜか紙より上手く描けてたよな
これは全部|思い出《僕らの証》だったんだ
白紙には書ききれないほど多い思い出。
思い出すたびに泣きそうになる。
ケンカで泣いたあの日は一日中後悔と、罪悪感があった、きっとお前を傷つけただろうな…だって僕がちょっと傷ついたんだから
もう高校生になる僕は、『大人』になれたのだろうか?
卒業式後、ふと教室の窓をみた。
窓からみえるピンク色の桜がまるで雨のように宙を舞っていた
「きれい」
そう呟くと目の前に桜が降ってきた。
手に取り胸に抱き寄せる
暖かいような、そんなこともないような不思議な感覚だ。
3年B組、それほ個性豊かな花をかき集めできた花束。
「ばいばい」
ただそれだけ、それを言うだけで花束は、ばらばらに空に放たれる。
でもこれだけは覚えておいて今はまだ散った桜のように小さくても、3年B組が、仲間がいる。
別れちゃう友よ!!
俺らは親友だ!
とかちょっと言ってみたい。
そしてこれはちょっとだいぶヤバいくらい下手