公開中
湊星空遊園 ⅱ
⚠︎主の経験に基づいた発作の表現あり⚠︎
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空白いらないっていうファンレターが来たので
さよなら同盟の方は無くした版もあります。
港星空遊園の方にも来たら無くした版も作ります。
あとでファンレター返信します
(名前付きで送ってくれた方には返信します!)
初兎Side
ふと、ポケットの中から固形物を取り出す。
それがパッと光る。
そして、夜の暗さに気づく。
「初兎」
Xの検索欄にその文字を刻む。
もう、何度も見た、何度もやった
この行動。
いつもは楽しく感じていたこの時間も、
何かが違った。
居心地が悪かった。
マイナスな言葉の方が目について
僕はいらないんだろうと
再確認。
それで、ちょっと一安心。
「初兎がいなければいれいす推してた。」
「初兎だけぶすかった笶」
「初兎本当に歌い手…?」
「うっざ…消えろよ、初兎、笶」
ほら、。
存在が否定される。
死んでも。誰も傷つかないのか…
尚更、居心地が悪くなる
生きてる心地がしなくなる。
目の前が暗くなる。
頭の空気が抜けたように
軽くなる。
指の先が震える。
立つのが辛くなる。
溟々《くらくら》してくる。
息がうまく吸えなくなる。
頭に酸素が回らなくなる。
歩くのはもう無理だ。
その場に著莪み込む。
街灯が滲む。
涙がたまる。
頭が痛くなる。
耳鳴りがする。
体が震える。
もう、駄目だ。
立つのも儘ならない足で、
必死になって歩いた。
メンバーとよくきた、公園に着いた。
人気が少なく、腰掛けるには丁度良い。
小さめのベンチに倒れかかって、
ふぅっとため息を吐く。
もう、何もかもどうでも良くなっちゃった。
今までかけてきた時間は、なんだったのだろう。
存在ごと、無かったことにしたいな。
「初兎ちゃん、…?」
聞き慣れた、優しい声が
僕の名前を響かせる。
◯◯…?
◯◯はタグ見て貰えばわかっちゃいます((
しょにだっ…
誕生日おめでとう。愛してるよ、心から。
今年は諸事情でお祝いできないけど来年からはもう最大限にお祝いするね。
「一生」は約束できないけど、
何十年未来だってそばにいることを誓います。