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ヘッドセットの入り口
とりま設定を…。
姿はもふもふなネズミがジャックスみたいに二足歩行したやつ。毛の色はオレンジとか黄色。尻尾は長いよ。服はでっかい腹巻き(水色)姿はまぁ今度載せるかな。胴体(腰含める)と腕と足に巻いてるかな。
名前はそちらで設定してもろて。
年齢は23。
性別は中性。中性、中性、中性!!!
真っ暗だった視界は、一気に変わった。
不自然にまで明るい雰囲気、子ども向けゲームで流れるような曲。
ーーー何だここ。
全く情報が読み込めない。どうしてここにいるのか、ここはどこなのか。
そうこう考えていると、植木鉢が落ちてきた。
「っ!なにこれ!あっぶな!」>
うちの考える時間はこの植木鉢によって遮られた。
<「やっと喋ったね新入り。さっきからずっと黙ってたのに。」
<「ジャックス、そんな言い方する必要ないでしょう?彼女(もしくは彼)は緊張してるのよ。」
二足歩行の紫うさぎがじっと見つめてからかってきた。それをすかさず、ぬいぐるみのような女性が庇ってくれた。
「あー、君らは誰?」>
不思議な見た目の人達に聞いた。紫うさぎとぬいぐるみの女性は口論していたが、
<「あ、あぁごめんなさいね。私はラガタよ。よろしく。」
<「僕はジャックス。」
紫うさぎは不機嫌そうに言うと、それ以上何も言わない。
<「私はポムニよ。」
道化師が言った。
<「私はガングル…」
仮面とリボンの女性が震える声で言った。
<「私はズーブル。…って、今日はケインがいないね。」
「ケインって?」>
<「ここの支配者みたいなもんだよ。アイツ、【ピー】ったくてありゃしない!」
パーツでできた人はかなりイライラしているようだ。踏み入っちゃいけないところだったのか。
<「ね、ねぇ、貴方もヘッドセットを被ってきたの?」
「え?えーっと確か…」>
思い出した。ノイズだらけの思い出。
その日は疲れていたのは覚えてる。貰った箱を開けて、その中に入っていたものを身に付けて…。
「そうそう!うちはヘッドセットで来たの!」>
<「じゃあ私と同じなのね。似た者同士仲良くしましょう。」
ポムニと仲良くなれそうだったその時、
<「さっきから皆に名乗らせてたけど、肝心の君が名乗ってないじゃないか。」
ニヤニヤと紫うさぎ…じゃなかった、ジャックスが割り込んできた。
「うちの名前は、えーっと、え?なんで!?なんで思い出せないの!」>
名前なんて今気にしたばかり。
<「そうさ自分の名前を覚えている者は一つもいなぁぁい!」
空から声が聞こえる。
と、思ったら。入れ歯に目と体がついたような者だった。
<「遅れて失礼!私はケイン。ここの舞台監督だ!君は今日からこのサーカスに入ることになる!」
コイツがケインだったのか…。
「サーカス?」>
<「そう!!!まずは名前を決めないとね!」
「え、名前?」>
<「どんな名前にだって慣れるぞ!」
どこにあったのか、巨大なスロットが出現した。
ケインがレバーを引く。すると、コロコロ音がした。
<「ヤムソネメはどうかな?」
「ん?なんて?」>
<「もう一回!」
再びレバーを引き、コロコロ音が鳴る。
<「#名前#はどうかな?」
「何か気に入った。」>
<「じゃあ今から君の名前は#名前#だ!」
どうやら、私は#名前#になったらしい。
<「すまないが、私は今日忙しいんだ。だから皆で#名前#に色々説明してあげてくれ。それじゃあ!」
ケインは指を鳴らすと、跡形もなく消えてしまった。
チートじゃん…あんなの。