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〚詩〛過去を愛すためには
様々な思い出を振り返ってみると私がこの生きてきた約12年間でいろいろなことがあった
楽しいこと、うれしいこと、悲しいこと、辛いこと
でもまだ12年というは人生の何分の一である
これから先はまだまだ長い
だが、昔失敗したこと、恥ずかしかったことの記憶は何年たっていても残っている
これからもだ
少し昔であれば、「あれ本当に恥ずかしかったな」とか嫌になるぐらいに思い出して
頭の中で想像して身震いしてたけど
でもなぜか今は何事もなかったような
思い出さなくなったような
昔自分がしたことの失敗が逆にかわいく思えてきたり
自分の頭の中に記憶されたもの、書き込まれたもの、描いたもの、思い、考えたことは一生頭から離れないであろうと私は信じている
でもわざわざ自分が昔の自分の恥じらいを記憶していたのであれば
それは必然的に何か意味があって記憶したのではないかと思う
だが幼い頃の私は記憶しようと思って記憶したわけではない
なぜだ
自分の失敗など記憶したくないはずだ
思い出したくもないはずだ
でも何かそれには意味があると私は信じている
何年も生きていれば
「あの年はものすごくよい年だった」とか
逆に「不運続きで何もかも見失った」
とかってのは自然に出てくる
当たり前のことだ
人生全部が幸せの絶頂期なんてことはまずあり得ない
だが
例え不幸の矢が抜けなくて胸のズキズキが止まらなくても
私たちは前に進んでいかなければならない
それはまさに最も大切にしなければいけないのは「今」で
それは過去を愛するために必要な選択だったりもする
私が今伝えたいのは
人の頭に記憶したものや描いたもの、考えたものは自分なりに解釈をし、自分の歴史として残しておきたいときっと自分が思ったものだけだ
それはその時、どんなに自分が恥ずかしくなったことだとしても
そして、記憶に残る大切なものを未来になっても愛し続けられるように、
私は今日も、この瞬間の「今」をずっと慎重に大切に扱っているつもりだ
それはいづれ自分、人を愛すことにつながる
自分をだれよりも一番分かっていて、愛すことができるのは
誰でもない君自身 自分だ
それに気付いていてほしい
今からでも
私は今日もそう思う
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