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あの子の世界
鈴 コトリ
目を閉じたら、あの子がいる ちくっと言われた、言葉を思い出す あの子の世界に、わたしはいない あの子の用が無ければ、わたしはいない 空気を読んで、消えたふりをする 失敗すると、ちくちく刺さる いませんよ、あなたの前になんて _ _ _ 「宿題忘れちゃった、みせてくれる?」 あの子は言った、かわいらしい顔で。 「いいよ、どうぞ」 わたしはノートを差し出した。 「いいなあ」 教室のどこかから、声が聞こえた。 「一緒に写そうよ」 あの子が言った。 わたしは自分の机から離れた。 あの子の周りに、人が集まる。 ノートとあの子を中心に、世界が広がる。 休み時間が終わって、ノートは机の上にあった。 乱雑に置かれていた、わたしのノート。
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