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無朝迷路異変ノ章 後編
「あんた、誰?」
「…えーと」
黒髪に赤色のリボンを身に着けた少女。
「れみりあさん?って知ってる?」
「レミリア?ああ、レミリア・スカーレットね。案内するわ」
れみりあさんを知っているんだ。聞いた感じ、顔も広そう。
湖を超えて、立派なお屋敷につく。
「はい、ここがレミリアの住む紅魔館。美鈴は無視していいからね、さ、いってらっしゃい」
「えっ!?」
「めんどくさいから」
赤髪にチャイナ服っぽい少女を指さして、わたしたちを押す。
「誰?」
「きゃあっ!??」
突如、銀髪のメイドっぽい人があらわれた。そして、ナイフを装備していた。
紅がしゃべった。
「迷路の知り合いだよ」
「迷路、さん?あ、お知り合い?」
「そうです。わたしたちは別世界から来ました。わたしたちの世界に異変が起きて、その元凶が迷路だと思うんです」
「そっちの世界にも異変はあるのね」
メイドはナイフをおろした。そう思ったら、迷路とともにいた。
「迷路さん、あなたがこの異変の元凶ですかっ!?」
闇がたずねた。
「……そうさ。…………レミリアたちを、空想世界につれていきたかった。でも、あの環境では生きにくい。だから、レミリアたちに適した環境をつくった」
「…へぇ。じゃ、サニーにでも頼みなさいよ」
「え?」
れみりあが誰かなんて知らないけど…
「香子にサニーのいる位置を操ってよんでもらう。サニーに曇りの天気にしてもらう。そしてれみりあを連れてくる。これでどう?」
「いい。なんだ、俺が異変を起こさなくてもよかったんだぁ〜。レミリアに頼まれたんだよ☆」
はあ……
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そのあと、レミリアという人が来た。結構良さげな|人《吸血鬼》だった。
また、幻想郷に行って、あの人に感謝を伝えなくちゃな。