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流行り廃り
再生数を見て、『#恋恋物語』でエゴサしてみる。昨日の1.5倍、具体的に言うと87件のショート動画。
18歳にして、音楽・イラスト・喋りの才能を兼ね備えた、まさに『天はいくつも与えすぎ』な活動者・レオン。彼女はもうすぐ、活動1周年となる。1年しか活動していないが、インターネットに残した功績は数しれず。1曲目の『中毒になっちゃった』で文字通り中毒になる、癖になるイラストと音楽で魅了した。その後も、流行りのイラストを描いたり、新たなイラスト文化を生み出したり。イラストの綺麗さ・可愛さとは裏腹に、皮肉と社会風刺を込めたキャッチーな歌詞。
そんな絶賛されるのが、レオン。そして、レオンはわたしのことだ。最近は『レオンページ』という、ファンサイトのようなものまで出来ているらしい。無論、見に行く理由はない。
『#恋恋物語』は11曲目だ。15歳の男女が恋をする物語。その中には、お互いを気づかう『愛』はなく、一方的な『恋』しか目にない。巷の小説投稿サイトでも二次創作で小説にされたり、イラスト投稿サイトでもイラストが投稿されたり、歌ってみただって投稿された。
「世紀の天才現るwwwww」「鬼才すぎんだろ」「考えても1人の所業じゃないが、1人だと信じざるを得ない」
コメント欄では、各々考察がなされていた。思惑通り、「この人らは『愛』しあってるんじゃなくて、『恋』しあってる。だから、お互い一方的な責め合いしかしてなくて、最終的に破綻する」というコメントが上に来ていた。「神考察」「天才wwww」などのコメントが寄せられていた。
だが、思惑通りじゃない考察もある。「空耳では殺しに聞こえる」「この男女って、もしかして浮気してる?」などといったもの。
そんなの、お前らの空耳だろ。意図してねぇんだよ。
なんやかんやと考察をねじり出した感じ。そこまで考えていないのが現状だ。
それに、テーマもマンネリに陥りつつある。綺麗な言葉だと批難される。社会を刺して、隠すと予想もしない悪いコメントが集まる。そういうものなのだ。
ああ、もうウンザリだ。大体、《《前世》》ではこんなのじゃなかったじゃないか。なんでだよ。なんでこんないい加減に活動しているのに、一生懸命活動してきた《《前世》》よりも人気なんだよ。