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謎の未来 4話
目を開けるとそこは白い壁で囲まれている小さな部屋だった。
そこには、ダンボールが二、三個置かれているだけで、何もなかった。
だが、その部屋には扉があった。
扉に鍵はかかっておらず、ドアノブをひねるとすぐ開いた。
その先には、絵の具がばら撒かれ、壁や天井にまで飛び散っていた。
この部屋には、ドアも窓もなく進めるとしたら来た道を戻るだけだった。
俺は部屋を散策した。
すると、カンナが
「ねえ賢人、ここおかしいと思わない?」と喋りかけてきた。
カンナが指をさしている場所は部屋の隅だった。
俺はみた瞬間確かにおかしいと思った。
なぜなら、部屋の隅の周りには黄色い絵の具がぶち撒かれていたが、本当にすみっこのところだけ絵の具がついていなかったのだ。
他の隅もそうなっているのかとみてみたが、どの隅も絵の具がかかっているか、周りと同じでかかっていないところしかなかった。
そして、改めて謎の隅を覗くとそこにはさっきまでなかった手のひらサイズの丸っこい機械が置いてあった。ボタンがついていて、そこを押してみると
「ねえねえ聞こえる?神原だよ。詳しいことは後で説明するからそこの隅を指で押して。そうしたら、壁が開くから」
俺は訳がわからないことが3つもあった。
一つ目は、扉が開くとはどういうことなのか
二つ目は、神原はどこにいるのか何者なのか
そして三つ目は、ずっと知りたかったことで、ここはどこなのか。
神原は後で説明すると言っていたが、俺からしたら今説明して欲しいよ。
よくわからないまま隅を指で押した。
すると、文字通り後ろの壁が自動ドアのように開いた。
そして、俺とカンナは先へと進んだ。