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オリの幻想体2
羊飼いくん。
**F-01-112羊飼いの少年**__(Shepherd Boy)__
羊飼いの少年は、この先もきっと心身共に腐っていくのだろう
危険度:HE
クリフォトカウンター:1
攻撃属性:WHITE
作業中のダメージ量:1~5
良い:なし
普通:6~16
悪い:0~6
最大PE-Box:16
脱走するかどうか:o
〈作業好感度〉
本能:
Ⅰ:通常(50%)
Ⅱ:高い(60%)
Ⅲ:最高(90%)
Ⅳ:高い(70%)
Ⅴ:通常(50%)
洞察:
Ⅰ:通常(45%)
Ⅱ:通常(45%)
Ⅲ:低い(30%)
Ⅳ:低い(30%)
Ⅴ:低い(30%)
愛着:
Ⅰ:低い(30%)
Ⅱ:低い(30%)
Ⅲ:最低(10%)
Ⅳ:最低(10%)
Ⅴ:最低(10%)
抑圧:
Ⅰ:通常(45%)
Ⅱ:低い(30%)
Ⅲ:最低(10%)
Ⅳ:最低(10%)
Ⅴ:最低(5%)
〈収容違反時の耐性状況〉
RED:弱点(×1.7)
WHITE:耐性(×0.5)
BLACK:耐性(×0.8)
PALE:弱点(×1.7.)
〈EGO〉
EGO GIFT(ギフト):
獲得確率:5%
着用効果:精神+5 作業速度+3
着用部位:目
着用姿:目から黒ずんだ血が垂れ下がる。
武器(EGO Weapon):
名称:悪戯心
攻撃属性:WHITE
武器評価:HE
ダメージ量:10~20
攻撃速度:遅い
タイプ:近距離
製造コスト:35 PE-Box
最大製造可能数量:2
着用要因:自制Ⅳ 職員ランクⅢ
特殊能力:同室にパニック職員がいる場合、50%武器攻撃力が増加する。また、該当職員の数だけ増加回数が増える。
詳細説明:元は誇り高き羊飼いの斧だったが、少年の嘘と共にその刃は錆びつき、黒ずみ、ただなれ果てていった。
正直者の頭を潰し、抉り出したいのならば、どうぞご自由に。
防具(EGO Suit):
名称:悪戯心
防具評価:HE
製造コスト:35 PE-Box
最大製造可能数量:2
着用要因:自制Ⅳ
特殊能力:なし
詳細説明:その心をすっぽりと包み隠し、またその身を守ることもできるだろう。だが、楽しいのか、いつの間にかべらべらと嘘を言うようになる。
何を言っても、誰も耳を傾けないが。
耐性状況:
RED:弱点(×1.3)
WHITE:耐性(×0.6)
BLACK:耐性(×0.5)
PALE:脆弱(×2.0)
〈管理方法〉
管理方法1:作業結果が悪い場合、クリフォトカウンターが1減少した。
管理方法2:作業中に職員がパニックになった場合、F-01-112は収容違反を起こした。
管理方法3:職員ランクがⅢ以下の職員がF-01-112の収容室に入った場合、該当職員がパニックになった。
管理方法4:職員ランクがⅣ以上の職員が作業をした場合、作業成功率が45%下がった。
管理方法5:同職員がその日のうちに悪判定を2回出した場合、F-01-112は収容違反を起こし、該当職員が死亡した。
〈観測結果〉
観測レベル0:一見なんてことの無い少年だが、これには非常に強烈な裏がある。
観測レベル1:少年は、羊飼いだった。「大変だ!すぐ近くに狼の群れが来ている!早く追い返さないと羊が死んでしまうぞ!」嘘を吐いたことがさほどなかった少年は、退屈しのぎに少し冗談を言った。大慌てで走っていく羊飼い達を見て、少年は実に愉快そうに笑った。
その後にこっぴどく叱られたが、少年は、少し嫌われたことには気付かない。
観測レベル2:また悪巧みをする。「大変だ!狼が!羊が大変だ!今度こそ本当だ!」迫真の演技に羊飼い達は大慌てで駆け出していく。少年は、嘘が上手くなっていた。戻ってきた羊飼い達は、怒りに震えていた。それさえにも気付かない。また嫌われたことにも気付かない。
観測レベル3:何度かこれを繰り返すうち、少年は積み上げた信頼を失った。次第に、嘘を吐く楽しさに取り憑かれていった。だがある日、少年は出会ってしまった。こんなちっぽけな少年の何倍もある、大きな熊に。遊びで山奥に来た時のことだった。羊飼いの斧で抵抗もむなしく、折られる。結果、少年は熊に食い散らかされた。幸いにも、熊は飽きたのか途中でとこかへ行った。全身血まみれだから、包帯でぐるぐる巻きにした。足が無事なので、なんとか歩く。
観測レベル4:牧場へ戻ると、少年は助けを求めた。「お前なんか、もう誰も気にしない。罰が当たったんだ。」誰もがそう言った。少年はただ疑問だった。もう信頼など、全てがどうでも良かった。そして、牧場を追い出される。時間が経つうちに肌は黒く変色し、髪は伸び、姿は変わっていった。けれども、嘘を吐く楽しさがどうしても忘れられない。
観測レベル5:ある日、笑い声と談笑が聞こえる平和な牧場に出向いた。巧みな嘘を吐き、羊飼い達を皆殺しにした。後悔などなかった。あの時と同じ、全てがどうでもよかった。ただ、正直者達は、少年を否定したからだ。
羊飼いの少年は、この先もきっと心身共に腐っていくのだろう。
〈作業進行時の言動〉
作業開始:羊飼いの少年はもはや何も見ない。その目には何も映らない。ただ、何もかもを抉り傷付ける嘘を吐くだけ。
作業中間:羊飼いの少年が口を開くとき、極限まで警戒と注意を怠ってはならない。何故なら騙され、絆され、実に簡単に潰されてしまうからだ。もしも信じてしまった場合には、全てを覚悟しろ。
作業終了:羊飼いの少年は、何もそれに映さない。ただ1つ、嘘を除いて。だからこそ極限の警戒と注意を。