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私がヒーローになるまで.三
《もくじ》
第一話 クラスメイト一
第二話 個性テスト 上
第一話 クラスメイト
ー一年A組教室前ー
“ガラガラガラ”
「だよなー」
「そ、お前どう思うわけよー」
「おーぅい。お前ら席につけー…」
「あ、先生きたぁ!」
“ガタガタッ”
「今日はこのクラスに、転校生が二人やってくる…」
「二人ー?」
「女??」
「男じゃね?」
「静かに〜」
「それじゃ、入ってこい」
「「はい」」
“ガラガラ↑ ガラガラ↓”
「男女一人ずつかー」
「初めまして、霊乃 死神です。個性は傷を癒すものと死を操るものです」
「僕は麗華 霊です!個性はどんなものとでも話せるものです」
「「よろしくお願いします!」」
“パチパチパチパチ〜”
「席は…二つ空いてるところがあるからそこに座ってくれ」
「はい」
と…言われても…
「霊はどうする?」
「僕は後ろがいいから…」
「奥の席?」
「うん」
「じゃあ私は前の席だね」
“ガタ…”
「今日の一限目は自主だー。各自好きにしてろー…」
「やったー!さっそく…」
「なあなあ!」
「はい?」
「お前、このクラスだったら誰が好みだ!」
「……」
何言ってるんですかねこの人は。今日、今さっき来て好み?普通聞かねえわボケ。
「そうですねえ……」
「ドキドキ」
「だぁれも居ません」
「えー!?」
「今日来たばかり、私としては名前も知らない人達に好みを教える気はありませんし
…」
「真面目タイプかよー…」
「…強いて言うならあの人ですかね」
「え?ちょっと待て?どいつだ?」
「あの人…」
「あいつ……?」
「はい、そうですけど?」
「やめとけっ!?!?」
「どうしてですか?」
「いや、ほら。見た目的に…あれじゃん?」
「《《他人》》に好みを指摘される筋合いはありません」
「辛口っ」
「ま、見た目とか周りの印象とか関係ないですからね、人ってものは」
「…」
「人は性格…中身が一番です」
「…たしかに…そうかもなー、すまんな!」
「いえいえ、初日は誰かしらと話して馴染んだ方がいいので」
「ならよかったわ!」
「あ、俺の名前言ってなかったよな。俺は|愛河富 真維《あいがと まい》!個
性は風を操る!よろしくな!」
「よろしくお願いします」
「なぁに、女子と2人ではなしとんねんっ」
「のわっ!?」
「俺は|乃木 御襟《のぎ おえり》っちゅーもんや。これからよろしゅうな!」
「よろしくお願いしますね」
「二人で女の子一人を追い詰めないのっ!!」
“ボコンボコン”
「いってーっ」
「俺ら何もやってないねん!」
「ふーん、あっそうー?」
「あ、私は|愛香 薄闇《あいか うすや》!個性は体を自由に変形されるもの。
これからよろしくね」
「よろしくお願いします」
「っ〜たんこぶできたやないか!どうしてくれんねん!!」
「ねー、死神ちゃん!」
「はい?」
「死神ちゃん好きな食べ物って何?」
「私は…」
辛いものって言いたいけど…言ったら引かれるよね。
「私はきな粉餅とか好きですよ」
「へー、なんか意外!」
「?」
「もっと…お肉!、とか言いそうだったからさー」
「お肉も好きですけどね。きな粉餅の方が五万倍美味しいし好きです」
「ww」
「俺ら忘れんといてや」
「そーそー」
「うるさいっ!!」
「別に忘れてませんよ。ただこの類のものは男子はあまり好きではないと思いまして
」
「そーそー、話したければ勝手に入りゃいいでしょー」
「お前がいるから入りたくても入られないっちゅーねん」 (ボソ
「あ?」
「何も言ってないで〜?」
「ジーーー」
「何や!文句あんかいな」
「わー、きな粉餅好きなんだ〜」
「ビクッ」
どこから声が…
「あー、ごめんねぇ。驚かすつもりはなかったんだけど〜」
「い、いえいえ。気づかなかったこちらも悪いと思いますし…」
「気づかなくって当然だろ」
「?」
「こいつの個性、透明化だからな」
「結構使い勝手いいんだ〜//」
「そ、そうですか…」
「私はー、|二色 冬夜《にしき とうや》だよ〜。男の子みたいな名前だけど立派な女の子だから
ね〜?」
「私って言ってる時点で分かりますよ」
「一応だよーいちお〜」
「そうですかー、へー」
「私ね〜、おはぎ好きなんだ〜」
「おはぎも美味しいですよね」
「きな粉餅の方がいいけど」 (ボソ
「んー?」
「何でもありません」
「てかさ〜。敬語やめよ〜?」
「ですけど」
「新人だからーとかー。関係ないから〜」
「同じクラスメイトとして敬語ってなんかさ〜」
「たしかに……」
「だからタメ口タメ口〜♪」 ╰(*´︶`*)╯♪
「うん、分かったー」
「うんうん、こっちの方が親近感あってやっぱいいね〜」
「そうかな?敬語とか関係ないと思うよ」
「えー?」
「敬語とか、タメ口とか、そう言うの関係ないと思う。敬語でも仲がよかったらその
ままじゃん?だから関係ないと思うよ」
「…確かにね〜w」
「死神ちゃんに言われるとすごい説得力が…」(ボソッ
「何か言った?」
「ううん〜」
「そう…?」
絶対何かしら言ってたよねー?気のせい…?
「そういえば…」
「えーっ!?」
「マジかー」
「へー」
私達はそのまま何となく話して仲良くなった。他のクラスメイトとともちゃんと話した。当たりま((
ともかく、クラメイは全員友達感覚になった。(た多いねw)
第二話 個性テスト
「今日でここ来てから一週間か〜」
その通り(?)、今日で一週間…ヒーローアカデミヤに通った。みんなと結構仲がいい。転校生でこの結果はいい方だと思う。うん、
“ガラガラガラ↑”
「おーい、全員席につけ〜」
「おー、せんせーきたかー」
“ザワザワ……” (声が少なくなってくる。
「えー、今日は個性テストをする」
「「え“っ?!」」 (クラメイ全員
「?」
「あー、そういえば死神と霊は知らなかったな。個性テストは…やったほうが早い」
「ガタッ 説明する雰囲気になっておいてそれはないでしょ!?」
「あっ」
「いちいち大声出すんじゃない…」
「す、すいません…」
「…そしたら全員コスチュームに着替えろー。着替えてたらバスに乗って目的地に行
く」
「「はーい」」
「ちゃっちゃと着替えろー」
“ブインブイン”
「え…」
「あ〜、そういえば知らなかったね。コスチュームのしまう所〜」
「そういやそうやな〜」
「ま、もう見たしわかるっしょ?」
「う、うん…」
「死神…」
「あ、霊」
「どうした?」
「コスチュームって絶対着ないとだよね?」
「そりゃそうでしょ。なんで?」
「いや…恥ずい」
「……」
「ブッ」
「っーっ。だから着たくない!!」
「着て。」
「うぅ…」
楽しみだなぁww
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ーバス乗って目的地到着ー
「www」
「だから笑わないでよぉ」
「いやうさ耳wがっついてる…wパーカーにww」
「ぶあっはっはっ霊なんだよそのコスチュームっwおもしれ〜!!」
「なっ、響くんまで!」
「笑うくらいいいじゃねぇーか!ヒーローは笑っとかないと!」
「それとこれとは話が違うッ!!」
「「あっはははw」」
一緒に笑っている響って言う人はクラメイ。
「…」
「わぁ〜。死神ちゃんのコスチューム、可愛いね〜!」
「ほんまや!」
「すっげ〜」
「かっわ!」
「いやぁそれほどでもないよぉ//」
「照れてる」
「照れとる」
「照れてる〜」
「照れてるな」
「ち、違っ!?照れてないっ」
「「「「(可愛い)」」」」
「結婚してくれへんか」
「結婚してくれ」
「結婚したいな〜」
「結婚したいっ」
「へっ?えっ//?何言って?」
「あ、ごめん心の声が出てしもうた」
「ごめんごめん〜」
「すまん!」
「ごめんねー」
「恥ずかしいからやめてよ!」
「おいお前ら、静かにしろ」
「「「「「ごめんなさい!?/すんまへん!」」」」」
「こっから俺は見てるだけだ。」
「って、事は…!」
「初めまして、こんにちは。僕はSSだよ」( ◠‿◠ )
「プロヒーローSS?!こんなところで拝めるなんてっ」
「凄い…!」
てか隣でブツブツうるさい人がいるんだけど、助けてっ!
「ここは、僕が作った個性発動許可がおりているテスト場です。ここでは個性テスト
や対戦などをするんですよ」
「「へー!!/腕がなるで!」」 (全員
「それでは早速順に個性テストをやっていきましょう」
「「はい!」」 (クラメイ
「緊張するぅ…」
「ねー、というか私の個性対戦じゃないと無理なんだけど…」
「あ、そういえば…」
「どうしよ…」
「先生達、個性自体は知ってるからなんとかしてくれるんじゃない?」
「そうだね…」
「とにかく、いつかやる対戦の時のためにみんなの個性見ておかなきゃ!」
「そうだった!!」Σ(゚д゚lll)
「「急がなきゃ/だよ」」
えーっと長くなりましてね。…えースクロールお疲れ様です!
(最近やってなさすぎてなんか変)最近やってなくてすいません!これからちょこちょこですけどやっていきます!おつ桜🌸