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第三話
先生 「そんじゃー、卒業式の歌キメるぞーーーーー」
そう先生が言った。
九郎 (めんどくせーーーーーーーーーー)
みんなどの曲にするか真剣に考えている。
卒業式とか歌とかどうでもいいと思っている俺は机に突っ伏していた
すると───
紀子 「九郎さん!!マジメに授業受けなさい!!」
俺の隣の席に座っている女子───紀子に怒鳴られた。
紀子はルールや規則に厳しい委員長タイプの女子だ。
現に児童会の委員長も務めている。
さっきみたいに誰かだ机に突っ伏しているとさっきみたいに怒鳴ってくるのだ。
九郎 「マジメに受けてます〜…。」
紀子 「ふうん」
あ〜あ。めんどくせえやつが隣になってやんの。
また席替えがあるまでこいつの小言を聞きながら過ごさなきゃいけないのが憂鬱だ。
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放課後───
紀子 「九郎さん、ちょっと話があるの。」
九郎 「?」
紀子にそう言われるがままに校舎の裏へ。
紀子 「あの───」
なんか言いづらそうな言葉を無理に言おうとしている感じがある。
九郎 「????」
紀子 「───オバケとケイドロって、したことありますか?」
九郎 「HA?」
いきなり呼び出されて、人がいないところで話そうとしたことがこれかよ
紀子 「いや別に……。知らないなら別にいいんですけど───」
九郎 「いや、知ってる。」
俺がそう言うと、紀子がこっちを振り向いた。
紀子 「その時の状況、詳しく教えて。」
はじめとぽんきちとケイドロに巻き込まれた時の状況を紀子に話した。
紀子 「私たちと少し違う…。」
話を聞き終わった紀子がそう言葉を漏らした。
九郎 「俺たちと違うってどう言うことだよ?」
そう尋ねると
紀子 「ええっと───」
数分後
紀子 「その日いきなりケイドロが始まってから、同じような時間に校舎や運動場にいるとケイドロが始まるようになってしまったの」
紀子の話をまとめると───
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先週の金曜日、筆箱を忘れたことに気づいた紀子は急いで学校に行った紀子。
筆箱がないのに気づいたのが4時45分ぐらいで、学校に着いて教室に行くころには55分を過ぎていたらしい。
筆箱を見つけて家に帰ろうとした瞬間、5時のチャイムが鳴った。
チャイムが鳴り止んだ瞬間、学校の中のどこかの教室に飛ばされた。
そこには自分の他に2人の子がいた。
その時に襲ってきたオバケは小柄で古い電話の上に浮かんでおり、ピンク色のワンピースを着ていたらしい。
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九郎 「そのオバケって───メリーさんじゃないか?」
紀子 「メリーさん?」
九郎 「神出鬼没な人形のオバケだ。自分を置いていった子供を探しているらしい。」
紀子 「怖」
俺も一度だけ会ったことがある。
父さんの妖怪退治の現場についていった時に見た。
九郎 「とにかく、5時になるまでに学校から出るぞ。」
紀子 「そうしましょ」
一度教室に戻って自分のランドセルを持って学校の外へ出る。
はじめ 「あ、センパイ」
九郎 「いいからはやく外に出るぞ!」
はじめ 「なんで?」
紀子 「またオバケに襲われますよ!」
はじめ 「えやだ!!」
時刻は今にも5時になろうとしている。
九郎 (間に合え───)
だが───
───5時のチャイムがなった。
その瞬間、周りが真っ暗になって校舎が木造に。
運動場も古めかしい見た目になった。
別の方向から───
秋彦 「えーーー!?またケイドロするのーー?」
さと 「オバケさんを観察できる〜〜!!」
すぐ近くから男女の声が聞こえる。
そっちに行くと
はじめ 「あ!!ひこにゃん!!」
秋彦 「あれ?はじめちゃん?」
はじめが男の子のことを「ひこにゃん」と呼んだ。
ひこにゃんと呼ばれた男の子も反応する。
九郎 (おいちょっと待て"●こにゃん"って彦根城かどこかのキャラクターじゃねーか)
紀子「ひこにゃん…?」
九郎 「なんで呼び方がひこにゃんなんだよ」
はじめ 「だって秋彦くんって言うんだもん!だからひこにゃん!」
九郎 (無理やりすぎる………)
さと 「この人、はじめちゃんの友達?」
はじめ 「へ…っ…。」
紀子 「なんでそこで固まるんですか?」
ぽんきち 「はじめちゃんって九郎くんのこと好きなの?」
はじめ 「ふえっ!?」
さと 「その反応ってことは九郎くんのこと好きってことでいいね」
はじめ 「違うし!!!!」
秋彦 「みんな…………。雑談はいいけど後ろみて」
はじめ&さと&ぽんきち 「ゑ…………。」
後ろからメリーさんと青マントがこちらにきていた。
紀子 「逃げましょう!」
紀子がそう叫んだ瞬間
さと 「わーーーい!新種のオバケさんだーーー!!!」
さとがそう叫び、メリーさんと青マントの方へ走っていく。
はじめ 「危ないよ!」
さと 「ランタンはつどーーー!!」
メリーさん&青マント「!?!?」
ランタンを当てて気絶している二人に近寄ったさと。
すると──
──どこからかスケッチブックとペンを取り出し、その場に座り込んで絵を描き始めた
九郎 「何してんの」
さと 「オバケさんの観察!」
はじめ 「……………。」
ぽんきち 「捕まるよ…。」
秋彦 「危険すぎじゃない?」
紀子 **「やめなさい。」**
さとは二人を──
じーーーーーーー。じろじろ
と見て周りをぐるぐるまわり、
ペンで二人をツンツン触っている。
はじくろ 「帰りたい。」
ぽんきち&秋彦&紀子 「もうヤダ」
そして最後にさとは──
**どこからか出したシャーペンで二人を刺した。**
メリーさん&青マント 「……💢」
いきなり飛び起きた二人は狂ったようにさとを追っかけ回している。
さと 「きゃはははははwww怒っちゃったww」
九郎 「そら怒るわ」
はじめ 「ねえもう何してんの。」
さとはそして捕まった。
紀子 「助けなくていいですよねもう」
九郎 「自業自得だしな」
ぽんきち 「このまま帰ろ。」
秋彦 「そうしよう。」
はじめ 「え〜…。可哀想」
九郎 「どこがだよ」
はじめ 「え〜〜……。」
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その後勝った。余裕で。
キャラクター紹介
はじめ
さいほうとオバケが大好きな女の子
オバケの形をしたポシェットがお気に入り
トイレの花子さんにきょうみしんしん
九郎
バンカラなふんいきの少年
歴史ある妖怪退治屋の家系の生まれ
はじめの活発さにふり回されがち
ぽんきち
おくびょうでお調子者な子どもの豆だぬき。
妖怪としてはまだまだひよっこ。
自分では上手くニンゲンに化けているつもり。
秋彦
妖怪や都市伝説が大好きな男の子
将来の夢は妖怪研究家
撮ったオバケ写真を現像できないのが悩み
紀子
ルールや規則にうるさい委員長タイプの少女
自分にも周りにも厳しいが
ひそかにステキな物語に憧れている
さと
マイペースでオバケ好きの女の子。
オバケのかんさつ日記を書いている。
ノートとペンはどんな時でも手離さない。
さとちゃんはちーのさんから頂いた子です!
ちーのさんありがとうございます!
今回のおまけ情報
__はじめたちが通ってる小学校には普通に人外がいる__
ぽんきち 「ボク4年生〜」
九郎 「ある意味怖くね?」
はじめ 「ひこにゃんだって人外じゃない?」
さと 「ひこぽんコンビ爆誕!」
九郎 「デコポン?」
はじめ 「デコピン?」
ぽんきち 「ガチャピン?」
紀子 **「著作権」**
さと 「はじめちゃんのやつとぽんちゃんのやつ何か違くない?」
秋彦 「僕ニンゲンだよ?人だよ? __あとひこぽんって何__」
九郎 「知るか」
ぽんきち&秋彦 「wwww」
**続く**