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一つ目の噂
「知ってる?綾森町。」口を開いたのは、丹森高校二年生の、京。
「えー。知らないよ」
「んなもん知るか」
ほぼ同時に反応した、道と夕。
「んとねー、都市伝説がいっぱいある街なんだよ~」
「えー何それ!楽しそう!」元気いっぱいな、ニ年の道。
「どうせ実在しねえだろ…京の言うことなんてだいたい嘘だ…」疑っている様子の、同じく二年の夕。
「おい待て、続きがあるんだよ。そ、れ、が!何と!実在するのです!!」
「「えー?」」2人の声が重なる。
「嘘でしょ」
「嘘だ」
疑わしい反応をする2人。
「ま、まあまあ…行ってみよーよ!」怪しげな反応をどうにか打ち消そうと、陽気に言う京。
「やだー。遠いでしょ~?」
「めんどくさそうじゃねえか…」
乗り気じゃなさそうな2人。
「おねが~い!2人の力が必要なの…」潤んだ瞳で見上げる京。
「え、そーなの!?じゃあ私、行く!」と、道。
「道お前…ちょろすぎだろ…」夕。
「いーじゃん!ゆーちもいこーよー!」
「ええ…」
「よし!行くぞ!!」
かくして、3人は冒険に出発したのだった!
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