おやすみ

iw side 　「ただいま」 あれ、翔太？ もう寝ちゃったかな、 キョロキョロと周りを見渡すと、ソファーで横になっている彼を見つけた もう、ソファーで寝てんじゃん 少し大きめのバスタオルをかけてあげる そして始まる寝顔の鑑賞タイム 起きててくれても嬉しいけど寝ててもいいわ 少し幼くも見える彼の顔をまじまじと見つめる １枚だけ写真を撮ってみた 翔太に見られたら怒られそw いつ見ても大好きな恋人の寝顔の写真をニマニマと眺めていることに気づきスマホを閉じた もう一度寝てる彼のほうに目を向けるとすやすやと眠っている 今ならキスしてもバレないかな、 起こさないようそっと触れるだけの口づけをした お風呂入ろ、 そう思い立ち上がってお風呂場へ向かう 　　　「 ひかる、 」 振り向くと眠そうにこっちを向いている翔太 　「 ごめん､起こした？ 」 nb「 ん、いや､大丈夫、 」 　「 寝てていいよ？ 」 nb「 今からなにするの 」 　「 お風呂入って寝る 」 nb「 じゃあ､まっとく 」 　「 いや、先寝てていいよ 」 nb「 いや、一緒にねたい 」 　「 うん、わかった 」 　「ちょっと待っててね？」 いや俺の彼女かわいすぎない？ 一緒に寝たくて待っててくれるの？ 寝ぼけてるからかちょっとツンデレのデレが見える 急いで出てこよ 入ってる間に寝てそうだし それからは急いで上がりリビングに向かう 　「 翔太あがったよ 」 そこにはやっぱり寝ている翔太が 頑張って起きとくんじゃなかったの？ まぁかわいいから全然いいけど 起きる気配がないのでお姫様抱っこで寝室まで運ぶ 心配になるくらい軽いんだよね 腕の中で無防備に寝ている彼に口づけを落とす かぁわい 起こさないようにそっとベットに下ろす 　「 おやすみ 」 夢の中でも彼に会いたいと願いながら目を瞑る いつも通り腕の中に彼の温もりを感じながら眠りについた