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無限地獄と私 第1話 地獄の始まり
作者が暗く、文章力が足りないですが、できるだけ楽しくやりますのでそれでも見たいと思う方は見てください。
ガッカリさせないよう頑張ります。
(オリジナルですが、似たような作品がもしあればすいません)
とある学校にはある噂があった。
お化けの女の子が、学校生活を送っていると。
その噂は瞬く間に広まり、学校に苦情が殺到したという。
しかし、苦情が来ても、何故か学校はつぶれなかったのだ。
一体なぜだろうか?
絶対的な権力を持った生徒が?学校に実は苦情が届いていない?本当はその話はデマ?
真実は闇の中だ、このお話はその闇を一人の少年が光へと変える物語である。
僕の名前は|山井純《やまいじゅん》、本日曰くつき?の学校に転校してきた者だ。
父の出張についてくる形で埼玉にある普通の学校に来たのだが……
この学校には何故かあまりいい噂がない。
例えばいじめられっ子が自殺した、だとかお化けが出る、だとか、
そんなあるかもわからない内容のものばかり。
まぁ、僕らは中学生だから、どうせ嘘をつくのが好きな変な奴が流したんだろうけどね。
しかし今日から僕はこの学校で生活を始めるのだと考えるとそんな噂があるのはちょっと怖い。
そんなことを考えていると、コンコンと教室のドアをたたく音が聞こえ先生が僕の事を呼んだ。
よーし、やってやる。
こんなうわさを気にしないような学校生活を送れるよう、自己紹介を成功させるぞ!
……簡単に言うと、その計画は大失敗に終わった。
一から説明しよう。
まず僕は教室に入る瞬間に床の溝に躓き、そのまま転んだ。
その時点で結構恥ずかしいのだが、さらに転んだ拍子に上履きが宙を舞い、黒板に当たるとチョークが落ち、見事にそれが頭へと降り注いだ。
そして、その事故をきっかけに僕は色んな意味で死んだ。
僕の学校生活は暗黒の道をたどるかと思ったが、
運のいいことにこのクラスにはもう一人、何故か近寄られない奴がいたのだ。
僕の右隣に座る、長髪の女……|桜井香澄《さくらいかすみ》である。
一体なぜこいつがこのクラスの中で浮いた存在になっているのか知らんが、この際なんでもいいとにかく僕は友達が欲しいんだ!!
そう思い僕は思い切って桜井に話しかけてみた。
「あの!桜井さん!」
「……」
返答は無かった、というか涼しい顔して(皆殺しパーティ!~皆殺しは楽しいよ!~)という本を読むな!
明らかに、変な奴なのは確かだったが、今の僕に友達になってくれそうなやつはコイツくらいしかいない。
一応クラスの人に話しかけてみたが、苦笑いされて終わりだった、これで友達になって~とか流石に恥ずかしすぎるだろ!
「あの!桜井さん!!」
「……ん?」
桜井はそういうと本をパタンと閉じ、首だけこちらを向くと気怠そうな声で聞いてきた。
「……一体何の用?本読んでたんだけど?」
「単刀直入に言おう!僕と友達になっ――」
「お断りします」
そういう僕の声を遮って食い気味に答える。
嘘だろ……そんなに僕と友達になるのが嫌なのかよ。
そう思い絶望していると、桜井はまた本の世界へと入ってしまった。
どうしようか、友達になれる前提で話を考えていたから俺は今何もできない。
やっちまった、これが僕の悪い癖だよ。
一つの事を考えすぎて、ほかの事を一切考えない。
あーあ、これからどうしようかな……
「ねぇ」
「はい?」
そんなことを考えていたら、何故か急に桜井がまた話しかけてきたのだ。
これはまさか、友達に、なってくれる!?
さっきは多分恥ずかしかっただけなんだろう!やった!
っと思っていた僕は見事に空回りすることになる。
「貴方は私の噂を聞いてないの?」
は?噂?一体何のことだ?というか、噂があるのか?
桜井は、はぁと小さく息を吐くと、
「知らないのも無理ないか、転校してきたばっかりだもんね」
とまたもや開いた本を閉じる。
いや何で開いたんだ?
「私はね幽霊なんだ」
「は?」
ユーレイ?意味が分からん。
そんなの存在……するかもしれないけど、こんなに実態があるように見えるものなん?
だって大体幽霊って言ったら、三角の帽子?鉢巻?みたいなのをつけていて、白装束の足がないやつでしょ?
しかもみんな見えてるし。
「な、なに言ってるの?」
「だから、私が幽霊だって噂があるの!」
「いや、そんなわけないじゃん!?だってめちゃくちゃ、実体あるよ!?」
「そんなこと私に言われても……」
まぁ、それもそうか。
あくまでそういう噂が何故かあるっていうだけだし。
まぁおそらくその髪の所為なんじゃないかと思うけどね。
「……髪のセイ?」
まじか、言葉に出てたみたいだよ。
「……まぁいいか、とにかく私に話しかけてると今度は貴方、いじめられるよ?」
「え?何で?」
「幽霊に話しかけてるって理由で」
「はぁ?」
何でそんな理由でいじめられないといけないんだよ。
どうしようかなぁ……もう結構な日数が立ってて、友達になれる期限みたいなのは過ぎてるし……
友達を作るとしたらこの人しかいないんだよなぁ……
そんなことを考えていると、桜井はまた本を開いて、そこに目を落としながら言い放つ。
「……だからもう二度と話しかけないで、」
「嫌だ」
「え?」
「な、何で?今言ったよね?私に関わらないでって……」
全く予想外の返答を僕がしたのか、開いていた本を床に勢いよく落とす。
しかしそれには反応せず口をパクパクさせながら手をバタバタさせる。
それに対し、何故か僕は冷静だった。
「いや、本当かどうかわからない噂で桜井さんの事を判断したくない」
「は、はぁ……!?」
「じょ、冗談は言わないで!?」
最後に見たのは桜井から放たれた強烈なパンチだった。
――大丈夫ですかぁ?――
いやダメでーす。
――そうですかぁ?授業、始まりますよぉ?――
「え?」
「あ、起きましたかぁ?どうしたんですかぁ?顔から血を流して保健室へ運ばれるなんてぇ~」
この人は確か……保健室の眼鏡妖精こと、遠藤先生だな。
この学校に来て、初めて喋った先生で謎の伸ばし語を使う眼鏡の女性だ。
最初見た時は身長が小さすぎて、小学生かと思ったが、白衣を着ているおかげ何とか保険の先生だと気づいたため印象に残っているのだ。
「いやぁ……まぁ、ちょっと階段を転んでしまって……」
女子に殴られて、運ばれましたなんて言えないって。
遠藤先生は、少し|空《くう》を見つめると、何かを思いついたのか、待てというと白い机へ向かい引き出しを開けて、何かを探し始めた。
あの教室にあるようなやつじゃなくて、でかい職員室においてあるようなやつね。
少し待つと、普通の絆創膏を持ってきて僕の鼻に張る。
「今日はとにかくこれで我慢してねぇ」
「ありがとうございます、それでは失礼します」
何かあの人の空気感が苦手なんだよね……
そこからは教室に戻ってもやることがなかった、体調不良かなんかで桜井が帰っちゃったから。
ただただ授業を聞くだけ……これから僕の学校生活はどうなることやら……
……まぁ一つ言えることがあるとするなら、絶対黒歴史にはなるだろうね!
「はぁ、はぁ、はぁ……」
いつぶりだろうか、人を信用しようとしたのは。
あんなに純粋な目を向けられたのは。
あんなに、胸が高鳴ってしまったのは。
……多分、一〇〇年ぶりくらいかな。
人は信用しちゃいけない……それは分かってるし、私が何でいじめられているのもわかる。
私が一人になってしまうのもわかる。
でも、それでも、あの子と友達になりたい気持ちは失っちゃダメなのかな……
いや、ダメだな、私みたいなやつはあんな子と一緒にいちゃダメだ、ダメなんだ、もう……あんな事はダメなんだ。
あぁ、なんで私は
不老不死になっちゃったんだろう
つまらなくてすいませんでした。
感想等もできたらお願いいたします。