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五つ子注意報!♯6
「はあっはあっつ、疲れたぁ〜!」
私は家の玄関で荒く息をつく。
「江水、ありがとね。」
「う、うん、、」
私はこんなにも疲れているというのに茉音ちゃんは疲れた様子一切なし…恐るべし体力魔、そしてヤンキー
「でも、なんで茉音ちゃんがうちの学校で人気なの?」
「分かんねーな。なんで江水の学校はこんな不良が人気なんだ?」
「それこそ知らないよ…」
あ、実は茉音ちゃんは最強不良×問題児なんだ。
不良っていうのはまあ…否定しないけど…問題児ではないと思うかなぁ。
だって、お母さんの形見のピアスつけてパーカー着てるだけなんだよ?
勉強だってちゃんとしてるし。学年3位だし。
「あれ…?そういえば、あのおじさんって、どうしたんだろう?」
「あ。忘れてたな。まー、どうせちょっとした悪戯だったんだろ。」
「そう、なのかな?」
「そうだ。忘れよう。」
本当にそうなのかな?
「料理するぞ」
「はーい…」
ピアス×パーカーってやばくね?江水は天然なのかな?w