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もう連載しない小説の最終回
みんなでお花見いったよ。
男子全員からものすごい圧をかけられている。
男子全員 (はよ告白せい)
九郎 (怖…)
すると紀子が
紀子 「後15分で帰りま〜す」
男子全員 (いいから告白しろバカが!!ko・ku・ha・ku☆しろ!)
九郎 (もう俺4んでいい?)
唐突にそんなことを思ってしまう俺であった。
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ルカ 「やるなら早くやれよ?」
九郎 「やだよ」
ルカ 「なんでだよ」
九郎 「恥ずかしいもん」
ルカ 「ガキか」
九郎 「4ねリア充が」
ルカ 「HA?」
ルカとそんなふうに言い合い(?)をしているとメアリーが
メアリー 「10年近く想ってたんだから、その気持ちを伝えるだけでいいじゃない。」
それはそうだけど。
九郎 「だから嫌って言ってるじゃん」
メアリー 「さっさと言えよ?」
九郎 「怖」
ぽんきち 「赤信号 みんなで渡れば 怖くない!でしょ?」
九郎 「?」
ぽんきち 「えーとだから、九郎くんにはみんながいるじゃん?だから振られても怖くない!ってこと!」
九郎 「サラッと怖いこと言うな」
ぽんきちは例えが極端すぎるんだよ。まじで
ぽんきち 「てへぺろ☆とにかく頑張ってね〜」
考えるのやめた。もう
言うだけ言って振られたら終わり!ってこと。
俺が立ち上がると
さと 「あ〜w告るんだ〜w頑張ってね〜」
九郎 (相変わらずこのガキうっぜ)
思わず中指を立てたくなった。
さとのことは無視する
すると、
ルカ 「頑張れよ。」
ルカが一声。
俺は頷いた。
九郎 「はじめ…。ちょっと話があるからこっちきて…くれないか?」
はじめ 「は〜い」
はじめと二人で桜並木を歩く。
小学校6年生になったはじめ。
3年生の頃より背も、髪の毛も伸びた。
昔はめちゃくちゃ背が小さかったはじめも、俺より5センチぐらい低いところまで伸びた。
これが成長ってやつなんだろうな
そう思いながら桜並木を歩いていた。
〜数分後〜
はじめ 「あ。そうだ」
はじめが急に何かを呟いた。
そして、オバケ型のポシェットから何かを取り出した。
はじめ 「これ、センパイにあげようと思って。」
それは、猫のキーホルダーだった。
俺とはじめにそっくりな見た目をした2つの猫のキーホルダー。
自分が猫になったらこんな感じなのかなと思って、思わず笑みが漏れる。
九郎 「はじめ、ありがとな」
はじめ 「どういたしまして!」
そう言って、はじめは弾けるような笑顔で笑った。
はじめがキーホルダーをわたしてくれたんなら、俺も言うこと言わなくちゃな。
自分の気物を伝えるだけだけのはずなのに
いざ伝えようとするとめちゃくちゃ心臓がドキドキして上手く伝えられない。
こう言う時はどうすればいいんだ。
もうやめようかな。
そう思った時、
『10年近く想ってたんだから、その気持ちを伝えるだけでいいじゃない。』
メアリーが言った言葉を思い出す。
ルカだって、小学校の卒業式に思い切ってメアリーに告白した。
ちょっと前だって。
『頑張れよ』
そう言ってくれた。
だから。
九郎 「はじめ…。ちょっとストップ」
はじめ 「?」
九郎 「はじめをめちゃくちゃ驚かせるようなこと言うかもしれないから──」
はじめ 「あ。はい(汗)」
そうやって前置きした後。
もうここまできたなら言うしかない。
九郎 「俺は──」
九郎 「はじめが好きだ!」
はじめ 「!」
そう言った瞬間、強い風が吹いた。
あまりの強風に思わず目を閉じる。
数秒後。目を開けると──
桜の花びらが中を舞っていた。
ひらひらと上から桜の花びらが舞い落ちてくる。
上ばかり見ていた俺は、ハッとはじめの方に視線を戻す。
九郎 「え……。なんで泣いてんの……」
はじめはなぜか泣いていた。
はじめ 「だって──」
はじめ 「私だって、センパイのこと好きだった。
だけど、告白できなかった!だって──
──センパイが私のこと嫌いなんじゃないかって思って。
もし告白して振られたらどうしよう。嫌われたらどうしようって思って、
何も言えなかった。」
そこから一拍置いて、初めはこう続けた。
はじめ 「でも──私が凶暴化した青べえに襲われた時──
──センパイが助けに来てくれて、すごく嬉しかった。
あの時、センパイだって殺られそうだったのに、
それなのに私を助けようとしてくれて──
その時に、私はセンパイが好きなんだなって思った」
俺は驚いた
はじめがずっとそんなふうに思っていたなんて、知らなかったからだ。
九郎 「俺がはじめのことを嫌ってるなんて、あるわけないだろ」
そういうと、
はじめ 「そうだとよかったけど、不安だった!ずっと怖かった!」
九郎 「ごめん…。」
はじめはそう叫んだ後、
はじめ 「でも今、センパイが私のこと好きだって言ってくれて、
すごく嬉しかった。だから──」
はじめは大きく息を吸って、こう言った
はじめ 「──ずっと私と、一緒にいてほしい」
はじめは、泣きながら。でも笑顔でそう言った。
その言葉を聞いた瞬間、心臓が大きな音を立てた。
俺が言わなきゃいけなかったことをはじめに言われてしまった。
ずっと私と、一緒にいてほしい
その言葉の返事をしなくちゃいけない。
九郎 「なあはじめ、"ずっと私と、一緒にいてほしい"って言ったよな。」
はじめ 「うん」
九郎 「はじめがいいなら。一緒にいるのが俺でいいなら──」
九郎 「──一緒にいさせてほしい。」
そうやって言った瞬間、なぜかめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
絶対俺の顔赤い。
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!
なんであんなこと言ったんだ。
4んでいいかもう。
ずっっっっっっとかんがえこんでいると
はじめ 「ホントに、私とずっと一緒にいてくれる……?」
はじめが震えた声でこう尋ねた。
その問いに俺は頷いた。
はじめ 「絶対?」
もう一度頷く。
すると──
──ぎゅっ
いきなりはじめが俺に抱きついた
九郎 「ふぁっ!?」
はじめ 「え〜…。ダメだった?」
下から上目遣いで見上げられ、俺はたじろいだ。
九郎 「別にいいけど……。不意打ちはずるいって…///」
はじめ 「センパイ顔真っ赤だ〜w」
九郎 「はじめのせいだろ。」
はじめ 「センパイひどいwww」
九郎 「笑うな」
はじめ 「へへっ」
無邪気に笑ったはじめの頭を撫でる。
すると
さと 「わ〜!!リア充2組目爆誕した〜!」
ぽんきち 「九郎くんたじろぎすぎ〜」
秋彦 「女の子泣かせちゃダメだよ〜」
メアリー 「ずっと見てたわよ」
九郎 「HA?」
いきなり他の奴らが茂みから顔を出した。
はじめ 「もしかして、最初から見てた?」
メアリー 「せいかい!」
九郎 「ふざけんな。」
ぽんきち 「だって心配だったんだもん」
ルカ 「九郎がなんかヘマしてないかって」
九郎 「してねーよ」
紀子 「現にはじめさん泣かしてるじゃないですか」
九郎 「これは違う!」
告白するところをずっと見られていたなんて恥ずかしすぎる。
メアリー 「つまり、二人は両想いだったから付き合うってこと?」
九郎 「え…………。」
はじめ 「多分…。」
さと 「じゃあそう言うことね!はじくろカップル爆誕!」
九郎 「はじくろって何」
メアリー 「はじめちゃんと九郎くんのcp名じゃないの?」
九郎 「勝手に作るな」
はじめ 「私はちょっと嬉しいかも」
九郎 「なんで?」
はじめ 「センパイとやっと付き合えたんだな〜って実感できるから!」
九郎 「まあはじめがいいなら…」
俺がそういうと
さと 「も〜w付き合った初日からバカップル感出さないでよw」
さとに嫌味(?)を言われた。
九郎 「だしてねーし」
メアリー 「だいぶ出てるわよ」
ルカ 「超バカップルだな」
九郎 「4ねよ」
まだ付き合ってちょっとしか経ってねーのにそんなこと言うお前らの方がバカだろーが
そう思ったけど口には出さない。
紀子 「日が暮れそうだから帰りましょ。」
ルカ 「もうそんな時間か〜」
ぽんきち 「でも楽しかったからいいじゃん」
さと 「確かに🦀」
紀子 「じゃあ私たちは先行ってますからね。」
紀子たちが出発してから少しした後に俺たちも出発。
するとはじめがいきなり
はじめ 「ねえセンパイ、」
九郎 「?」
はじめ 「大好きっ!」
九郎 「!?」
まじで不意打ちはずるいって。
ああクッソ恥ずい。
俺ははじめに「大好き」と返す代わりにそっと手を握った。
するとはじめも握り返してきた。
ずっとこの時間か続けばいいのにと思うほど幸せな時間だった。
俺たち二人のカバンには、
お揃いの猫のキーホルダーが夕日を受けてきらめいていた
**完**
時系列終わってやんの。