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boar1222
羅吾×麗衣榨の小説です
フレ様のオリも出てきます。
ただ依頼を待っていただけなのに…どうして…こんなことに…!!
--- 数十分前 ---
「暇過ぎる…」
そう呟いたのは〔偵佳 羅吾〕
羅吾|依頼が来ない…
カランコロン…
羅吾|お客さん…!入ってどうぞ。
??|やぁ、調子はどうだ?
羅吾|って…杏子さんかよ…
入ってきたのは〔餡月 杏子〕
杏子|私じゃ不満だったかい?
羅吾|ちょっとだけ。
杏子|酷いなぁ〜
羅吾|それで、ここに来たってことは依頼でもあるの?
杏子|ああ、そうだよ。
羅吾|杏子さんも探偵だけど?
杏子|別にいいだろう?
羅吾|嫌な予感がするけど…まぁいい。それで、内容は?
杏子|その前に、君の彼女を呼んできてくれないか?
羅吾|…麗衣榨のこと?
杏子|そうだが。
羅吾|麗衣榨は私の彼女じゃないって…いっつも言ってるじゃん。
杏子|まだ付き合っていなかったのか…!?
羅吾|だから付き合わないって!
杏子|それなら今から付き合うことになるかもだな…
羅吾|なんか言った?
杏子|いや、なんでもないさ。とりあえず呼んできてくれ。
羅吾|はいはい…少々お待ちを。
--- 数分後 ---
羅吾|連れてきた。
???|急に呼ばれたんだけど…?
呼ばれて困惑するのは〔麗忍 麗衣榨〕
杏子|来たか。それで今回の依頼なんだが…「愛してるゲーム」というのをやってもらいたくてな。
羅吾|…私達に?
杏子|ああ。
羅吾|はぁー…
麗衣榨|どうする?羅吾。
羅吾|依頼、お断r
杏子|もちろん、お代はいくらでも出すぞ?
麗衣榨|やります!!
羅吾|金に目が眩んだか…わかったよ、やる。
麗衣榨|それで、ルールは?
杏子|ルールは、互いに目を見つめあって愛してると言い合うゲームだ。目を離してしまった方の負け。まぁやればわかるだろう。
羅吾|えぇ…
杏子|それじゃあ早速やっておくれ。
麗衣榨|はいはーい。
杏子|準備はいいか?
羅吾|一応…
麗衣榨|大丈夫。
杏子|それじゃあ…START。
羅吾|…愛してる。
麗衣榨|あ…愛してる…
(これを繰り返し数回目…)
羅吾|愛して…る…
麗衣榨|ぅー…愛して…
羅吾|あ、目離した。
麗衣榨|いや離してない!私は負けてない!!
羅吾|言い逃れはできないよ?この目でしっかり見たんだからね??
麗衣榨|うっ…はーい。負けましたー
羅吾|…杏子さん?
杏子|…結婚日はいつにするんだい?
羅吾|はァ???
麗衣榨|いや結婚しない…
杏子|え…この雰囲気で?
羅吾|そもそも付き合ってないって!!
杏子|にしては2人ともかなりやってたじゃないか。
麗衣榨|それは…あーもう私帰る!!さようなら!!!
羅吾|あちょ…まだお代貰ってないんじゃないの?
麗衣榨|金。
羅吾|もう金に取り憑かれてるだろ。
杏子|はいはい。これくらいでいいかい?
羅吾|…おっけー。麗衣榨は半分くらい持ってっていいよ。
麗衣榨|ありがとう。それじゃあね!!!
羅吾|…疲れた。
杏子|まぁまぁ、イチャつけてよかったじゃないか。
羅吾|いやイチャつきたいわけじゃないから!!
杏子|にしては声のトーンが高いぞ?
羅吾|高くないし。
杏子|高いぞ。
羅吾|高くない!!
らわりい尊いですね。
杏子さんには感謝しましょう。