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今日もまた、私は学校に行く
「ん、んぅ」
まだ寝たいという体を起こして私は起きた。
今日もまた学校、、
また瑠璃に私はいじめられてしまうんじゃないかという思いが一瞬よぎる
なぜ私がいじめられるのか、私が一番知りたい。
まず、いじめだと決めつけてしまった自分が情けない。
だけど、、、誰も教えてくれない
神様はなんで私を不幸の子にしたんだろう、
考えても考えても答えが出ない問いに終止符をうつ。
今日もまた責任感というやつで私は学校に向かった。
「行ってきます」
私は、誰もいない家につぶやいて、誰もいない家を出た。
まただ、今日も私の家の近くで瑠璃が喋っている。
私は気配をできるだけ消してその横を通ろうとした。
しかし、
「ねぇ美浦、むしは良くないよ〜」
「ね!瑠璃がかわいそ〜」
「・・・おはようございます。」
取り巻きたちは特に積極的に嫌味を言ってくる。
「せっかく待ってあげたんだから一緒に行こ〜」
「瑠璃ちゃんまじでやさし〜ほら早く!」
「大丈夫です1人でくので、」
「は?いつもいつもひどくない?うちら何回も誘ってるじゃん一回くらいは一緒に行ってくれない?ま、別に私は一緒に行かなくてもいいけど」
「それな〜」
「・・・」
私はどう返せばいいのかわからない。大人数の友達ができたことがないから、、、いや、自分の意見を無理に通したらもっとひどくなるんじゃないかと怯えているから。
「とりあえずついてきてくれる?」
「、、、」
あの人たちは無言を了解と勝手に受け取り、進み始めた。
「それでさ〜」
「それな!めっちゃ面白かったよな!」
「美浦は話に乗ってこないわけ?」
「私が知らないことだから、話に加わらないだけです。」
いや、ほんとは話したくないので話さないだけ。。。
「何?知らないアピ?テレビ見ないの?」
「はい、そうですけど?」
「はぁ〜」
ため息を吐かれ私はやっぱりひとりぼっちに、、、だってしょうがないじゃん。親もいないんだから、、、なぜ学校に私の分のお金が入っているか、水道費、電気代の請求が来ないのか、それすら私はわからない。
そんなこんな考えているうちに学校についた。やっと学校に、、、