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神様が、人間界で。 2「あいずあ高校」へ
上野 星華
1巻見てみてね!
~前回のあらすじ~
天界で、今、人間界がボロボロでー八神朔とユアが人間界に行くと、悲惨な景色が広がって
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って感じです。この後、どーなるのでしょうか。
たくさんの小悪魔が笑いながら空飛んでいるのだから。
私、ユアは絶句する。啞然としていると、横から声が聞こえてきた。
「おいユア。しっかりしろ!ボーっとしてる場合じゃないぞ!」
……あ!しっかりしないと!
両手で2つのほっぺたを叩く。
「じゃあ、ユアは情報収集を、俺は魔族をどうにかする。」
「承知いたしました。では、八神様!また後で。」
私はそう言ってすぐに駅に向かった。
なぜ私は駅に向かったのか、それは、新聞を買うため。
結界が張られたのは最近。しかも、結界が張られる前は普通の人間界だった。
もちろん、結界が張られる前は毎日人間界を見ていたし、ちゃんと分かる。
つまり、こんな人間界になったのも最近ということになる。
だから、より新聞にこの件について書かれている可能性が高い。
「…あ、お金」
私は人間界に住んだ事すらない。
だから、人間界のお金など、少しも持っていないのだ。
新聞を買うにはお金が…!
…まあ、作るか。
人間界じゃ、偽造で逮捕されるけど、ダメなんだけど!こうだもん!現状!
すみません!と思いつつこっそりと作る。
「ァ サーヴァ アック ロァ!」
そう小声で唱えて、すぐに新聞を買った。ちゃんと2つ。
『ユア、集合場所』八神様がテレパシーで言う。
『承知いたしました。』とテレパシーで伝え、技で八神様を探し、八神様のもとへ急いだ。
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俺、八神 朔は、ユアと別れたあと、すぐに空に行き、魔族を倒していった。
40体くらい倒したところで、俺は見た。巫女服の女が上級魔族と戦っているのを。
俺は巫女と戦っている魔族をターゲットにして、魔族の肩に手を置き、こいつを爆発させた。
「はあ、あんた誰?私の魔族に目をつけないで頂戴」
「ごめんって。で、あいずあ高校の子だろ。名前は?」
「博麗霊夢」
「そうか、ありがとう」
「はあ、私はそろそろ行くわ。」
俺は博麗霊夢と会話して、ひらめいた。
`俺たちが、「あいずあ高校」に入ろう。`
早速ユアに伝えないと。俺はテレパシーを使った。
そしたら、すぐに返事が来た。
『承知いたしました。』
おお、返事はっや。
「…さすがじゃん」
俺はそう言い背後を見る。
「スピードの神様と呼ばれる、ユア。」
一瞬で来たな。さすが。…冷静になったか、やっと。
「さて、ユア。情報共有のお時間だ。ユア、発見、あったか?」
俺がそういうと、ユアが紙の束を差し出した。
新聞だ。俺が1つ手に取る。
大体はあってる。想像通り。結界ができてから、一気に魔族がきて、か。
「あ、あの、八神様はなにか、発見されたのですか?」
「俺は、「あいずあ高校」に入ろうと思う」
「あいずあ高校って、試験が難しい、魔族をoす、ための高校の?」
「ああ」
少し間をおいてユアは喋った。
`「さいっこうに、いいじゃないですか!あいずあ高校に入るっていう案!」`
ユアは興奮しながら言った。
「それと、見てください。」
ポスターか、【あいずあ高校、第一試験、5月5日。第二試験、5月9日】か。
第一試験は3日後か。
俺は天界のみんなに、今の状況を伝える事にした。