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# みこと
次の仕事に行く前に 、
一旦家に 帰る 。
黄 「 あれ … らんらん ? 」
桃 「 ぁ 、 みこと … 、 」
どうしよう 、 また何か言われてしまう 。
みことの 言葉で 俺の努力が 消されてしまう 。
遊び呆けてた 事に なってし まう 。
黄 「 こんな 遅くまで バイト してるん ?! あかんよ ?!」
桃 「 … へッ 、 ? 」
黄 「 あれ 、 違ったん ? 」
桃 「 あ 、 いや 、 違わない … けど … 、 」
なんで みことは 知ってるの ?
なんで ? どういうこと ?
そういえば みことは 、 俺に対して 悪口 を 言わない 。
勉強してようが 、 料理してようが 、
おもちゃを買っても 、 本を買っても 、
「 ありがとう 」とか「 わかった! 」とか 、
取り敢えず肯定的 だった 。
黄 「 ほら ! はよ帰らんと ! 」
黄 「 らんらん べっぴんさん なんやから 、 攫われてまう ! 笑 」
桃 「 そうかな 、 ありがと … 、 笑 」
桃 「 でも 帰らないと だね 、 笑 」
どうせバレたんだし 。
みことが 寝た後に 家出れば 間に合うし 。
全然 大丈夫 。
でも そういえば 、
なんで みことは いるまたちに 、
俺は バイト に 行ってる って 教えないんだろう 。
みことは 兄弟 喧嘩 で 、 誰かが誰かの悪口を 言うと 、
1番 怒って 、 1番 悲しむのに 。
… もしかして 、
家族は みことの 前では 俺の悪口 を 言わない … ?
そうなのかも しれない 。
というか みことこそ こんな遅くまで どこに ?
次つぎに 浮かび上がってくる 疑問 に
脳が 支配される 。
黄 「 あぶないッ ! 」
桃 「 え ? 」
*き ー ッ !!*
黄 「 らんらん ッ 、 ! 」
黄 「 らんらぁ゛んッ !! 」
桃 「 い゛だい゛ッ ! ねぇッ 、 いたい ゛ ッ !! ( 泣 」
黄 「 救急車 ッ 、 ! 」
桃 「 __いたい … __ 」
そこで俺の意識は 、 遥か彼方に 飛んで行った 。
あ、らんらんは生きてますよ