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ねこゆうれい3話 再開
僕は足音の正体が分かるまで待つことにした。
ガサッ、ガサッ、、、
なんだか草むらを歩いているような音だ。
ガサガサガサガサ、、、
急に焦ったように足音が早くなった。もしかして、僕に気づいたのだろうか。
、、、僕は、殺されるのだろうか。、、、
でもまだわからない。もしかしたらいいやつなのかもしれないし。万が一僕を殺すようなやつでも僕はもう死んでいて、幽霊になっているから大丈夫なのだ。
「天、、乃ぉ、、、!」
足音と混ざってよく聞こえなかったが、僕の心のなかでは何を言われたのか分かっている。
―――僕の名前を呼ばれたんだ。―――
でも僕の名前を知っている人は、、、いない、、、
いや、いる。
―――四ツ木 星楽―――
、、、「あいつ」が、、、
ここで待っていたら、きっと、あいつにまた会えるよね??、、、
僕がおまえを守れずに死んだことを誤りたい。さっきはごめん。おまえの話をちゃんと聞いていたら
心残りもなく死んでいたと思う。
本当にごめん。僕が間違ってた、、、。
「天乃ぉっ!」
間違いない。あいつだ。星楽だ。
「星楽!ごめん!守れなくて!」
「、、、大丈夫だよ、、、。だってまた会えたじゃん、、、。僕は天乃に会えただけで幸せだよ、、、。」
星楽の声は少し震えていた。きっと、僕に再開するまで、とても寂しかったのだろう。
でも大丈夫。これからは、ずっと一緒だから。
その時。
「hkjayuSBF<NXc a>KUE(# ゚Д゚)!!!」
「えぇっ?!な、なにぃ?!こんな感動するときにぃぃ、、、」⇐星楽
「怪物だよ!星楽、下がれ!」⇐天乃
「えっ、あぁ、うんっ!」
僕が攻撃しようとしたとき。
怪物が腕を振り下ろそうとしていた。その腕は僕の頭まであと数ミリメートルといったところだ。
「天乃っっ!」
星楽が叫んでいるのが聞こえる。
やっぱり一緒にいられないかもしれない。ごめん。星楽、、、。
次回は募集したキャラを出す予定です。