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星羅の思い出日記
20XX年 〇月×日
夜空を見ていた。星が光る綺麗な夜空。ふと青い月が目に入った、そこで私は考えた。月にいる知り合いたちはどうしているものかと、一度みんなに内緒で月へ行こうかと思った。でも月に行ってもすることなんてないし、相手が私に気づくこともないと思う…と思ったからその考えを隅に追いやって寝ることにした。
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日差しが顔に飛び込んできたから目を覚ますと朝が「コンニチハァ!」していた。ついでに私の靴下からも私の指がコンニチハァ!していた。
星羅「ひゃべぇはいきゅいかにゃえと…(やばい早く行かないと…)(寝起きは滑舌がものすごく悪い)」
とりあえず早く支度しないと…あ、やばい後十分で遅刻しちゃう!学校に行くまで15分もかかるのに!
星羅「……誰もいませんよね…?」
周りに誰もいなかったから私は元から持っている飛行能力でなんとかバレずに学校へ行った(!?)
だけど今日の学校いつにも増して静かだな…
星羅「おはようございます」
風香「おう星羅、今日は遅かったな!」
星羅「昨日ちょっと夜更かしをしてしまいまして…」
風香「まぁそう言う日もあるさ」
先生「皆さん静かにしてください!」
先生「皆さん!落ち着いて聞いてください!学校に大きな荷物が届きました!」
風香「え、まじかよ…」
先生「決して教室から出ないように!」
星羅「怖いので、動き回らないでくださいね」
風香「わかってるよ」
あの3人は大丈夫でしょうか…?ちょっと不安になってきました。……こっそり見てこようかな…
星羅「ちょっとすぐ逃げれるように荷物まとめておきます。」
風香「わかったけどその必要なんてあるか?」
星羅「いざという時にです!」
と言うことでドアから出るのは危険そうなので、窓から出ることにします。
よし、気づかれずに出ることができました。じゃあ見に行きますよ!
まずは3組から、彩葉は…普通にいますね。4組は…桃さんいますね、最後に6組、りんごは普通に遊んでいますね…じゃあ学年室の方から一回出ますか…
よし、誰もいない、廊下が静かなのって久しぶりですね。 コツコツ(足音)
じゃあバレないうちに教室に戻り…ガッ(殴られた音)
え…頭に衝撃が…なんで…?…視界が…暗くなっ…て……バタッ(倒れた音)
??「…こいつ月のやつか…?」???「…連れて行きますか…?」
??「…あぁそうするか…」???「…ついでにこいつの仲間も回収して行きましょうぜ…」
??「…そうするか」
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うぅ……はっ!
星羅「ここは…どこ…?」
気がつくと灰色で狭い部屋の中にいた。窓がないから外を確認できない…
扉はあるけど鍵がかかってて開かない。よく見ると監視カメラがある…
私はこれからどうすればいいのかな…
考えていると、扉がガチャッと音を立てて黒いフードを被った全身真っ黒の人が入ってきた。
多分体格的に男だろう。でもなんだろう、ちょっと懐かしいような…
???「外に出ろ!」星羅「え?」???「いいから外に出ろっつってんだろ!」
そう言うから大人しく外に出た。すると広がっていた景色はなんと一面真っ青の、月だった。
次回星羅ちゃんどうなる!?
デュエルスタンバイ!