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「 なんか公園って青春〜 」
渡辺「 なんかってなんだよ 、 笑 」
「 なんとなく! 」
「 イメージっていうか? 」
渡辺「 ふーん 」
「 で 、 なんで来たの? 」
私が首を傾げると 、 しょっぴーは不自然に目を逸らして 、 ブランコを指差した 。
渡辺「 あれ 、 すわろ 」
「 え 、 何急に 」
渡辺「 いーだろ別に 、 早く行けよ 」
「 えー 」
スカート汚れる 、 小さい等々文句を言いつつ歩いて 、 ブランコにたどり着く 。
しょっぴーついてきてない? と思って振り向こうとした瞬間 。
_ うしろから 、 抱きしめられた 。
「 … へ 」
いわゆる 、 バックハグ状態 。
渡辺「 … 」
「 ちょ 、 しょっぴー 、 ? 」
渡辺「 … それやだ 」
いつものふざけたしょっぴーじゃない 、 真剣な低い声 。
息が耳元にかかって 、 妙にくすぐったい 。
渡辺「 … あかりのこと 、 好き 」
「 … え 」
渡辺「 高校戻ってきて 」
渡辺「 あかりがめっちゃかわいくなってて 、 」
渡辺「 … 好きになってた 」
「 … しょっぴーが 、 私のことを 、 好き? 」
渡辺「 好き 」
「 それは 、 ライクじゃなくて? 」
渡辺「 ラブで 、 好き 」
「 … 」
渡辺「 別に 、 返事は焦んなくてもいいから 」
渡辺「 あかりがまだそーゆーのよくわかんないなら 、 お試しでもいいから 」
「 … と 、 とりあえず 、 … 考えてみても 、 いい? 」
渡辺「 いいよ 」
渡辺「 今日はもう帰ろ 、 家まで送る 」
「 … うん 」
帰り道は 、 少し気まずかった 。