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聖夜の誓い
ころりーぬ付き合ってる
さとるぅと付き合ってる
ころりーぬだよん
莉犬side
莉犬「ん~…つーちゃんおはよ~…」
俺は莉犬。
今日は12月24日。
クリスマスイブだ。
そして今日は、ころちゃんとのデートだ。
俺ところちゃんは付き合っている。
同性カップルってやつだ。
莉「今日の14時に待ち合わせかぁ、」
莉「時間あるし、服選ぼっかな」
俺は1人で呟いて準備をする。
現在時刻は8時。
俺は、ころちゃんとクリスマスプレゼント交換をするために、プレゼントを買いに行くのだ。
莉「よしっ!こんな感じかな」
俺は、白ベースに黒のマーブルが入ったシャツの上に、赤に緑が入っているオーバーサイズのカーディガンを合わせ、カーキのズボンだ。
靴は、赤ベースに星が入ったスニーカー。
靴とカーディガンは、ころちゃんと一緒に選んだものだった。
莉「よろこんでくれるといいなぁ」
莉「よし、プレゼント買いにいこーっと!」
そして、プレゼントを買い終わり、12時ごろ。
お昼を食べようと入ったレストランには、さとみくんがいた。
莉「さとみくん!」
さ「え、莉犬じゃん」
俺は、さとみくんが座っている向かい側に座った。
莉「今きたとこ?」
さ「おん、一緒に注文しちゃおうぜ」
そして、さとみくんはハンバーグ、俺はナポリタンを注文した。
さ「莉犬、ころんのプレゼント買いに行ったんだろ」
莉「っ…なんでわかるのぉ!?」
さ「まぁまぁw」
莉「そーだよ!このあとデートだもんねっ」
さ「おぅ、奇遇だなw俺もデートだよw」
莉「一緒じゃんw」
たわいのない会話をしながら食べる。
莉「待ち合わせまで2時間あるんだよなぁ…」
さ「え、まじ?じゃあ買い物付き合ってよ」
さ「るぅとのプレゼントわかんねぇから…」
莉「まかせてよ、公式ペアの絆はカレカノよりあるんでドヤ」
さ「それを言ったら俺ところんもだよw」
莉「え、プレゼントこれにしたんだけどどう?」
さ「いいんじゃね?ころん気に入りそう」
莉「よっしゃぁ!」
そしてデパートでわいわいする。
さ「こういうやつ案外好きなのか、?」
莉「いやぁ、るぅとくんはこっちでしょ」
莉「これはどうだ!」
さ「うわ、るぅとに似合いそうだなぁ…」
さ「これにするか」
そしてさとみくんはプレゼントを買ってきた。
さ「じゃあ、俺はもうデートだから」
莉「楽しんできなよっ」
さ「お前もな笑」
そう言って別れた。
そのあと家に戻って、準備した。
時間は、13時45分。
莉「んー…ちょっと早いけど行くか」
ころんside
ころん「ふんふん」
僕はころん!
莉犬くんと付き合っていて、今日はデートなんだ!
ころん「服はこれで決まりっと」
莉犬くんに誕生日の時プレゼントしてもらった水色のパーカーと、黒いデニム。
プレゼントは、事前に買ってある。
というわけで、今は12時。
ころん「マツクでも行くか」
こ「あ、るぅとくんじゃん!」
る「ころちゃん!」
こ「るぅとくんは?さとみくんとお出かけ?」
る「はいっ!ころちゃんもですか?」
こ「うん」
る「ほうはんへふへ」
るぅとくんは、口いっぱいにハンバーガーを頬張って喋っているから、なんて言ってるかわからない。
こ「飲み込みなさいよw」
る「ゴクンッ、はい!」
こ「早いな飲み込むのw」
る「ww」
こ「モグモグ…ゲホッ」
る「むせてるじゃないですかw」
こ「ポテト、塩、ゲホッ、きかん、はいった…」
る「wwwww」
こ「笑い事じゃないわっ!やかましい!w」
そして、あっという間に13時半。
るぅとくんはさとみくんとのデートで途中で帰った。
ここは待ち合わせ場所に近い。
こ「彼氏だし、先ついてたほうがいいよね」
僕は、待ち合わせ場所の時計台に向かった。
そして、莉犬くんは少し遅れてきた。
莉「ごめ、待った?」
こ「ううん、待ってないよ」
莉「うっそだぁ、バレバレだよw」
莉「手、すっごく冷たいもんギュッ」
こ「っ!?/」
莉犬くんは、僕と手を繋いだ。
小さくて、華奢な手と、守りたくなる体。
僕は、莉犬くんと指を絡めた。
莉犬くんは、ぎこちなく指を返してくれた。
こ「とりあえず、カフェでも入る?」
莉「うんッ!あ、ねぇ、駅前にいいところあるからそこがいい!」
こ「いいよ!」
そこは、動物をモチーフにしたカフェだった。
莉「えへ、いいでしょ!」
こ「莉犬くん好きそうな感じw」
莉「ww」
莉「ねぇねぇ、今ヤギのフェアなんだよw」
こ「おいっ!w」
莉「ほら、ヤギパフェとかパンケーキとかw」
こ「あー、美味しそう」
莉「味も苺だし」
こ「よぉし、食うぞぉ!」
莉「じゃあ俺ヤギ頼む!」
こ「じゃ、僕は犬のにしよw」
そうして、たわいのない会話をしながら、メニューを決める。
こ「すみません、ゎんゎん、おむらいす、ください」
莉「俺は、ヤギのパスタとわんわんカップルパフェで」
店「飲み物はいかがいたしますか?」
こ「どうする?」
莉「んー、俺はわんわんアートココアで」
こ「じゃあ、僕はヤギアートラテで」
店「かしこまりました」
莉「さっきわんわんおむらいちゅ頼むときに恥ずかしがってたねw」
こ「うるさいなぁw」
こ「なんか恥ずいじゃんw」
莉「えぇ?俺普段から言ってるよ~?」
こ「僕は言ってないっ!」
莉「wwwww」
そして、頼んだものが届き、食べ始める。
こ「あ、パスタ美味しそうだね」
こ「僕もそれにすればよかったなぁ」
莉「じゃあ一口あげるっ!」
こ「え、いいの?ありがと!」
莉「はい!あーん!」
こ「ッ、え…//」
莉「早くしな~??w」
こ「…パクッ…」
こ「ん、うまっ!」
莉「でしょっ!それもひとくちちょーだい!」
こ「いいよ」
ささやかな仕返しで、こちらもあーんであげたが、莉犬くんは恥ずかしがってる様子はない。
莉「めっちゃ美味しい!」
こ「w」
莉「ねぇねぇ、これココア美味しいんだけど!」
こ「くちについてるよw」
僕は莉犬くんの口についていたココアを拭った。
莉犬くんはめっちゃ真っ赤になっていて、さっきのあーんと相殺、と勝手に決めた。
そして、パフェだ。
カップルが食べるやつ。
莉「めっちゃハートいっぱいw」
こ「普通に美味しいんだけどw」
莉「パキッ」
莉犬くんは、上に載っていたハートのチョコレートを半分に割った。
莉「はい、これ!」
こ「?」
莉「わって、食べるとずっと一緒にいられるんだって!」
こ「へぇ…パク」
莉「パク」
そして、15時。
こ「あのカフェいいね、また行こっか」
莉「うんっ!」
こ「じゃ、このあとは僕行きたいとこ行っていい?」
莉「うん、いいよ!」
ころんside
そして、ついたのは
莉「え、ここ観覧車?」
こ「うん」
頷くと、僕は手を差し伸べて行った。
こ「ほら、お姫様?乗りますよ?」
莉犬くんは、急なお姫様扱いに赤面しつつ、観覧車に乗った。
莉「…急にそんな扱いは、反則…///」
こ「ん?」
莉「なっ、なんでもない…」
莉「わぁぁ、夕焼けキレー、」
こ「莉犬くん、こっち向いて」
莉「?」
僕は、莉犬くんの顔に手を添えて、唇を近づけた。
そしてキスをする。
莉「ッ…!?!?///」
こ「…」
莉犬くんは驚いているけど、キスはやめない。
こ「チュッ、」
莉「んっ、…長いってぇ…//」
こ「かーわいw」
こ「…莉犬くん、大好きだよ」
莉「俺もっ!」
そして、お互いに微笑んで、もう一度キスをした。
そのあとはイルミネーションを見に行って、プレゼントを交換した。
莉「わ、!マフラーとピアス!」
莉「欲しかったやつ…!ありがとぉ!」
こ「…おぉ、!」
こ「ダウンじゃん!高かったよねこれ!?」
莉「えへへ、ころちゃんのためだから奮発しちゃったニコ」
こ「…っ…そのセリフでそれはだめ/」
莉「んふw」
こ「…ずっと一緒だよ」
莉「うん!」
こ「…ホテルいこっか」
莉「え、泊まるの!?」
こ「うん」
こうして、幸せなクリスマスは終わったのだった。
だいぶ遅れたw
三千文字!?俺がんばったなぁ
ここまで読んでくれてる人いない説ww