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好きを形に。 ☆第三話☆
みんともち
つづきです。
翔太「お、おはよう」
良太「ん?あぁ翔太か。おはよ」
俺は良太に莉緒のことについて聞こうと思ったが緊張していて言葉がうまく出ない。
翔太「あ、あのさ」
良太「ん?どうした?」
翔太「音楽のペア決まった?」
良太「あぁペアな、莉緒を誘うつもりだぞ」
ドクン。俺の心臓が強く鳴った。良太のその一言で心拍数が格段とあがった。
本当に良太は莉緒のことを好きなのかもしれない。そんな不安が脳裏をよぎりながらも
顔に感情がでないよう注意しながらなんとか会話を続けた。
翔太「莉緒か。」
良太「うん。実はさ,,,」
良太がそういった瞬間嫌な予感がした。
良太「俺さ。莉緒が好きなんだよね。」
ドクン。また俺の心臓が強くなった。予感が当たった。言葉がうまく出ない。
良太「どうした?顔色悪いぞ?」
翔太「だ、大丈夫だよ。」
これ以上会話を続けられそうにない。俺は別れの言葉を言いその場を離れた。
--- つづく ---
読んでくださりありがとうございました。