”普通”なんか関係ない！　#13　サッカーの天才

〜校庭にて〜 「大智〜来たよ〜」 「あ、舞！俺がいいと思うのは…」 「キャァァァア大地様ァァァ天才！」 「大地様？誰それ」 私がつぶやくと海が横からこそっと教えれくれた。 「サッカークラブ所属のサッカーの天才って呼ばれるほどうまい人らしいよ。」 「へ〜」 「あ、俺がいいと思うのは俺の兄貴…大地だよ。」 「え？大地くんってサッカーの天才の？」 「ああ。あいつは元々バトミントンに入りたかったんだけど…」 「男女の壁に囚われた？」 「ああ。だから俺もあいつを救ってやりたいんだ。」 「…そっか。大智はお兄ちゃん思いだね。」 「そっそんなことなねーよ。」 「はいはい。じゃあ海、誘ってこよう！」 「俺もつきあうぜ。」 「ありがと！じゃあいこう！」