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異能を持つ者達の世界線 神世界2
「さささーん!!」
「まきさん・・・」
白羽は香神木と亀裂の確認に行った。
まきたちは空が飛べないため、待機が言われた。
すると、
「さささん、あの人誰ですかね?」
「えっ?」
そこにいるのはパーカーを被ってぐったりした人がいる。
まきは心配そうに近寄ると、もう一人天使のような人が出てくる。
「うえっ!?」
びっくりしたの方を見ると、パーカー姿の人は消えていた。
そして、天使のような人一人しかいなかった。
フツウ天使は、霊世界にいるはず、なのに、なぜここにいる?
天使は、天の世界へ送るための従者。
じゃあ霊世界にいないとおかしい
「あなたはだれですか?」
ささは一気に多い情報量でパンクしかけたが、これだけは言えた。
「ルナのこと?ルナはルナだよ?」
「ルナさん、ですか・・・?ここは危険な可能性があります、避難したほうがいいかと。」
ルナはふーんと興味なさげな顔であたりを見回す、
そして誇らしげに言う
「ルナは”つくよみ”の娘なのよ!あなた達とは格が違う!あの亀裂ぐらい避難しなくてもいい!」
とルナはささたちを見下した感じで言う。
「さささん、”つくよみ”って?」
「確か・・・月の神様」
「そう!ルナは月の神だよ!」
「アマテラスって知ってるでしょ?」
「それくらい基本のき以下だよ!」
「僕は、その娘、」
ルナは少し硬直して、何を言われたのかすぐ理解する。
そして、ルナの頭はパニックになりだす。
天照大神様の娘!?うっうそをつくな・・・!意味がわからない!
それだったら、ルナより強いオーラが出てくるはず!
と困惑してる中で、ささは
以下って言われたの腹立つ・・・
「ほんとに・・・アマテラス様の娘なの・・・?」
「そうだって言ってんじゃん」
「じゃっ・・・じゃあ!いっかい勝負して!」
「いいよ・・・そろそろ夜だけどダイジョウブなの?」
「ええ、ルナはそっちのほうが都合がいい!」
そして、真夜中となり、戦闘が始まった。
「先手必勝!」
アマテラスの娘は後ろを向いてる!楽勝!
すると、
「甘いですね・・・」
ドリフト!
「ゴハッ!!!」
ルナに向かってタックルのような突進。翼が生えていても空気抵抗で動かせない
お陰で大きな木にぶつかった。
「やりすぎちゃったかな・・・」
「・・・・ハハハッ・・・アハハハハ!!」
精神操作!
「!」
ささはバックステップで離れた。
ほえ、精神系か、でも技の発動タイミングとフェイント次第で自滅に追い込めるかも。
そんなことを思っていると。
「まずっ・・・!」
ささはルナにキックを食らった。
左腕でガードしたが、キックの威力が大きい。
というか先の攻撃が効いてない。
「無敵か・・・?なら挫折するまで攻撃をするだけ!」
式神展開!!
すると、ささの横から狐が出てきた。
「どうしたささ、私を呼び出すとは。」
「ごめんね、ちょっと苦戦してて。」
「・・・よかろう、手を貸す。」
「ありがとね。
呪詛展開、こんこん狐」
すると、ルナの視界に捉えていたはずのささがいなくなった。
「どこいった!?まさか逃げた?やった!ルナの勝ち!」
次の瞬間、ささはルナのお腹に手を当てていた。
「・・・・・は!?」
ルナが驚愕した瞬間。
ドゴオオン!
という轟音とともに、ルナから白い幽霊のようなものが出た。
そしてルナは倒れた。
「流石に、魂魄砲には勝てないのかぁ・・・まぁ、いいや!邪魔者も排除できたし!
待機解除されるまで寝とくかな・・・!?」
ささは困惑していた、魂魄砲はあいての気を失わすだけでなく、
気がついたあとも、体の制御を抑制する効果があるはず。
気がついても1時間は立てない
なのに、ルナは立っている。
「やってくれたね・・・ルナは怒ったよ。」
「いや・・・こわ・・・」
ささは気づく、自分が動けなくなっていることに。
「・・・精神操作!?」
「アタリ!でももう遅い!」
「風神・風花雪月弾」
すると、発砲音とともに、ルナが倒れた。
「さーさちゃん!危なっかしいなぁ・・・」
「白羽さん!」
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「・・・ハッ!」
「あっ気づきました〜?」
「ここは・・・?」
「さささんの館です〜」
「あっおきました?」
「起きましたよ〜」
ルナの目の前には、ささの姿、倒された挙げ句、泊めてもらうなんて
とおもっていた、
「・・・それで?あの亀裂が原因ですか?」
?
「そうかも、ささなんか気づいたことある?」
「そうですね、霊世界の人がこっちに来てると思うんですよ」
「ルナって子の事?」
「そうです。」
「じゃあその線で進めようか」
何の話をしているんだ・・・?