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花火が散るより長く向日葵が散るよりは短い期間を生きた僕と先輩の話(3)
みぃです。あちぃ
僕先3です!
僕と先輩が、週末に出かけるようになってから3週間。これまでで分かったことは、僕は先輩のことが好きだということ。もうすぐ消えるとわかっている人を好きになるなんて自分でもおかしいと思ってる、けど本気なんだ。
でも結局は思うだけで「好き」の2文字が言えない自分に嫌気がさす。何回目の今月中に告白しようをため息と飲み込む。
この日のテーマは「夏の食べ物」お互いに好きなものをほおばりつつ、趣味に没頭する。 5時を告げるチャイムが鳴る。
「今日も楽しかったね!」 「はい!」いつも通りの何気ない会話。変化を一ミリも生み出せない自分にイライラする。
「じゃあ、次のテーマは…これ!」ビシッ!と効果音が聞こえるような元気で先輩が指さしたのは「夕入夏祭り…?」 「そう!なんか花火も出るみたいだし一緒に見に行きたいなって思ったんだ」どう?と聞かれ断る理由もない僕は即答する。「はい!」「は八。元気だねじゃあ…当日の5時に商店街入り口で。始まるまでついでに海見たりしようよ。」 ああ。少し前の自分じゃ考えられない。楽しみすぎる。
当日、朝から何を着るか迷いまくってる。「よし」これにしようと決めたときにチラリと浴衣が見えた。どうしようか…。混んでると着慣れなくて迷惑をかけてしまうかもしれない。でもかっこいいんじゃないか?
待ち合わせまであと1時間。
みぃです。 少しじらしますw。多分明日に続きかきます。
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