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血の幻想#1
特殊読みで失礼します〜。題名は『あかのげんそう』とよみます。『ちのげんそう』ではないですよ〜。では、本編どうぞ!!
--- **第一話 幻想入り** ---
??「あーあ。こんなセカイ、滅んじゃえば良いのになぁ〜…」
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目が覚めるとそこは、見たことのない場所だった。暗くて、赤い。目がたくさんあって、そこからは色々な風景、人の姿が見えた。
??「ここは……どこ?」
?「あら、やっと目が覚めたのね。守護神って意外と起きないのね」
暗闇の中から一つの女性の声が聞こえた。
??「守護神?それに…あなたは……誰なの?」
?「紹介が遅れたわ。私は八雲紫。幻想郷の八柱よ」
??「八柱?幻想郷?なにそれ?」
紫「そうね…八柱は幻想郷を作り上げた者。そして幻想郷は…忘れ去られた者たちが集う最後の場所。とでも言おうかしらね」
どうやらこの人……八雲さんが言ってることは本当らしい。それにしても……。
??「守護神とはどういう意味なの?」
紫「あなたのことよ。”ルナ・ソリチュード”」
ルナ「なんでボクが守護神なの?理解不能なんだけど?」
紫「まあ、行けばわかるわよ」
ルナ「行けばわかるってなに!?え、ボクこれから何処行くの!?」
紫「それじゃあいってらっしゃーい。あ、足元注意ね〜」
え、足元注意?
その瞬間、ボクは穴に落とされた。
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後で一発殴りに行くか………ってそんなことは置いといて……ここは…。
空じゃん。
死ぬって………
ルナ「『神の祝福』」
ボクは”空を飛んだ”。
ルナ「んーと……とりあえず、どっかないかな〜って…あそこちょうどいいじゃん!!」
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ルナがついた場所は古びた神社だった。
ルナ「すっご……なんの神が祀られてんのかな……」
??「支配の神よ。あと、あなた参拝客じゃないわよね……?」
突然神社の”上”から声が聞こえた。
ルナ「へ?えっと……うん。参拝客じゃないよ?それと……あなたは誰なの?何処にいるの?」
??「私は博麗の巫女、博麗霊夢よ。後神社の上よ」
ルナ「わぁお……浮いてる……」
そう。彼女は宙に浮いていたのだ。ルナと同じく。
霊夢「ここにいるってことは……紫からなんか言われたのね。多分」
ルナ「えっと……紫とは……八雲さんのこと?」
霊夢「そうだけど?」
ルナ「なんか言われたって……特に何も言われてないんですけど…いや言われはしましたけど」
霊夢「どっちなのよ……後、敬語外していいわよ。調子狂っちゃうわ」
ルナ「あ、うん」
???「霊夢―!!!!!!!」
霊夢「あ、ちょ!!そこ危ない!!」
ルナ「へ?」
そのとき、何かがものすごい勢いでぶつかった。
霊夢「あんたなにしてんのよ!!!バカ!?止まるとかブレーキかけるとかできないわけ!?これで死んでたらどうするのよ!?あんたのせいだからね!?」
???「悪い悪い!!ブレーキがかかんなかったんだよ!!」
霊夢「ってか大丈夫かしら?」
リア「なに?大丈夫って?」
霊夢&???「えええええええええええ!!!!!!!!!!!!」
???「無傷とは……こりゃたまげたな…お前人間とかのたぐいじゃなくて妖怪とかアンデットとかそっち系か?」
霊夢「見かけは人間なのに嘘ついてんじゃないわよタコ!!なんか霊魂浮いてるし!!」
ルナ「ちょっとタンマ!!!確かにぶつかって怪我したけど人間だよ!!!」
???「何処がだよ!!」
ルナ「んじゃあわかった!!変わるからその子に話を聞いて!!………話せるかわかんないけど」
霊夢「変わるってなによ……」
ルナ「もし、何かのトラブルがあったとき、確実に殺しに来てよね」
???「やめとけ。バカ正直に話し聞いておくよりもスキマBBAに……」
ルナ「んーと……君たちが姉ちゃんを困らせてるって人だよね」
???「なんかやばい!?」
???(クソっなんてパワーなんだぜ……マスパで勢いを殺しているとは言え全然とまれない打撃って……ワンパン食らったしよ……)
霊夢「魔理沙!!」
??「よっと……逃さないよ〜」
霊夢(今回は分が悪すぎる…魔理沙が怪我している以上、ここで交戦するのは危険だわ…だから早く紅魔館へ……!!)
??「一応私にも能力があってさ〜。ちょっとだけ使ってあげるよ」
??「スペル発動!!『土着神 ケロちゃん雨風にも負けず』」
霊夢「うそっ!?それは諏訪子のスペルのはずじゃ……っ!!」
霊夢「スペルカード発動!!『霊符 夢想封印』」
??「へ〜面白いじゃん」
霊夢「喋れるほどに余裕があるってことね……そう油断してるとやられるわよ!!」
??「おっと危ないっ!!とんだバケモンだね〜」
霊夢「バケモンはあんたよ!!」
??「そうだよ。だから姉ちゃんが人間である最大の証明だよ!!といってもこれから死んでもらう人にこんなこと言っても意味ないか!!じゃあ、その怪我してるお荷物さんとあの世にグッとラック!」
??「『炎符 バーニングレッド』」
霊夢は死を覚悟した。だが、いつまで経っても弾幕は飛んでこない。どういうことかと思っていたら……。
??「ちょっと姉ちゃん!!なんで邪魔するの!?」
ルナ『ちょっとドが過ぎてたからね〜。止めさせてもらったよん♪』
??「ちぇ〜ちょうど楽しくなってきたところなのにさ〜」
霊夢「…………何が起こってるの…?」
ルナ『はいはい。あんたはちょっと戻って』
ルナ「ごめんね霊夢。うちの妹が」
霊夢「うちの妹って……とりあえず、魔理沙治すからついてきて頂戴」
ルナ「ん?治すん?何処で?」
霊夢「紅魔館よ。その後、さっきのこと詳しく話してもらうからね」
ルナ「はいはーい。りょーかい」
2025/05/10 記述 2366字 一言・・・なんか長いですね。やたらと
2025/05/15 名前修正 2361字 一言⋯ルナの名字少し変えたかったんですよ。とある意味が込められてるので気になる人はGoogle先生で調べてください(*^^*)