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鏡の花と未来⑦
「で、明日からお前たち二人は働く場所がわかれる。鏡花はこの薬屋で、未来はあっちの上に住んでる神に仕えることになる。」
ある日の昼。宿舎近くの食堂で昼ご飯を食べていた二人のもとに、長がやってきた。
「上…ってどうやって行くんですか?」
「天空エレベーター。」
「何それ…」
なんか聞いたことあるけど…使ったこと無いな。
「ま、明日から頑張れよ。」
「「はーい。」」
*
「で、お前だよな。今日からここで働く先野未来って。」
「はい。よろしくお願いします。」
未来が今日から仕える神は、この間鏡花が出会った少年だった。
「お前、この子に見覚えない?」
少年が差し出してきた紙には、鏡花そっくりの少女が描かれていた。
「見覚えある…というか、僕の友達です。」
「名前は?」
「幽神鏡花です。」
(なんでそんなこと聞くんだろう)
「貴方…何企んでるんですか。」
さっきとは違う、少し低い声で未来は聞いた。少年は不快そうな顔をする。
「よくそんなデカい態度できるね。僕が誰かわかってるの?」
「わかってません。ただ、信用はできません。」
少年と目が合った未来は、一歩後ろに下がった。
「なんで一歩後ろに下がったの?ちゃんと見てるからね。」
「すみません。やっぱり貴方のもとでは働けません。僕は一生下っ端でいいです。」
未来はキッパリと言った。
「は?お前何言って…」
「さようなら。」
驚いた顔の少年を置いて、未来はエレベーターを降りた。
*
「鏡花。」
「お、どう?新しいとこ。」
「辞めた。」
「はあ?」
(そりゃ驚くよな)
「それより鏡花、今すぐ荷物をまとめて。今までの給料も服も全部。デカいカバンあるでしょ。」
「えっ、なんで?どっか行くの?」
「死にたくなければ、早く。」
「わ、わかった。」
いつもと違う未来の様子に、鏡花は少し違和感を覚えたのだった。
藤井風ってイケメンだということに気づきましたら。ぱるしいです。さてさてどうでしたか?次回、自分がやっと書きたかったとこを出せます。もうワクワクしすぎてやばい、本当に。お楽しみに‼︎‼︎