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第拾話【燃】
〜マドナ視点〜
あぁ、どうすればいいのだろうか。
「次は殺される…」
ガチャッ
兵隊!?
「明日、お前は魔の器か確かめられる。心しておくことだな。」
死ぬか、永遠の命を手に入れるか…私はリュイナの一族。炎には耐性がある。
明日、どうなるか…
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「おい!城が燃えている!逃げるぞー!」
もう朝か…城が燃えている!?どういうことなんだ。
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〜一時間前 シラハ、ユヲネの状況〜
「準備できたよ。」
やっとだ。「灯油とかどこかな〜」とか言っていた昨日が馬鹿みたいだ。そこにタンクがあるじゃないか!
「いくよ〜…よいしょっ!」
ボッ!ドガーン!
「逃げるよ、シラハ!」
グッ
「逃がさん。」
「ユヲネ!?今助け…」
「行って。大丈夫だから。」
「…わかった。」
大丈夫なわけないのに。
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〜数分後 マドナ視点〜
「燃えてる…!」
__「逃げるぞー!」__
兵隊が逃げてる。火には耐性があるけど、煙が…
__「あれ?人?」__
人!?なぜ…
「とりあえず、火がないところへ!」
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外には出れた。ここからどうするか。
「まずは、城の兵隊を仲間にしたいよね。」
「それだ!」
「え?」
「ほら、あそこにいるよ!」
言った通り、城の遠くに兵隊が10人くらいいる。
「こんなにいたんだ。」
「行ってきまーす!」
「ちょ、シラハ!」
ダッ!
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数分後
「助けて〜!__ほしくもない。__」
案の定である。最後の方、聞こえなかったが。
「何してんの!早く!」
「いや、和解はできた。」
「は!?どうやって!?」
「ちょーっと色々ちらつかせたかなー?」
「どうせ、「○○したら報酬をくれてやる!」とかでしょ?」
「お見通しか。」
「おーい!兵隊!」
「はい?」
「あの、ノルエを倒したいんですけど、何か手がかりとかないですかー?」
「ストレートすぎ。」
「あ、確かノルエ様、いつもどこかの部屋に入っていくんですよね。そこに行くといいと思います!」
多分、ノルエの部屋だ。
「わかった。道はわかる?」
「はい、何回も見たので。」
「じゃあ、安心。」
なぜか胸がざわつく。ていうか、城を燃やしてから、ノルエを見ていない。
「ねえ、ノルエをさっき見た人いる?」
「え、見てない。」
「見てないですね。」
やっぱり。どこかで待っているのか?
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城が燃えた時のノルエ視点
城が燃えた。多分、あいつらだ。あのリュイナの一族の生き残りも脱走したはず。
あの兵隊たちも仲間になるだろう。そして、俺の部屋を調べに来るはずだ。
罠を仕掛けている時間もないし、兵隊もいないし。
とりあえず、この「魔」を作った少女は近くにいるはずだ。見つけ出し、永遠の命を手にする。
計画は進んでいる。
あとがき
書けた!
ノルエの計画も明らかになってきましたね。もう終盤です!更新の頻度は遅くなるかもしれないけど、よろしくお願いします!