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神様が、人間界で。11合同授業! 神様と操り人間編
星華
前回のあらすじは、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11巻を見てね(ごめんなさい
東方をあんまり知らない人のために。
スペカ…スペルカードの略。なんか、必殺技みたいなやつ。ちな、東方アニメ(?)のやつでは、主人公1の博麗霊夢はスペカが約85枚あって、主人公2,魔理沙は60数枚あります!(多!?
結界…頑丈な透明っほい壁みたいな感じ。バリアなどで使える。
「じゃあ、第一体育館に向かいましょう。」
俺、八神 朔は先生に言われた通りに第一体育館に向かう。
この学校は、1~8まで体育館があるのだ。
実は俺、なんと天界1に強い神様なんだが、いろいろあって、魔族のせいでボロボロになっている人間界を救いに来たのだ。
俺は、あいずあ高校、という魔族を撃退する高校に入っていて、今いろいろな|ランク《強さ》の人との戦闘授業が始まろうとしている。
~ドンっ!💥~
誰かに背中を叩かれる。
ああ、この有力は。
「なんだ、ユアか。」
「あたりです!八神様。」
俺はユアのほうを見る。
ちなみに、有力とは、魔力てきな物で、一応全員が持っているものだ。
「ユア、俺マジで楽しみすぎて、昨日夜しか寝れなかったんだが。」
「まあ、私たちは戦闘狂ですからね。っていうか夜寝れていたら十分ですw。」
そう、俺たちは戦闘狂なのだ。
戦闘狂とは、戦闘が好きで、狂っている人のことだ。
そんなことを喋っていると、もう第一体育館に着いていた。
用意されていた椅子に順番に座る。SランクやAランクの人もここにぞろぞろとやってくる。
やがて足音が無くなり、俺たちの前に立っていた紫の人が喋り出す。
「こんにちは。そうそう、初めての人は初めまして。副学園長の|八雲 紫《やくも ゆかり》よ。
よろしくね。」
俺も頭を下げる。
「さあ!今日は年に一度の合同授業です!!!張り切って授業を行いましょう!」
「「「「「「「「「「「「「「「「はい!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」
「じゃあ、早速くじをひいていきます。」
…………ん?くじ?
俺は首をかしげる。
「美緒!対…さとり!」
ああ、なるほどね、くじに生徒の名前が書かれているのか。
ってかこんなんじゃ、1日たってもくじ引き終わらないから先生10人でやってるんだがwww
~数分後~
「朔!対…霊夢!」
「え、CランクがあのSランク中の最強、博麗霊夢か…」
「あの、朔?っていう人、災難だね。」
「そうだね。」
体育館がざわざわしてくる。
へえー。相手は博麗霊夢ってか、試験の時は手加減してたのかな。Sランクの実力っていうんだし。まあ、そりゃそうか。
。ってあいつ、演技うますぎだろ!
それにしても…………
「ワクワクしてきた…………!」
俺は心の中でにやつきながら、戦う場所に案内する先生に着いていく。
そして、俺の横にいる博麗霊夢も同様に。
あー、そうそう。最初の授業の神様級な強さをみんなに見せちゃった授業の記憶は消しといた★(調子にのって、神様だってバレないようにするの忘れてた時のやつ)
実力知られてたら、神様だってばれるかもだし、実力ばれたら面白くないもんね~。
俺の能力の1つだ。ユアに怒られる覚悟だったんだが、ユアも戦闘狂だからか、お説教なしだったんだよなあ。
注意はされたけど、そういうユアの目がめちゃくちゃキラキラしてたがな…………(ハハハ…………
「2人とも、ここで戦ってね。」
そういい先生がドアを開ける。
「おお!」
俺は声をあげる。
なるほど、もうすでに、ドアの奥が異空間となっているのか。
もちろん、これならこの学校が壊れない。
人間界も進歩したんだな。
「アンタ、何ボーっとしてんのよ。」
「ああ、ごめん。」
俺と博麗が位置につく。
「ため口とは、いい度胸ね。」
あー、こっちゃ神様だぞ?
「いつまで、そんな態度で入れるかな!」
やっべ!ワクワクが止まんない!!!
「いつでも、かかってこい。」
「いつまで、そんな態度って…………その|台詞《セリフ》は私のよ。」
博麗はため息をつく。
そして、目の前の有力がスッと無くなった。
博麗が消えたのだ。
あ、背後か。
……………………でも、今俺の実力を知られちゃあな!
俺はわざと博麗の弾幕に当たる。
いだっ。
そこそこ痛いな。
「うっ……………………」
俺はうろたえる演技をする。
「はあ、一発で終わるやつがそんな態度でwお疲れ様でした。」
……………………え?
……………………え?(2回目
俺、神様といえど、演技は苦手なんだが!
ええー。
ああ、でも!油断大敵って言葉があるし!!
なめてたんでしょ。きっと !
気を取り直してだが。
まあ、勝ち誇った顔で帰ってもらっちゃあ、困る。
………………
「|有力《うりょく》のリンク!!」
俺は有力で作った2つの輪で博麗の手首と足首をきつく縛る。
そしてバランスをとれなくなった博麗は床に倒れた。
あれ?さっきより素早さがなくなってる?有力のリンクを壊すのに時間がかかりすぎじゃないか?
「……ああ、そうか。人間界は有力の研究が進んで無いのか。」
「何?あんた火星にでも住んでる訳?(笑)」
博麗はリンクを壊しながら言う。
「さあ?」
「ま、本気でいくわね。」
「スペルカ-ド発動!夢府「二重結界」!」
うわ、これは本気だな。となると、人間に神様だってばれるか?
人間に神様だって知られたら困る。
とにかく、学園長には絶対にバレたくない!
この実力は隠さねば。
ってことで、そこの頑丈そうな監視カメラを壊してっと。
よし、あとはコイツを倒すだけ。
「スペルカード発動!神府「九人の神」!」
次回は「神様が、人間界で。」の細かい設定紹介をしようかな。多分、小説以外で表示されると思うよ~