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昏き闇に響く旋律
頭が痛いのじゃー!定期テストなんて◯ソ喰らえなのじゃー!って思っててそして定期テストが終わったら漢検なんてク◯喰らえー!ってなりましてもうすぐ期末だオワタ
幼き|闇ノ王《テネノク・アラク》が歩く。アサシアント族は深淵の中でも強者が集まる最下層のなかで最強の名を勝ち取っている種族である。赤子でも5mは超える巨躯を持ちながら、怪しく光る紅い眼は恐怖の根源を呼び起こす。
そのなかでも|王《アラク》と呼ばれるモノがごく稀に存在する。アサシアント族の中でも強く、知能が高い。そもそもの纏う氣が桁違いである。
殆どの王は老蜘蛛である。なぜならば氣を喰らい、喰らい、喰らい、喰らい尽くして王になるのだから。だが、この幼きモノはまだ生まれて間もないのに王に達した。それだけでなく、王の中でも最強格しか異名を持てないのだが…『|闇ノ王《テネノク・アラク》』の異名を勝ち取っている。もはや、天地がひっくり返ろうと、水が燃えようと、目の前に居ようが、実在を疑うほどに強いのである。
何故か。それは共喰いに成功したからである。しかも生まれたばかりで親和性の高い兄弟の。通常、アサシアント族は同族と戦うのは生まれたばかりの時であり、それも空腹で食べようとしているのだからなかなか倒せないとわかればすぐに逃げて餌を探しにいく。だが、この蜘蛛は他の蜘蛛より少しだけ早く産まれた為、あっさり成功したのである。全ての兄弟を屠ることに──。
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|深淵皇帝《ルトゥ・ティントアラク》は生きることを諦めていた。なぜなら──
「|闇ノ王が深淵皇帝に決闘ノ儀を申し込む!《-/Taenk=Arak/-toto-/Lut=Teint’arak/-trnt-kiriri-we-motatanlait-tentaklstn-》」
深淵皇帝に闇ノ王が決闘を申し込んだからだ。アサシアント族の長、深淵皇帝は決闘によって勝者に継承される。そして、闇ノ王は現深淵皇帝よりも強い可能性が高いのだ。因みに深淵皇帝はアサシアント族で唯一自らの名前を持つことが許される。現深淵皇帝の名は|終わりなき恐怖の蜘蛛《Riaan’raenya=Assen’ent=Yop’eia》。
「|深淵皇帝リアナ・アサシアント・ユパの名に置いて決闘ノ儀を受ける!《-/Lut=Teint’arak-Riaan’raenya=Assen’ent=Yop’eia/-sata-runa-douda-sint-kiriri-we-monasitanar-tentaklstn-》」
皇帝に使えし者どもがファンファーレを鳴らす。
ここに響くは昏き闇の旋律。
深き闇の底で静かに死合いは始まった。
あはっあはははははは!
よし。やっるぞー!
不定期投稿だが次作は必ず書く!楽しみにしてろよっ!