公開中
番外編「サイドストーリー:【霊夢】」
サイドストーリー!
これは完全霊夢視点での物語の進行となります。
なので見たことないストーリーもある・・・かも?
ストーリーは基本的に重なるけど、霊夢さんの感情が9.5割です(笑)
霊夢→一→魔理沙→要望があれば他キャラって感じすね。
〜紅霧異変編を霊夢視点、〜春雪異変を一視点、〜情壊忌(オリ異変)を魔理沙視点、オールスターは諦めた(笑)
オリ異変の名前が決まった!東方情壊忌!かっこいい!名前にも実は伏線があったりなかったり・・・(こういう時は大体無いやつだね。)
レッツラゴー!
番外編「サイドストーリー:【霊夢】」
---
ある日、幻想郷に2人の骨が来た。
魔「なあ霊夢〜〜〜暇だ〜〜〜なんか面白いこととかないのか?」
霊「無茶言わないで魔理沙、あるわけ無いでしょ。だいたいそんなこと私が探してるわよ。」
霊「・・・!」
魔「どうしたんだ?」
霊「これは・・・面倒くさいことになりそうね。」
魔「お!?どうしたんだ?」
霊「魔理沙、さっきの発言撤回するわ。あんたの言う「面白いこと!?」割って入るんじゃないわよ。ともかく、なんか起きそうな予感がする。」
1「霊夢さーーーーーーーーーん!」
霊「ほれ言わんこっちゃない」
1「霊夢さん!」
霊「全くどうしたのよそんなに慌てて」
1「な、何か人里に変な妖怪が!」
霊「ただの妖怪じゃないの?」
1「そ、それが・・・骨?といいますか・・・」
霊「骨?」
魔「おいおいなんだその面白そうな案件は!私が」
霊「私が行くわ。あなたはお留守番。じゃ。」
魔「お、おい霊夢!ったく、頑張れよ。」
スタッ
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
・・・確かに言われた通り・・・骨ね。
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
妖怪じゃない・・・?いや、この手の小言は聞かないほうがいい。
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
こいつ私を知らないの?となると外来・・・いやないない。流石に外来で妖怪が来るとか・・・あのババアもそんなことはしないでしょ。
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
霊「まずはこっちから!霊符『夢想封印』!」
イ「なんっだ?これ?玉が・・・追尾してくる!」
霊「これを避けきるってね。少なくともそこらへんの雑魚じゃなそうね。」
イ「次は僕のターン!」
霊「なんでターン制になってるの?夢戦『幻想之月』!」
イ「えぇぇぇ!そんなの反則だって!」
霊「とか言いつつも全部避けてるじゃない・・・!」
残り枚数はあと2枚・・・【宝符 陰陽宝玉】と・・・|あれ《夢想天生》・・・これを避けられたら・・・最悪それを使うしかなくなってしまう・・・!興味がないとはいえ殺すのは避けたい・・・!頼む!これで堕ちてくれ!
霊「宝符『陰」
イ「今度は僕だよ!〈FIGHT ACT ITEM MERCY〉⇒FIGHT」
・・・何だその攻撃。コマンド?
霊「骨!?・・・とインク?」
バシッ
霊「いてて・・久しぶりに傷をつけられた・・・あと1枚使うつもりだったけど・・・思い切ってここで使っちゃおう!『夢想天生』!!!」
これは私の最終奥義・・・普段は使わないけど、こんな状況になって、こいつを野放しにしておくと危ないと思った。
イ「何だこれ!?何故か霊夢にさわれない!くっ・・・助けてフレッシュ!」
?「hey,hey 陽気なブラザー?な~んでこんなとこにいるんだい?」
霊「!?」
こいつに似たのが二人?どういうこと?にしてもかなり身長が高いわね・・・
イ「フレッシュ!早速で悪い。急いでるんだ。事情は後で!とりあえず力を貸してくれ!」
フレッシュと呼ばれたそいつは、・・・見るからにポジティブマンだった。魔理沙顔負けね。
フ「?‐?」
フ「なるほどね〜〜いいよ。要はそこの変なニンゲンから事情を聞けばいいわけね?」
何故か状況理解が早い。
イ「(指パッチンをしながら)さすがフレッシュ!話が早いね!でもあの巫女さん、なんか話聞いてくれなさそうなんだよねぇ〜。攻撃が通らなくなったし。」
心の声が聞こえてしまっている・・・いや・・・無意識に出ているだけなのか?
フ「あれ?インク使ってないの?」
イ「フレッシュが言ったんでしょ?知らない場所でむやみに能力を使うと危ないって。」
なんか親みたいね。
フ「な〜にこんな状況でもオイラのいったことを守るなんてねぇ。」
ほんとに親じゃん。
イ「だって僕と違ってフレッシュ賢いもん!」
逆にあんたはバカってことで良いわけ?
フ「とりあえず今は使ってもいいYO?」
この流れで何か来るの?
霊「作戦会議終わった?こっちは急にでかいのが出てきて混乱してるんだけど。」
イ「この子は僕の親友!フレッシュ君で〜す!」
そう言われても。
霊「まためんどくさそうなのが一人増えたわね・・・」
あっ、つい心の声が。
イ「確認だけど能力使ってもいいんだよね?フレッシュ。」
出た、親パワー。
フ「まだ気にしてんのか兄弟?いいぜ。使っちまいな〜〜」
兄弟?親じゃなく?
イ「せっかく来てもらったフレッシュ君には悪いけど、ここは僕一人で行けるよ。」
呼んだ意味よ。
霊「あんまり舐めないでほしいわね。」
イ「舐めてるわけじゃないよ?ただ・・・|能力《インク》が使えるってだけさ。」
霊「インク・・・?」
なんじゃそりゃ。
イ「形勢逆転!undertale Gサンズ、undeefell フェルサンズ!」
G「よう。」
わお。
fell「どこだよここ。」
わぁお。
霊「また増えた・・・」
イ「早速で悪いけど、そこの巫女さんやっつけちゃって!殺さないでいいよ!」
お・・・親玉みたいな?
2人「了解!」
くっ、だけど!
霊「さっき夢想天生使っちゃったからもうこれしか残ってない!」
霊「宝符『陰陽宝玉』!」
これでまずは・・・
2人「甘い」
後ろ!?
霊「瞬間移動・・・して!?」
2人「ブラスター!」
・・・・・・でもそこでやられる私じゃないわ。
霊「そっちこそ甘いんじゃないの?」
2人「え?」
無慈悲なお祓い棒!
イ「危ない!」
なんか消えたし!ズルッ!
霊「私をあまり舐めないほうがいいわよ?」
一応強がりは言ってみた物の・・・よね。
イ「そうみたいだねってえぇ!」
はい、不意打ち〜
霊「はぁ・・・手こずったわね。にしてもこの妖怪、何だったのか。レミリアみたいに話が通じる妖怪だったぽいからねぇ。事情を聞くのもありだったけど・・・まあいいか。」
かえって魔理沙になって言おうかn
霊「!?」
妖気!?・・・いない。・・・・・・いない!?
?「ア・・・ガ・・・」
!?
霊「あの妖怪?」
霊「っ!?」
グッ!
はぁ、はぁ、何なのよこいつ。
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
なんか合図してる・・・?
《Last breath sans》
もう一体・・・
ちょ・・・ちょ何?近づいてこないで?無言って怖いよ?
霊「うぎゃぁぁぁぁぁ」
・・・何があったかは言わないでおくわ。
人間3「だ、大丈夫っすか霊夢さん!そして何だこの化け物は!と、とりあえず霊夢さんは運ぶとして・・・この妖怪をどうするか。客人だったときが怖いし、一応博麗神社・・・・に運んどこう・・・」
ん・・・もういいか。寝よう。
霊「ん・・・ん?ここは・・・|神社《うち》?」
3「気づきましたか!?もう・・・!心配しましたよ霊夢さん・・・!道端でそこの変な妖怪と一緒に倒れ込んじゃってて・・・急いで2人をここまで運んだんです。」
そいつと・・・?とりあえず帰すか。
霊「そう・・・ありがとう。もう行っていいわよ。」
3「わかりました・・・そこの妖怪に関しては任せましたよ・・・!」
霊「はいはい・・・」
って、?
イ「ん?」
え
霊「あ」
イ「あ」
2人「あ」
2人「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
霊「なんでいるのよ!ストーカー!?」
イ「そっちこそ!てか結局ここはどこなんだよ!」
知らないわよ!もう・・・何がなんだか・・・諦めよう。
数十秒後
イ「落ち着いた?」
霊「ええ・・・」
イ「で?結局ここはどこ?」
ん?
霊「え?」
イ「え?」
でもこいつ妖怪・・・・・・
霊「あなた、妖怪じゃないの?」
イ「逆に、妖怪って何?」
ん?
霊「もしかしてあなた、外来人?でも妖怪?」
イ「外来・・・?」
アッ・・・察
霊「これはだめだわ・・・っていうかそれならなんで戦う前に言わなかったのよ!」
イ「何回も言ったよ!」
--- 回想 ---(「本当の第一話」より)
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
「|妖 怪 じ ゃ な い っ て ・ ・ ・ し か も こ こ が ど こ か も わ か ら な い し !《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》 」
現実
本当だ・・・・
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イ「ね?」
・・・じゃあ
霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
イ「本当だよ、もう。何回も聞くけど、ここは一体どこなの?」
霊「ここは、幻想郷。」
----------------------- 少女説明中 -----------------------
イ「へぇ〜〜なるほど・・・」
なんかのほほんオーラ全開ね。
霊「今度はこっちの番よ。あなたは妖怪?どういう世界にいたの?」
-----------------------骨説明中----------------------------
霊「なんか・・・特殊ね。過去は?」
イ「それに関してはあまり伝えたくない。」
霊「わかったわ。」
悲しみの声色・・・聞かないほうが良さそうね。
霊「じゃあ・・・しばらくここに居候していく?どうせ行く宛もないんでしょ?」
イ「いいの?やったー!」
はあ・・・全くこれから忙しくなるわね。
霊「挨拶代わりのお賽銭入れていきなさい。」
イ「いや金持ってないし。」
こいつ持ってないクチか・・・
霊「チッ・・・」
イ「今舌打ちした!舌打ちしたよ!舌打ちだ!いけないんだ!」
霊「してないわよ。」
イ「いいやしたね!僕の耳は音を逃さないのさ!」
霊「音逃してどうすんのよ。」
イ「この〜〜〜!」
そうやって軽くからかってみたものの、私は感じていた・・・これから起こる、
――――嫌な予感を。
その夜 インクが寝静まった頃。境内裏にて
紫「例の骨のことだけど。あなたは気づいた?霊夢。」
霊「ええ、気づいたわ。」
それを話す紫の表情はやけに真剣で、私もこれ以上ないくらい緊張していた。
霊「彼の魂には・・・」
紫「・・・感情がなかった。」
霊「それで?彼の時間軸は見つかりそう?」
紫「それが・・・」
霊「あんたが手間取るなんて珍しいわね。」
紫「いや、一応見つけたの。彼の時間軸。でも・・・」
霊「でも?」
紫「――――彼の時間軸は見えない|誰か《・・》に改竄されていた。」
霊「!?それって」
紫「ええ。異常なことよ。彼には今後探りを入れる。彼の過去には・・・何かある。」
霊「そうね。」
紫「それに最近・・・変な気配があるの・・・こう・・・謎の気配が。私と藍以外は誰もいるはずないのに。」
霊「わかった。彼は・・・こっちで安全にする。調査を入れるのはあなたがして。」
紫「了解。」
朝明けて
霊「ねぇインク。」
イ「何?」
霊「あんたちっとはお賽銭入れた?」
イ「だーかーら!ぼくはここでのお金なんて一銭も持ってないし!そもそもお金を稼ぐ方法もないんだって!」
まあ・・・そうよね〜
霊「はぁ〜〜〜これだから妖怪を住まわせるのは好きじゃないのよね〜〜〜」
基本的に誰も住まわせないんだけどね。安全にするってババアに言っちゃったしね・・・
イ「だーーかーーら!!妖怪じゃないってーーーー!はあ。じゃ、どうやってお金を稼ぐかだけ言って。」
そうねえ・・・
霊「人里で店を開くとか、絵の展覧会をするt」
イ「絵!?」
わお。
霊「絵の話になった途端にがっつくわね。」
イ「そりゃそうでしょうよ!絵は僕の生きる道だよ!?」
霊「はいはいわかった。それでやるの?やらない」
イ「やる!!!!!!!!!!」
・・・ある意味の愛ね。
霊「ほんとにがっつき始めたわね・・・」
イ「ねぇ霊夢!どこに行ったら展覧会って開ける?」
どこって・・・どこぞの吸血鬼の館でそんなもんが開けると思う?
霊「そうね・・・ま、一番手っ取り早いのは人里でしょ。」
イ「じゃあその人里?に連れてってよ!」
ほんとにグイグイくるわね・・・ここまで来られたのは・・・魔理沙以来かしら。
霊「わかったから!離れなさい!」
さっきからインクの匂いがしてうっとおしいのよ!
イ「はぁい」
なんかこいつしょんぼりしてない?めんどくさいわね・・・
霊「とりあえず乗りなさい。送ってあげる。そしたらあとは自分で行けるんでしょ?」
魔理沙用に作った二人乗りのシートだけど、こんな用途で使う日が来るなんてね・・・
イ「うん!ありがとう霊夢!」
・・・単純なんだか天然なんだか。
---------------少女移動中---------------
霊「着いたわ。」
イ「ここが人里・・・!初めて・・・ではないね?霊夢さん?」
気を使ったほうがいいわよね?
霊「その節は本当にごめんなさいね・・・」
イ「いいよいいよ!僕あんまり根に持つタイプじゃないし!何ならすぐに忘れちゃうから!」
チッ
霊「なんだ。気使って損した。」
イ「いや、そこは使おうよ!というか使ってよ!」
霊「はいは〜い」
イ「ちょっとぉ!?」
軽口を叩きつつも、こいつには一切の感情がこもっていない。そのことを不思議に思いつつ、
霊「展覧会を開くなら色々と準備が必要だわ。絵は自分で描くから問題ないとして・・・会場費とか、紹介する人とか、設備費用とか、リハーサルとか・・・」
イ「会場費はツケで。紹介する人は霊夢でいいじゃん。」
霊「はぁ!?私がそんなのやるわけ無いでしょ!?」
イ「売上の半分を君に渡す、と言ったら?」
よしやろう。
霊「ありがたくやらせていただきます、インク様。」
イ「本当にお金に目がないね霊夢は・・・」
あったりまえだろ!こちとら一ヶ月の食費が50円あればいいほうじゃあ!
霊「で?あたしは何をすればいいわけ?」
イ「とりあえずソッコーで絵を50枚ぐらいとビラを描くから、今から霊夢はソッコーでビラをばらまいてきて!」
霊「了解」
3分後
イ「これでいいか!」
これをばらまくわけね。
霊「じゃあ配ってくるわ。」
5分後
イ「お、帰ってきた」
霊「とりあえずばらまいてきた。今はめっちゃ話題になってるわよ。」
イ「よーし明日は頑張るぞー!」
うん。意気込みはいい。・・・ん?
霊「え?明日するの?」
イ「うん。ビラ見てないの?」
霊「興味ないし。」
忘れてたー☆
イ「え〜そこは見ようよ!」
翌日
イ「いや〜いよいよ今日だね。」
安定の能天気ぶり。
霊「繁盛しなかったら自腹だからね。」
イ「その時はツケで。」
霊「それが通じると思ってる?」
イ「じゃあ最初の戦闘の貸しを使おうか。」
チッ。
霊「用意周到ってわけね。」
イ「備えあればうれしいな、と言ってくれたまえ。」
間違ってるけどなんかムカつく。
霊「殴っていい?」
イ「ダメ。」
霊「あと備えあれば憂いなし、ね。」
イ「殴っていい?」
フッ。
霊「ダメ。」
イ「僕も殴らないから、そっちも殴らないでね。」
霊「OK殴る。」
イ「なぜそうなった!?」
フフッ。何かからかい甲斐のあるやつね〜
30分後
イ「ハックション!」
霊「へぇ〜骨でもくしゃみってするのね。え?風邪引いた?」
イ「いや〜そんなことないと思うけど・・・」
霊「誰かが噂してたり?」
イ「だとしたらエラーぐらいしかいないけど・・・」
霊「ああ、例の破壊者さん?」
イ「まあいいよ!それよりついに展覧会だよ!のこり30分、きっちり仕上げるよ!」
霊「そうね。」
更に30分後
その展覧会は、予想以上の繁盛ぶりだった。これじゃツケを使われることなんてなさそうだ。
霊「賑わってるわね〜」
イ「僕も正直ここまでとは思ってなかったよ。」
?「Oh〜賑わってるねブラザー!」
うわっ
イ「フレッシュ!」
やっぱり。
霊「ゲッ。」
フ「おいおいそこの嬢ちゃん〜〜?ゲッ。ってそりゃねぇぜ〜?」
しょうが無いでしょこちとらトラウマもんじゃあ!
フ「ってよく見たらこの前やられてた子じゃん!」
霊「じゃん!じゃないわよこの背高骨!」
フ「にしてもよくここまでの大行列ができたね〜展覧会で。」
話題変えやがった。
イ「フフン、すごいでしょフレッシュ!」
霊「じゃあそろそろ帰ってくれる?」
あんたがいるとトラウマが蘇るったらありゃしない。
フ「オーケーまた来るぜ〜〜」
霊「来んなアホ!」
イ「落ち着いて、」
霊「はぁ、はぁ、はぁ」
疲れる〜あいつ桟と会ったら意気投合しそうね。
イ「ま、それはともかくもうちょっとで終了時間だね!」
霊「そうね。さあ金額はどんなもんなのか・・・!」
終了後
受付「はい、集計終わりました!合計で百万円です!」
・ ・ ・ ・ ?
2人「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
イ「5000万$・・・バタッ」
霊「円!?銭じゃなく!?」
受付「そんなに驚かれることですか?展覧会はこれで中くらいですよ?」
!?
2人「え!?そんなに儲かるの!?」
霊「ちなみに・・・大きいときで何円・・・?」
受付「まあ大体・・・1000万円ぐらいですかね。」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(省略 ・ ・ ・!
霊「いいいいいいいいいっいいいいいいいっ一千万!?」
霊「インク。」
イ「はい。」
霊「今すぐ展覧会を開きなさい。」
イ「え?でも今」
霊「早く!!!」
これは稼ぎどきよ〜〜〜!
イ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
その後神社にて
霊「そういえばあんたさ、スペルカードってないの?」
イ「あぁ、あのちょっと前に霊夢が言ってた殺さないための技?」
霊「そうそう。」
イ「ないかなぁ。自分には前の戦闘スタイルのほうがあってるし、そもそもどうやって作るかもわからないし?」
霊「あ、じゃあちょっと待ってて。」
数十秒後
霊「はいこれ。」
イ「何これ?白い紙切れが10枚も。」
霊「それが、スペルカードの素。」
イ「これが?」
どうやって説明すればいいかしら。
霊「それに感情とか、こんな技にしたいな〜とか具体的な構想を込めたら、その紙が具現化してくれるの。別に紙自体に魔法を発動させる妖力がこもるわけじゃないけど、不意打ちとか、そういうので殺されるのを防ぐために、その【スペルカード】を宣言して使用するの。」
イ「へぇ〜〜」
霊「やってみ。」
イ「・・・・・・・・・」
イ「よし!できた!」
霊「どれどれ・・・もう5枚できたの?」
・・・ナニコレ。
霊「【戒符 最後の審判】・・・あんた中二病?」
イ「違うよ!これは・・・職業柄ね。。。」
なんの職業よ。
霊「わかったわ。作り方のコツを教えてあげる。これはね・・・」
a few moments later
2人「できた〜〜〜〜〜〜!」
やっと終わった!
霊「なんか達成感あるわね。」
イ「・・・・・・・・・・」
霊「インク?」
イ「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZ!」
霊「寝てるし・・・」
フフッ。
霊「まいっか!私も寝ようっと!」
こういうときだけ寝顔が可愛いんだから・・・
そう呟いた霊夢の横には、すやすやと眠るインクがいた・・・
翌日
霊「そうそうインク。」
イ「なぁに?」
霊「そういえば展覧会の時に人里を回ってたら、【エラーの裁縫販売店】って店があったわよ。」
イ「!?」
霊「ま、あんたの言う破壊者さんかどうかはわからないけど。休憩中なのか店番がいなかったしね。っていうか破壊者のくせに裁縫好きなの?」
・・って。顔が・・・やはり因縁の相手?みたいなもんなのかな・・・
イ「・・・」
霊「インク?」
イ「・・・」
霊「おーい」
イ「・・・」
霊「おーーーーーーーーい!」
イ「うわぁ!なんだよ霊夢!」
霊「なんだよ、じゃないわよ。一人で黙って考え込んで。そんなに真に受けなくていいのよ?本人がいたわけでもあるまいし。同一人物かだってわからないんだし。」
イ「そ・・・そうだよね霊夢。」
まだ考え込んでる。。。にしても・・・展覧会で・・・分前50万・・・
霊「しっしっし・・・これで私もしばらくは生活安泰・・・」
イ「ププッ。」
霊「何よそんなにおかしい?」
イ「いや?むしろ霊夢らしくて可愛いなって。」
!?
霊「ブッ!?」
イ「どうしたの霊夢?顔が赤いけど。」
霊「うるさいわねっ!喋ってる暇あったらさっさと稼いできなさい!」
そういう事はズバズバと言うもんじゃありません!
イ「はいはい。」
?「勝手に2人でアオハルしないでくれる?私寂しいんだけど?」
霊「あ!KUSOBABAA!」
?「ア゛ア゛ン゛?」
ア.
霊「スイマセン」
イ「いやいやいやいや!誰!?」
えっとね。
霊「このクソバ」
?「よしOK殴る。」
霊「うわあああああああああああああああああああああああ」
強烈なデジャヴが―――――ミ☆
紫「改めまして私はこの幻想郷の賢者・八雲紫よ。以後お見知りおきを。」
イ「は・・・はぁ、ご丁寧にどうも。」
霊「で?あんた何しに来たわけ?」
紫「いや?話題のインクさんにご挨拶をと思っただけよ?」
イ「話題?」
紫「あら知らないの?今あなた人里で『すごい絵描きがいる』って話題になってるけど。」
ああ、たしかにそんなこと村人が言ってたような?
イ「そうなんですか?」
霊「ま、いいわ。さっさと帰ってくんない?めんどくさい。」
紫「はいは〜いまた来るわね〜」
霊「来んな!」
--- ブオン ---
イ「!?」
霊「・・・!」
これは・・空が赤い?異変ね。出処は・・・私の勘が吸血鬼の館だと言っている。面倒くさいわね。あそこはキャラ濃いのが多いし。などと、私がそんな事を考えていると・・・
イ「ええええ!?なにこれ!?なんか空が急に・・・赤いよ霊夢!なにこれなにこれ!?今から世界は終わるの!?ねぇ霊夢なんとか言ってy」
・・・💢
霊「うっさいわね!こちとら今から原因を探る気じゃぁ!」
イ「スイマセン」
霊「とりあえずこれは・・・異変ね。」
イ「異変・・・なんだっけそれ?マフラーマフラーっと。あ!これか!『異変:博麗の巫女が異変と認めたとき初めて「異変」と認定される。その異変は博麗の巫女が責任を持って仲間とともに解決させねばならない。』だって。へ〜〜!そんなのもあるんだね〜」
霊「あなたって本当に忘れっぽいのね・・・」
そうだ。
霊「今から私は原因を探りに行くけど・・・あなたも来る?」
イ「行く!」
まあ人では多いほうがいいしね♬
霊「分かったわ。ついてきなさい。」
A few hours later
イ「着いた〜〜〜紅いね〜〜〜この館。」
霊「私の勘的にここが元凶だと言っている。」
うん。
イ「・・・ん?」
なによ。
霊「なに?」
イ「・・・勘?」
うん。
?「あのー。」
霊「うん。」
イ「なんで?」
霊「私だって完璧に異変の元凶が分かれば苦労しないわよ!」
イ「なんかごめんね?」
グサッ
?「あのー?」
霊「それが逆に女の子を傷つけてたりする。」
イ「・・・」
まあ、実はそこまで気にしてないんだけどね。
霊「ま、いいわ。さっさと行きましょ?」
?「あのー!」
💢
霊「なによさっきからうっさいわね!」
?「すみません、私一応ここの門番なんですけど。」
ということは、だ。
霊「じゃああれか。退治される存在というやつだ。よしOK退治する。」
?「早い早い早い!せめて自己紹介ぐらいさせてくださいよ!初登場なのにここまでの出番が少な」
ーこのメッセージは削除されましたー
【霊符 夢想封印】
ゴッ。ズドォン!パラパラパラ・・・ガクッ。
霊「・・・」
いるわね。何だこの感じ・・・何か・・・一瞬止まったような・・・
イ「!」
霊「いるのはわかってるわよ。さっさと出てきたらどう?」
?「さすがですね。博麗の巫女。」
霊「で?あんた誰?」
?「私はこの紅魔館の主・レミリア・スカーレット様に仕えるメイド・十六夜咲夜でございます。」
霊「ご丁寧にどうも!」
咲「それではやり合いましょうか・・・博麗。」
・・・
霊「インク、あんたは先に行きなさい。」
イ「そこで僕!?」
霊「先に行って、私が来るまでできるだけ粘ってほしい。」
こいつは私だけで行ける。
イ「分・・・分かった!」
行ったわね。
咲「良かったのですか?」
霊「ええ。あなたごとき、私で倒せると判断したわ。
咲「挑発がお上手なことで。」
霊「【霊符 夢想封印】」
--- ブオン ---
咲「勝てるはずありませんわ。私のこの・・・時を止める能力には。」
シュシュッ!
--- ブオン ---
!?
おかしい・・・私は確かに弾幕を放ったはず・・・
霊「なるほど・・・能力で何かをしたわね?」
咲「!博麗の巫女は勘が鋭い、という噂は本当でしたか。」
霊「大方時を止める、とか無効化、とかそんなのでしょ?」
咲「!?」
スッ
図星みたいね。
咲「確かに、私の能力は時を止める、です。ですが、それが分かったところで・・・」
--- あなたに、対抗できるんですか? ---
--- ブオン ---
咲「予想外でしたが、それでもあなたは私には勝てません。」
ガキン
咲「!?マズイ!時間切れが!」
--- ブオン ---
コツ、コツ、コツ、
やっと引っかかってくれた。あの時に仕掛けておいてよかったわね。
霊「幻想郷ではあんたみたいなやつ珍しくないわ。本気でやったときは、|それ《・・》はなんの意味もなくなる。」
--- ブオン ---
咲「!?」
咲「・・・動けるはずないのに!」
残念、結界術!
霊「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
【霊符 夢想封印】
咲「グッ・・・・・・・・・・!」
霊「やっと終わったわね。インクはちゃんと最上階につけたのかしら?まあ何にせよ行ってみましょうか。」
ー到着後ー
霊・イ・フ・エ「レミリア・スカーレット!」
全員「は?」
!?
霊「魔理沙!!?」
魔「霊夢?」
エ「テメェ!」
イ「お前!」
フ「お姉様?」
全員「・・・(どういう状況?)」
A FEW HOURS LATER
・・・どうしてこうなった?
霊・イ「よくわかんないけど、要はそこの二組蹴散らせばいいよね(わね)!」
魔・エ「よくわからねぇが、とりあえず全員倒せばオッケーだな(だぜ!)。」
レミフラ「よくわかんないけど、私達以外を倒せばいいのよね?」
?「そこまで」
全員「!?」
--- ガキン ---
こんな時に・・・一番来てほしくないやつが来てしまった・・・
霊「桟・・・」
魔「一・・・久々見たと思ったら随分と苛ついてるじゃねぇか。どうしたんだ?」
レ「一・・・」
その他3人「どなた?」
一「そらそうだろ。知らねぇ奴もいるが、急に空が赤くなって来てみりゃ、随分とバチバチしてんじゃねぇか。」
一「ここは俺の名を立てる。全員速やかに手を引け。レミリアもこの赤い霧を止めろ。そこの似たような骨二匹は後でじっくりと話し合え。ひとまずはそれで解決だ。」
レ「でも」
一「い い な ?」
レ「グッ。」
霊「あんた普段はあんなに変なのに、なんでこんな時ばっか覚醒すんのよ・・・」
一「お前もお前だ、霊夢。何変な骨連れて親友と敵対しようとしてんだ。魔理沙もだぞ。そしてお前らは誰だ?俺ですらこの状況を見て理解なんてできなかったぞ。」
魔「それは・・・」
一「とりあえずスカーレット除いた4人は後で神社集合。宴会はその後だ。」
ここは素直に従うが吉!
霊「わかったわ。」
一「じゃあな。」
--- ヒュン ---
イ・エ「消えた・・・?」
霊「あんたら、その顔からしてお互い因縁の関係の奴を見つけたみたいだけど、あいつだけはやめときなさい。あの化物とは敵対しちゃだめ。まぁ、あんなのでも普段はおちゃらけてて私や魔理沙のところに茶々を入れに来るぐらいなんだけどね。」
2人「あれが・・・?」
そう・・・あれが幻想郷”現”最強にして、2つの能力を持つ幻想郷の|異質《アノマリー》、私達主力陣が彼と戦っても5分と持たなかった化物・・・「|一 桟《にのまええつり》」よ・・・
ー全員神社到着ー
一「で?なんでこんな事になったわけ?霊夢からおもろい奴が来たとは聞いていたが・・・おもろいと迷惑は違うんだぞ?」
イ「あの・・・僕が言うのもなんですが・・・」
一「最初からそんな事言うぐらいなら黙っとれ」
イ「はい・・・」
フッ。正論ね。
霊「とりあえず帰ってくれる?これから私達宴会の準備があるから。」
この雰囲気だけはマズい・・・
一「そこの二人に宴会の説明もなしにか?」
霊「うっ・・・」
一「だいたいお前が悪いんだろ?そんな人に帰れ!はないだろ?」
クッ・・・正論だ・・・
--- 1.よほどのことがない限りお互いの間で干渉しあわない ---
--- 2.異変のときは喧嘩しない ---
--- 3.和を以て貴しとなす ---
イ「待って!最後の方変なのあった!」
一「なんのことだwww?」
・・・圧倒的にウザい。
イ「霊夢の言ってたことがわかった気がする・・・」
そこで私に飛び火する!?
一「本人のいない場で悪口を言うとは博麗の巫女も感心しないなぁ?霊夢?」
霊「あんたにだけは言われたくないわ。」
そう、あんたにだけは💢
エ「とりアエず色々トヤべー奴なのはワかった」
そうそう。
一「なんで俺勝手に初対面のやつから引かれてんの?」
魔「私の影が時が進むに連れ薄くなっている気がする・・・」
一「しょうがない!無い影は増やせばいい!」
魔「それができたら苦労しねぇんだよ!」
・・・ご愁傷さま。
霊「とりあえずは話は終わりでしょ?だったらあんたも宴会の準備手伝いなさいよ桟。」
一「お前らは宴にしか興味がねぇのか。」
うん。
霊・魔「そうだけど?」
一「終わりだよ、この世界。」
骨2人「なんか色々とめんどくさい人に関わってしまったかもしれない・・・!」
そうして宴会が終わり、私の色々あった夜が更けていった・・・
その呑気な私達はまだ知らなかった・・・
―――あんなことになるなんて。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・・
ピカァーッ!
ザァ・・・・・・・・
?「なんで・・・魔理沙・・・」
?「ア・・・ア・・・」
?「・・・なんでだろうな。妙に懐かしい。」
?「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」
?「ドウしてコうなッた・・・・」
周りを取り囲んでいたのは、幻想郷に住んでいた人たち・・・
そして魔理沙・・・
そのそばには余裕そうな表情をした最強と、
どこか心が壊れている2人のモンスターがいた・・・
そしてその側に・・・
博麗の巫女「だった」存在がいた・・・・・
荒れてるね〜(笑)
はい。霊夢回でした。
最後のは情壊忌の1シーンです。荒れてるね〜(笑)
思いの外クソババアはインクを警戒してるようですね。
まあ基本的に情壊忌はインクの真相に迫る回と一がただただカッケエ回ですしね。
とりあえず能力主義のネタが浮かばない・・・!みんな学園モノってどうやって書いてるんだろ。wkrn。とりあえずインエラはこれで第一部終わりかな〜ちな、5部までやる。
はぁ〜頑張れ〜!