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第2話:「冷蔵庫に潜入せよ」
三丁目庁舎・資料保管室の冷蔵庫から、「極秘文書らしきものが発見された」と報告が入る。 ただし、庫内はスパイ課とは無関係なジュースやチーズで満たされているはず。
部長:「この文書…“チーズの裏”に貼られていたらしい」
レン:「それ、ほんとに極秘ですか?」
ユカリ:「冷蔵庫内に入れるのは私。あのガジェットでいくよ」
縮小ガジェット:使用者をミニサイズにする装置。戻すには“解除薬”が必要
庫内マップ・チーズ専用版:冷蔵庫の中の食品配置を記録した手書き地図。けっこう雑
ゼロの鼻センサー:食品の匂いでルート判定。今日のターゲットはブルーチーズ
ユカリは縮小し、冷蔵庫内の「チーズゾーン」へ。 資料らしき紙がチーズ裏に貼られているも、近くには“笑いガス入りホイップ”も置かれていた。
ユカリ:「これ…たぶん隣部署のいたずらですね…」
しかし突然、ガスが漏れ、ユカリがツボに入り笑いが止まらなくなる。
ゼロ(外から見守る):「ワン!」→スカーフが黄色に変化=“笑いすぎ警戒”
レンは解除薬を持って冷蔵庫を開け、手を伸ばす。だが―― チーズの匂いに釣られて、一口かじってしまう。
ユカリ:「あの文書…食べた?」
レン:「……かも」
部長:「文書は食品ラベルの裏だった。“今月のおすすめチーズ”だったらしい」
ユカリ:「任務というより…食品業界のPRでしたね」
ゼロは、残ったチーズの匂いに満足げに鼻をならしていた。
あと3話!(なはず…)