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★お披露目★
ポジティブな小説!実際のファンターネやおかあさんといっしょなどの番組とは全く関係ありません。
NHK番組で、子どもたちに定評のあるおかあさんといっしょが、また今日も始まった。
久しぶりに見てみようと、私はテレビの前に座った。
「こんにちはー!名前忘れたお兄さんとー、」
「歌が下手すぎお姉さんでーす!」
「今日は、ファンターネに変わって新しい3人が来てくれるよー!…ん?3匹か」
名前忘れたお兄さんはそう言って横に手招きをした。
すると、帽子を被った少年2人と少女1人がやってきた。
1人の少年は、気が強そうな顔をしている。
もう1人の少年は、目を閉じていてゆるゆる。
1人の少女は、キラキラ笑顔のポニーテールの髪。
きているつなぎの服にはポケットと強気少年は👊、天然少年は✌️、キラキラ少女は✋の刺繍が施されていた。
「おいポン!またお前が集合ビリだぞ!」
「え〜……化粧水が出なくなっちゃって100km先までかってきたのー!スキンケア大事!」
「………ねっむ。じゃあね」
「あー、まってまって自己紹介〜!」
歌が下手すぎお姉さんはそう言って画面外に消えた3人を連れ戻した。
「俺は👊柄のじゃんだ!好きなことはケンカを売ること、嫌いなことはいい子でいることだ!」
「僕は……✌️柄のけん。好きなことは寝ることで、嫌いなことは起きてること……」
「私は、✋柄のポン!好きなことはスキンケアよ!嫌いなこと可愛子ぶらないことよ!」
みんな個性強すぎ。ってかこれ教育番組にして大丈夫?
「3人そろってー!」
「「じゃんけんぽん!」」「zzz」
だめだ、けん君寝ちゃった。名前忘れたお兄さんがけん君を懸命に起こしている。
「ってかお前だけ名前カタカナ?ずりーよポン酢オタク!」
「は⁇ケンカ大好きマンにだけは言われたくないわ!」
じゃん君とポンちゃんもケンカを始める。や、ヤバイヤバイ!
隣でテレビを静観していた5歳の妹は、こう言った。
「おねいちゃーん、これよくわかんないけどおもしろい!」
そして、私たちはじゃん君とポンちゃんのケンカとけん君の寝顔を静観して25分を無駄にした。