公開中
#15
~次の日~
ついに今日が来てしまった。
そう、今日は琉河くんにこの気持ちを伝える日。
振られる気がする...
そんなことを考えていたら...
琉河「り〜ん!教室入れよ」」
凛「あっあごめん!」
琉河「別に謝るほどではないけど」
凛「今日の放課後、裏庭に来てくれない?」
琉河「分かった」
琉河くん、ちょっと笑ってる。なんで?
凛「やばっ!授業始まる!」
私は大慌てで支度をした。
な、なんとか間に合ったぁ〜
先生「1時間目は国語です。席についてください」
授業の内容が入ってこない。
ただただノート書いてるだけ
頭おかしくなりそう
放課後のことで頭がいっぱい
やめたいって思ってもやめられない
だってもう来てって言っちゃったんだもん
そして、もう逃げないって決めたから。
1時間目と2時間目があっという間に終わり、中休みになった。
このままでいいのかな。
彩華「凛?どした?」
凛「わぁ!び、びっくりしたぁ」
彩華「そんなに驚くことないのにぃ」
桃香「凛、大丈夫?」
凛「うん!平気!」
桃&彩「頑張ってね!」
優しい桃香と彩華。大好きだよ。
そして、3時間目、4時間目、昼休み全てが終わって、帰りの会になった。
日直「さようなら」
みんな「さようなら」
そして私は、猛スピードで裏庭に向かった。
彩華には、桃香が説明してくれたらしい。
1分後、琉河くんが来た。
琉河「で、どうしたの?」
凛「あ、あの」
いざ言うとなると、緊張する...でも!
言うって決めたんだ!
凛「私と、付き合ってください!」
琉河「...ぃぃょ」
凛「?」
琉河「いいよ」
凛「いいの!?」
琉河「俺も、凛のこと、好きだった」
凛「そ、そうなの?」
琉河「...うん」
凛「これから、よろしくね!」
琉河「あっでも、他の奴に言わないようにな。」
凛「なんで?」
琉河「なんでってお前は女子に絡まれるし、俺は男子に絡まれる」
凛「私が絡まれるのはわかるけど、なんで琉河くんまで?」
琉河「少なくともほとんどこの学年の人お前のこと好きだよ?」
凛「...。」
琉河「急に黙るなよ」
そう言って琉河くんは笑った。そしたら、私もおかしくなっちゃって、
2人で笑っていた
こんな日々が続くといいな