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勇者 [ 曲パロ ]
曲パロ 🔰 ですので下手ですけど 、 暖かく応援してくださると嬉しいです 🤍
「 」 = フリーレン
『 』 = フリーレン以外
まるで御伽の話
「 もう 、 80年前の話か . 」
終わり迎えた証
長過ぎる旅路から
切り出した一説
『 勇者ヒンメル . 』 『 戦士アイゼン . 』
『 僧侶ハイター . 』 『 魔法使いフリーレン . 』
『 よくぞ魔王を撃ち倒した . これで世界に平和な時代が訪れよう . 』
それはかつてこの地に
『 この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ . 』
影を落とした悪を
『 その方が都合がいいからです . 』
打ち取りし勇者との
『 フリーレン . 君のこの先の人生は僕達には
想像もできないほど 、 長いものになるんだろうね . 』
短い旅の記憶
「 そうかもね . 」
物語は終わり
『 ありがとうフリーレン . 君のおかげで
最後にとても楽しい冒険ができた . 』
『 綺麗だ . 』
勇者は眠りにつく
『 ヒンメルは幸せだったと思いますよ . 』
「 そうなのかな. . . 」
穏やかな日常を
この地に残して
時の流れは無情に
人を忘れさせる
「 ヒンメル. . . 」
そこに生きた軌跡も
錆び付いていく
『 おとぎ話じゃない . 僕達は確かに実在したんだ . 』
それでも君の
『 そうだね . 僕達の冒険はこれで終わりだ . 』
言葉も願いも勇気も
『 何年一緒に旅をしていると思っているんだ .
なんとなくわかるさ . 』
今も確かに私の中で
『 僕はね 、 終わった後にくだらなかったって
笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ 。 』
生きている
同じ道を選んだ
『 だって私 、 この人の事何も知らないし. . . 』
それだけだった
「 たった10年 、 一緒に旅しただけだし. . . 」
はずなのに
「 人間の寿命は短いってわかっていたのに. . . 」
いつの間にかどうして
「 なんでもっと 、 知ろうと思わなかったんだろう. . . 」
頬を伝う涙の|理由《わけ》をもっと
「 頭撫でんなよぉ. . . 」
知りたいんだ
「 私はもっと人間を知ろうと思う . 」
今更だって
「 でも 、 出来る限りはヒンメル達との痕跡を辿って行きたいかな . 」
共に歩んだ旅路を辿れば
そこに君は居なくとも
きっと見つけられる
物語は続く
『 これからどうするんだ? 』
一人の旅へと発つ
「 魔法収集の旅を続けるよ . 」
立ち寄る街で出会う人の
『 ヒンメル様は村が魔物に襲われた時 、
必死に戦ってくれたんです . 』
記憶の中に残る君は
『 この近くに出た魔物を倒してくれたんです . 』
相も変わらずお人好しで
格好つけてばかりだね
「 ヒンメルってよく像作ってもらっているよね . 」
あちらこちらに作ったシンボルは
『 皆に覚えていて欲しいと思ってね . 』
勝ち取った平和の証
『 でも一番の理由は 、 』
それすら未来でいつか
『 君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな . 』
私が一人にならないように
あの旅を思い出せるように
残された目印
まるで御伽の話
終わり迎えた証
私を変えた出会い
『 その百分の一がお前を変えたんだ . 』
百分の一の旅路
君の勇気をいつか
風がさらって
誰の記憶から消えてしまっても
「 私が未来に連れて行ってあげるよ . 」
私が未来へ連れて行くから
君の手を取った
あの日全て始まった
『 師匠はお前のせいで勇者一行の冒険が
くだらない旅になったって言ってたぜ . 』
くだらなくて
『 くだらなくてとても楽しい旅だったってよ . 』
思わずふっと笑ってしまうような
『 あなたが私を知ろうとしてくれたことが 、
堪らなく嬉しいのです . 』
ありふれた時間が今も眩しい
知りたいんだ今更だって
振り返るとそこにはいつでも
優しく微笑みかける
『 フリーレン . 』
君がいるから
新たな旅の始まりは
君が守り抜いたこの地に
芽吹いた命と共に
『 ほらフリーレン様 、 行きますよ! 』
『 ぐだぐだしていると置いていくぜ~? 』
「 あ 、 待ってよ! 」
『 はぁ 笑 、 全く . 』
文字数:2195文字
めためた名言入れました))
ヒンフリ以外の皆さん 、 出番少なくてごめんなさい 🙏
ザインなんか最後の一文だけ. . . 笑笑
曲パロ初めてでしたがいかがだったでしょうか!
よければ感想とアドバイスお願いします!