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「エイダ」とは一体何者だったのか
今、殺人現場を見てしまいました。
そして容疑者は此処に居る5人の王たち。
「 」はその容疑者の1人として、疑いをかけられています。
〈キャラ紹介〉
人間の王子
スタン・ローデン
獣王
ヴァル・ドレッド
海人女王
マリン・アントワーネ
竜王
ドラゴ・ヴァルスローダ
妖精王
リリー・フローラ
この中の誰かが、エイダを殺したのです。
あなたには、わかりますかね?
(本編とは全く違う話をしています。それでもいいよこいよ!という方はどうぞ!)
__ここはリスピア大陸。
人間・獣人族・海人族・竜人族・妖精族の5つの種族がそれぞれ別々の国を持ち生活している。
それぞれの国は独自の発展を遂げていたが、人間の王「エイダ」の尽力により、この大陸で初となる『和平協定』が結ばれることとなった。
前回の公会議から10年がたったある日
エイダは、再び5つの種族が集結する機会を作り出す。彼はこの集会を「再結会」と呼んでいた。そして、再結会が何事もなく終わる___
ことはなかった。そう、人間の王エイダが
「謎の死」を遂げることとなる。
エイダの後継者である王子スタンは、神妙な顔で各種族の王の顔を見つめる。
ーきっとこの中に犯人は間違いなくいるー
こうして再結会は最悪な形で迎えるのであった。
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「この中の誰かがエイダを殺したのだな?」
そう沈黙を破り捨てるように言葉を放ったのは獣王ヴァル・ドレッド。
「ええ、その様ですわね。私達以外にここに人はいらっしゃらないもの」
そう淡々とヴァルの後に続き言葉を放つのは
海人女王であるマリン・アントワーネである。
「はい。この中に、父を殺した犯人がいることは間違いありません。ですが、なぜ一体こんなことを、、?」
そう悲しみと怒りを混ぜたような声色で話す彼は、人間国の王子スタン・ローデンである。
「りっリリーはそんなことしてないわよ!?」
「それでしたら、皆さんがまずどこで何をしていたか聞くべきではないでしょうか?そこからでないと話が進みません。」
慌てて話す小さな妖精の王はリリー・フローラ
。こう見えて90いっているんだとかどうとか。そして落ち着きながらこの場を進めようとする、竜王ドラゴ・ヴァルスローダ。
「あらリリー様。私はあなたを一度も疑っているとは言っておりませんわ?
もしかして、何か隠したいことでもあるのですか?」
「それならいいんだけど、、リリーは力がないからエイダを殺すことはできないわ!逆に、ドラゴやヴァルは鋭い爪があるでしょう?それで殺せるのではないのかしら?」
リリーは鋭い爪を持つドラゴやヴァルが怪しいのではないか?と訴えかけてくる。
「ふん、お前が何を言おうとやっていないことに変わりはない。俺様を疑おうならいくらでもやるぞ?」
「あら、それでもしもヴァル様がリリー様を殺したとしたら、ヴァル様がそのまま犯人として殺されてしまうかもしれませんわよ?やめておいた方がいいんじゃないんでしょうか?」
ヴァルがリリーへ威嚇をしたところへマリンが
一つヴァルへ言う。その言葉に反応したヴァルは「やめておいてやる。妖精族の女王よ。」
などと一つ言葉をこぼし、推理へと戻る。
「では、始めましょうか。」
王子スタンのその一言でその場の空気が変わる。どこか重く、緊張感のある空気。
「あなた達は0:00〜0:40の間、何をなされてましたか?」
このスタンの問いかけに対し先に口を開いたのはドラゴであった。
「自分は客間から、エイダ殿に話があったので、玉座の間へと向かいました。」
そのドラゴの言葉に続き、マリンが口を開く
「私は、お恥ずかしながら記憶がなくなってますの…。」
何かに反応したように皆が顔を上げる。
「マリン殿もですか?」
「リリーも記憶ない!」
「確かに、俺様は食堂にいたことしか覚えてないな。その後のことは何一つ思い出せない。」
「僕もです…」
こんな不可解な状況に対し疑問を持たないものはいないだろう。まずは皆がいた場所に何か証拠になりそうなものがないか探すようにした。
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皆がいた場所から見つかったもの、それぞれの証拠品となるものを開示していくこととなった。
(こんな感じです)
スタン・ローデンの証拠品
「証拠品①何かの薬」
10年前のエイダの行動に関するスタンの記憶である。以前、エイダが妖精族の王女リリーに献上するために、「何かの薬品」を精製していたことを覚えている。
「証拠品②呪文詠唱の痕跡」
「寝室」と「玉座の間」を繋ぐ扉の前で、
極めて強大な魔力を検知した。おそらく、何者かが魔法を詠唱したものと思われる
獣王ヴァル・ドレッドの証拠品
「証拠品③王家の短刀」
「玉座の間」で、エイダの死体付近に置かれていた。人間の王族であるローデン王家に伝わる短めの刀である。非常に鋭利であり、刀身は血にまみれている。
「証拠品④血の跡」
「食堂」から「宝物庫」にかけて、何者かの血の跡が続いていた。出血量は非常に多く、深い傷を負ったと考えられる。
海人女王マリン・アントワーネの証拠品
「証拠品⑤鱗」
地下室の「井戸」の付近に落ちていたものである。鱗には、微量ながら血が付着している。
「証拠品⑥謎の魔法書
「資料庫」の机の上に置かれていた、「魔法制御」の方法についての書物である。
筆跡から考えると、エイダの手によって書かれたものだ。付近の書物は、埃をかぶっているが、この本には、つい最近開かれた形跡がある。
本当にすいません!!ここで一旦切らせていただきます!!ファンレターなどでのご感想も待っております!!
それでは!ぐっぱいまる!