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記憶の灯火
みーちゃん
マジでどうでもいい話2〜
今日卓球の試合あったんですよ、実は|私《わたくし》、卓球を習っていて…ふふっ…結構いい結果でしたよ?(《《キモい》》ね。)まぁそんな話は置いておいて…、どうぞご覧ください!
水木(いや誰だよ、この人…)
水木(呼ばれたからには少しくらい|面識《めんしき》あってもいいだろ…!!)
水木(何をどこから話せば……)
???「……やはりそうか…」
水木「?…」
???「《《水木》》よ、」
水木「…!?、なぜ…俺の名前を…、」
水木(まずい…やっぱり、|面識《めんしき》あったか…?俺が忘れているだけなのか?)
???「その日のことを、お主の名前を…忘れるわけないじゃろ?」
水木「……」
水木(なんだ…この…|妙《みょう》に懐かしい声は…、)
ずっと…不思議だった。
この|屋敷《やしき》に来てから俺は|奇妙《きみょう》奇妙なことしか体験してない。
目覚めた|瞬間《しゅんかん》の空気、|薄《うす》い光が差し込んだ和室、あざやかな色をした|袴《はかま》。
全てがまるで、
つい最近に見た景色のよう
そしてこいつも…こいつも同じ。
同じ懐かしさを持っている……
…スッ
水木「…!?」
ブワッ
---
???「大勢ついとる…」
???「話しても無駄な相手とは話さぬだけじゃ」
???「水木ぃ…」
???「水木…!」
???「のう、水木。」
???「お主にも、いつかできる。」
---
──|溢《あふ》れ出す"記憶"
それはかつての、
???「…わしの、」
ゲゲ郎「大切な…、」
ゲゲ郎「|友じゃ《友だった》。」
水木「…」
ボロッ
水木「ぁぁ…、ゲゲ…郎…?」
ゲゲ郎「…そうじゃ、わしじゃよ。」
バッ
水木「ゲゲ郎っ…!!」
水木「俺は…、なんッて馬鹿な…」
水木「あの日のことを…大切なことを忘れて…っ」
水木「あの日|交《か》わした…大切な、」
水木「『《《**約束**》》』を…ッ」
ギュッ
水木「…!」
ゲゲ郎「大丈夫じゃ、心配無用…」
ゲゲ郎「わしは…」
ゲゲ郎「わしは《《ここ》》におる。」
水木「ッ…ぅ…」
水木「っ…相変わらずだな、ゲゲ郎は…、w」
ご視聴ありがとうございました!