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月夜、鎮魂 第二話
由香とあんみつを食べた。美味しかった。私も由香も沢山食べて、お腹いっぱいだった。
「あ~~美味しかったね!」
「うん!今度また食べに行こう!」
「じゃあね!希沙!」
「またね!」
由香とわかれて、マンションに帰った。
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その夜。
「ポーン、リリン。ポーン、リリン」
管理人様からの電話だった。おかしいな、掃除は週に一回のはずなのに。
私はスマホを取った。
「もしもし、管理人様?どうしましたか?……えっ、弟子?はい、分かりました。一週間後の掃除ですね。分かりました。はい、失礼します。」
管理人様が新しい掃除屋を雇うらしい。そういえば、私も、初めてのときは先輩についていってたな。そんな懐かしいことを思い出しながら、再び眠りについた。
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一週間後、掃除を済ませて、砂を隠し場所に置きに行った。
「わあ。それが銀色の砂ですか?綺麗ですね!」
驚いて振り返ると、少女がいた。見た目に的には小学生5年生ぐらい。膝上丈のメイド服を着ていた。焦げ茶色のボブカット。少しクセのある髪の毛を耳にかけているのが可愛らしかった。
「管理人様から伺っていませんか?今日から見習いとして入ることになりました、琥珀です。希沙お姉ちゃん、よろしくお願いします!」
琥珀と名乗った少女は、ミニ丈の裾を少し摘み、丁寧にお辞儀をした。…たしか、カーテシーという名前の動作だった。
「あなたが琥珀?……よろしくね。」
新たな出会いに少し緊張したが、琥珀はとても可愛かった。