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羽の生えた天使
あの、まだ始めたばっかで口調掴めてないところ多々あるけど、お許しください……
なかば強制的に、彰人の家に連行された。
普通に入っちゃった。
他の人の家って初めて…
彰人「おい絵名、コイツ怪我してるから」
???「わっちょっと急に何!?っていうか誰連れてきてるの?もしかして誘拐?」
彰人「は!?違ぇよ!あ、コイツ絵名。オレの姉」
…あれ、キャラ変わってない?
そういうあれ?
性格どっか行った?((
「お、お姉さんなんだ…は、はじめまして!夜雲桜月、です」
絵名「…何があったらその怪我になるの??」
彰人「とりあえず怪我の手当だろ」
絵名「き、救急箱…」
「お騒がせしてすみません…」
絵名「ほら!背中の傷は服脱がなきゃなんだから彰人は出てって!!」
彰人「わっ、分かってるよ!押すなってっ」
「あ、じゃあまた後で、?」
絵名「…ねぇ、桜月ちゃん」
「はっ、はい!」
絵名「単刀直入に聞くけど、この傷、どうしたの?」
「ぇ、あ、…っ」
絵名「誰にも言わないから!お願い!」
「…私、家出したんです。」
絵名さんは、黙って耳を傾けている。
「…親と、姉にいじめられてて、。もう限界だ、って思って飛び出して、それで迷子になって、…」
絵名「そこで出会ったのが、|アイツ《彰人》だった、ってわけね」
「ひどい、娘ですよね、。親のこと、こんな風に…私、間違えたかも、知れないです、っ」
絵名「桜月は間違ってない!」
「え、?」
絵名「そんなひどい親なんて、放っておいたらいいじゃない!」
「っで、でも、」
絵名「いっそのこと、ウチに住む?」
「え、…………えぇぇっ!?」
絵名「だって、どの道宛てはないんじゃない?」
「そ、そうですけど、っ」
すると、絵名さんは私の背中の傷の横をつ_っとなぞった。
「いった、」
絵名「ほら、ね。大丈夫。桜月は私が守るから」
「へ、っ」
絵名「少しは私の事も頼りなさいよ」
…本当に今日初対面ですか()
「は、いッ」
絵名「って何で泣いてるの!?」
「泣いて、ない、ですッ」
その時唐突に開いた扉。
ピシャンと勢いよく。
彰人「おい泣き声が、って、」
絵名「…この変態がぁぁっっ!!!」
「え、あっ」
…まだ手当てが済んだばかりの私は、下着しか着ていなくて。
彰人は真っ赤になりながら慌てて外に戻って行った。
絵名「…涙、引っ込んじゃったね」
「はい、えへへ…」
絵名「で、どうする?」
私は服を着ながら言った。
「やっぱり申し訳ないですし、私はこれで失礼します…すみません。お礼できるものが何もなくって、。」
私の持ち物は、ぬいぐるみとスマホだけ。
お礼できるようなものもない。
むろん、お金も。
絵名「お金なしで、どうやって生きるつもり?」
「…ここら辺では、路上ライブも少なくないと噂で聞いた、ので。」
絵名「…もしかして、歌える?」
「い、一応…」
すると彰人が遠慮がちに入ってきた。
「大丈夫!もう服きたよ」
安心したようにふっと笑った。
彰人「その、歌える、のか?」
「う、うん、、」
彰人「ちょっとカラオケ行ってくる!」
絵名「ちょっと待ちなさいよ私も行く(」
「え、⁉なんっ」
絵名「ついでに服とか日常用品も買いに行くの!桜月がこれから生活するために必要なものを!」
「えぇ!?私居候決定なんですか!?」
彰人「逆にほかの選択肢あるか?」
「いや、あるはあるよ」
彰人「流石に突拍子がなさすぎるだろ野宿なんて」
絵名「じゃあ決定ね」
「えぁ!?い、いや、そんな迷惑かけられなっ」
彰人「その代わりに、俺と組まねぇか?」