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10話「ヒーローの本質」
後編だと思った?!中編なんだよねぇぇ!!
小星「しばき殺していいっすよ、皆様。」
?side in ???
ふと、目が覚めると見たことがない場所にいた。
?「ここ…どこ?」
キョロキョロと見渡すと、ベッドの上で寝てたらしい。
?「いでっ……???」
ふと自分の体を見ると所々包帯や治療された跡だらけだった。
?「何これ……自分何してたんだろ……あれ」
てか、”自分”って誰だっけ……思い出せない……
ガチャ
白服の女性「……!どこか痛むところはありますか、?」
突然、白い服を着た優しそうな人が来た。
?「あ、あの…ここは?それに…自分って…何ですか?」
白服の女性「……?!」
すると、その女性はすぐに部屋から出ていってしまった。
その数分後……
金髪の男性「小星ィィ!!」
突然、誰かが急に入ってきた。
小星「えっ?だ、誰ですか……?!小星って……?」
金髪の男性「……まじか、えっと、俺は上鳴電気って言うんだ。お前のダチ!他にも呼んでくる!」
そう言うとすぐに去ってしまった。
小星「デジャヴ……」
---
時間が経つにつれ、沢山の人が集まってきた。
その人たちは一人一人名前を教えてくれた。
……確か、自分は名前を思えるのはとても苦手だったはずなのにすぐに覚えることができた。
というか、聞いたことがあったような感じが聞く度にあった。
上鳴「お前は”小星紫雪”っつー名前だ。俺たちと同じヒーローなんだぜ!」
芦戸「もと同級生でもあったしね〜」
こんなに凄そうな方たちと同じだった事に驚きが隠せないよ……
小星「ヒーロー…か、」
すると、また扉が開いて……おじさん?が入ってきた。
おじさん「おい…!紫雪!」
小星「ほんとに誰?!」
グサッ
麗日「先生ッッッ?!」
皆、先生と呼んでる。……みんなとは知り合いなんだ……?
蛙水「彼は”相澤消太”。紫雪ちゃんの義理のお義父さまよ。」
小星「えっ」
もっと驚きを隠せない、…この人か が自分のお義父さん……???
相澤「わ、悪いな紫雪…記憶喪失、か。」
みんなだんまりする。
__「なぁ、治療法とか誰か聞いてないのか?」__
__「わ、分からないよ……」__
__「とにかく、警察の方々から色々聞きましょう」__
__「やっぱ小星が好きなもんを与えればおもいだすんじゃないか?」__
__「じゃあそばとか?」__
__「ぬいぐるみとか、過去思い出して恥ずかしくなって思い出してくれないかな」__
小星「あれ……たしか、自分合わせて21人でしたよね……?」
切島「ん?あぁ、爆豪か……あいつ、こういう時に限って忙しいんだy(((ドンっっ!
その時、ドアがいき良いよく開かれた。
「「「爆豪?!?!」」」
どうやら、彼が爆豪らしい。……
小星「……」
爆豪「………」
ゆっくりと近づき、お互い顔を見合う。
その時、その爆豪さんは自分の頬にりょうてて手をさすった。
小星「……?」
そして、摘んで……
小星「え?」
思いっきり引っ張って……
小星「|ちぃ、ちょっとぉ!なにぃひゅるんでひゅか?!やめひぇくだひゃい!《ち、ちょっと!何するんですか?!やめてください!》」
しかし、やめてくれない。
小星「こ、この……!やめひゃいと、小星キックくらわすぞ!!」
小星「ん?」
え、何?小星キックって?
爆豪「なるほど」
そんな言葉を発したと同時に。手を離してきた。
爆豪「ちょっと小星借りるわ。」
今度はそんな言葉と共に担がれた。……え?力強すぎじゃないこの人??
「「「えぇ……」」」
---
一体、何をされるのだろうか。
まず、来たのは……バカでかい建物だった。
小星「ここ…なんか既視感あるようなないような……?」
爆豪「ここは、俺たちが通っていた国立雄英高等学校……通称、雄英高校だ。」
とても立派な高校…
---
---
__「でっっっっっっか」__
__うん、めっっっちゃ大きかった。さすがエリート高。__
__「どけデク殺すぞ」__
__え?殺すはちょっと...て!__
__ヘドロヴィランに襲われてた爆発じゃん!!(?)__
__んで、あの緑の___って転ぶ!?__
__ふわり...__
__「う、浮いた....??」__
__「私の個性!ごめんね勝手に...でも、転んじゃったら縁起悪いし!」__
__「あっあっぁああの...」__
__「お互い頑張ろ!」__
__「じょっ、女子と喋っちゃったー!!///」__
__.............いじっちゃお!!__
__「君っ!本番では転ばないようにね!それだけ!」__
__「うぇっ!?えっあああの!」__
__「ばいちゃ!」__
__「また女子と喋っちゃったー!!////」__
__「...楽しい...」__
---
---
小星「……?」
きゅうに、頭の中で何かが再生された。
一瞬だったからよく覚えてないけど……なんか、ことの時の自分、楽しそうだったような気がする……?
ーー
その後も、いろんな場所を回った。
どこもとても見たことがある……というか、絶対あったような感覚……
でも、なにかは思い出せない。
爆豪「どうだ?なンか思い出せそうか?」
小星「……微妙、、」
なんかちょっと申し訳なくなる。
爆豪「……あ、そうだった。」
すると爆豪さんは、バックの中を漁り始めた。
爆豪「実は……前になお前から預かってたもンがあったンだよ。」
そうして、爆豪さんが持っていたのは
小星「お、お面……?」
爆豪「お前……紫雪は、これを”イタチ面”と呼んでる。」
瞬間、様々な記憶が出てくる。
昔、これを外すのがとても嫌だった記憶がある。……理由は思い出せないけど、
なんだかとても変な感じがする……何がきっかけで取ることになったんだろ……?
容姿は……自分でいうのもあれだけど悪くは無いと思うし、
……呪い?
少しずつ、だけど……過去くらいなら思い出せそうな……でも、まだなにか引っかかる
小星「ぅ〜……」
__「キャアアア!!」__
爆小「?!」
突然、どこかで人の悲鳴が響いた。
爆豪「チッ……ここにいろ!」
そう言い残して、悲鳴がした方へと爆破して飛んでいってしまった。
小星「これが、ヒーローの姿か…自分も、こんな感じだったのかな……」
あの人が教えてくれた。自分もヒーローで、飛ぶのがとても早いって。
小星「でもなぁ、飛び方が分かんないんだけど……こ、こうかな……?」
__パタパタ__
飛べん!
小星「こ)じゃあはたから見たらぱたぱたしてる変な人だよぉ…」
ドォン!
正直、心配してしまう。……あの人のことだから、強いって分かってるけど……強いはず
でも
ちょっと、
不安
小星「…行かなきゃ、」
なぜか、そう言葉が漏れた。
記憶だってまだ無いし、たたかあかたもわからないし、なんなら飛び方も忘れた……けど
小星「ヒーローの心だけは忘れてないみたい…!」
そして、なんとなく力を入れてジャンプして飛んでみる。
バサッ
小星「!……なるほど、__バサッ__そんで、こうか……!」
光を1箇所に貯めて、
小星「『|閃光《バースト》』」
瞬間、飛んでもない速さで飛ぶ。
小「はややややや」
てか一瞬、自分だけじゃなくて誰かも一緒になんか発してなかった?
あれ、何?|閃光《バースト》って、
自分の持ち技のことなのかな……
小星「……て!そんなことはどうでもいい!とにかく行かなきゃ……!」
爆発の音がする方へと高速で飛んでいく。
小星「こっちからだった気がするけど……って!」
急に誰かが飛んできて、必死になりながらもキャッチした
小星「って!爆豪さん!?」
爆豪「は、……?!おい、テメェなんで来た?!」
当然叱られる。……けど、|自分《小星》ならきっとこういうはず……
小星「余計なお世話っていうのはヒーローの本質らしいんだって!……えっと、か、かっちゃん?」
その言葉にきょとんとする。
あれ、間違えた?
爆豪「……はっ、なんだそれ…」
めちゃめちゃ飽きられてる……けど、
爆豪「足引っ張ンじゃねぇぞ、タコ足」
小星「そう呼ばれないようにする為に髪型変えたんすけど、……え、そうなんだ」
爆豪「何言ってンだ」