公開中
3
ちょっと通学路を歩くと 、 涼太は思い立ったように手紙を取り出した 。
「 あれ 、 今読むの? 」
宮舘「 うん 、 気になって 」
「 へー 、 涼太が珍しい 」
私がにやにやと涼太を見つめると 、 ふっと顔を逸らしてくる 。
藤原沙羅ちゃんが 、 何を書いているのか気になって 、 涼太の肩に顎を乗せた 。
宮舘「 何? 」
「 見たい! 」
宮舘「 人の手紙盗み見って … 笑 」
「 えーと 、 なになに? 」
「 『 宮舘くん 、 突然だけど好きです 。 藤原沙羅です 。 090- … 』 」
「 えー!! 」
「 字もかわいいし! 」
手紙を最初は紙切れとしか思っていなかったことをこっそり心の中で謝った 。
私が手紙を見たままはしゃぐと 、 涼太のほっぺと私の顎がぶつかる 。
涼太の顔を見ると 、 無表情 。
… なんか怒ってる?
相変わらず 、 感情の読めないやつ 。
あ 、 読み上げちゃったからかな 。
宮舘「 … ほんと 、 むかつくな 」(ボソッ
涼太はつぶやいて 、 自分のほっぺを触り始めた 。
なんだよ 、 あんなにかわいい子から告白されてその態度 。
やっぱり読み上げたから?
「 青春だよ〜〜 」
宮舘「 羨ましいんだ? 笑 」
「 ちっ 、 違うし! まだ来てないだけでこれからきっと来ると私は信じている多分!! 」
宮舘「 自分で多分とか言っちゃってるし 笑 」
宮舘「 … まぁ 、 あかりには来なくていいよ 」
なによ来なくていいって 。
青春来てない気持ちなんかわかんないくせに!
とか心の中で悪態をついていると 、 涼太にほっぺをつんつんされる 。
宮舘「 なに拗ねてるの? 笑 」
「 拗ねてないし 」
私がそうほっぺをわざとふくらませて答えると 、 涼太はほっぺをつぶそうとぐいぐい押してくる 。
私は必死に潰されないようにほっぺに空気を入れる 。
宮舘「 ふふ 、 ブサイクだよ今の顔 笑 」
「 何よブサイクって! 涼太のせいじゃん! 」
宮舘「 あはは 、 おもしろ 笑 」
「 ひっどー 、 最悪なんですけど! 」
むかついて 、 大きくべーと煽ってあげると 、 涼太はふいに私の顔に手を伸ばした 。
うぇい