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セーフシティ2 下
放置してすまなかった・・・!
[雷火]
「ぶっ殺すぞ」
[雷火]
「ねえ・・・」
心配そうな雷火の声
[メイズ]
「どうした?」
すると雷火は暗闇の方向へ指を指した。
[雷火]
「なんか、いやなきがする!」
[???]
「おぉっと!バレちまったかぁ!w」
暗闇から出てきたのは、スラッとしたイケメン
だけど、目は焦点があってない
雷火は冷や汗をかいた
こいつ・・・威圧感というか、パッと見は「音撃」を超える威圧・・・!
[マサキ]
「一応俺は・・・そうだな、マサキとでも名乗っておこう、どうぞお見知りおきを」
[雷火]
「礼儀正しいとこ悪いんだけど、ここらで銃を見なかった?」
[マサキ]
「あー、これのことか?w」
するとマサキは拳銃を取り出した、世界で最もマイナーな拳銃
グロック、フルカスタムバージョン
パアン!!
ーフリック・ノーツー
弾丸は天井に当たった。
[マサキ]
「やっぱ・・・あたんねえか・・・wじゃあっこれならどうだ!?」
グロックを投げ捨て、もう一丁の銃を取り出した
大口径の弾丸を放つ、コルト社のコルト1911A1「ガバメント」
[マサキ]
「じゃあな!」
ドオン!
威力の高く回転量のすさまじい弾丸は、フリックノーツでは捌けない。
こういうときは
ーブラストー
これで、弾丸は回転はするが、前方への運動を停止する
だが次の瞬間
バスッ
[雷火]
「はっ・・・・?」
弾丸は雷火の肩口を貫通した。その瞬間
「ああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
[メイズ]
「どうした!雷火!おい、しっかりしろ!!」
[雷火]
「痛い!痛い痛い!」
[マサキ]
「特性の弾丸だぜぇ?w能力者にしか効かない、”激痛弾”って言ってたっけ」
雷火は痛さにのたうち回り気絶した。
激痛弾は、当たった能力者の能力封じまで可能なため
ー音撃・守護ーも出せない
つまり今は、何もできない状態である
[マサキ]
「あんた、名前は?」
[メイズ]
「メイズだ・・・」
[マサキ]
「本名だよ!w」
[メイズ]
「本名か?おしえないよ、でも能力は教えてやろう」
と少し低めのハスキーボイスで喋る、これがメイズの地声
[マサキ]
「おっ、たすかるー!w」
[メイズ]
「パスモフォビア」
すると、マサキは発狂し死亡した。
[マイン]
「あんた・・・どうゆう能力なんだよ・・・」
[メイズ]
「病理恐怖症って能力さ、この都市で唯一の能力さ」
[マイン]
「恐怖ねぇ・・・」
[雷火]
「ん・・・あっ・・・うわああああああああああああああ!!!!!!」
[マイン]
「落ち着け!」
となだめる、
[雷火]
「えっぐ・・・マイン・・・?ひっ・・・」
[メイズ]
「そうだよ、マインはいるから」
と泣き顔の雷火をなだめる
このあと
後発隊の調べでは、銃器は見つからず、雷火に打ち込まれた弾は白く変色しているだけの
ただの大口径弾だった。
[雷火]
「この弾は結局なんだったんだ?」
この弾は能力で強化されたものということでまとめておいた