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状態異常彼女/wrwrd
ちょっとキャラ崩壊くそあるます
それによくわからんって言うのも多いです。
「無理無理無理無理!!!」
と大声で叫ぶ俺は、コネシマと言う。
『ねぇうるさいんだけどww
で?告るの告らないの??その鬱って人に』
「いや〜迷ってるんだよね。甘栗って好きな人いたっけ?」
『もう付き合ってまぁ〜す♡』
「うっぜぇ〜♡」
俺がいう甘栗とは、ネットの友達である。よくpcゲームを通話しながらやる。
よく恋愛相談をされたりしたりの関係。
『いやでも鬱さんもあんたのこと好きなんじゃない?』
「それだったら苦労してねえってええええ」
『ん〜猛烈アタックあるのみじゃね?』
「俺にできると思ったら大間違いやぞおいコラ」
『ごめんじゃん』
はぁ…と大きなため息をついた俺は考える。
"好き"かぁ。気づいてくれるだろうか。
ていうか気づいてくれるのを待っているだけな俺は何がしたいんだろう?
「もうずっと家でてへんよぉぉぉ……」
『飯は?』
「カップ麺」
『身長は?』
「179」
『体重は?』
「52」
『食えこの野郎』
「いや、食えないんだよなぁ残念ながら」
『住所教えて♡』
「え、《自主規制》♡」
『ちょちょちょちょいちょちょいww』
最近思えば外に出ていないし、LINEすらも見ていない。見たとしても甘栗からのLINEくらいだ。
だからゾムの食害を喰らわないのであんまり太らないし、カップ麺1日2個しか食べないから
よけい太らない。
『今から家行くね意外と近いから』
「え部屋汚いぞ俺」
『外食すりゃいいだろ!俺の奢りだありがたく思え!!』
と言って甘栗は通話のボタンをぶっちぎった。
もうどうしたらいいかわからないかもしれんし、正直甘栗に悪い気がするし、俺今日顔やばくね???
と鏡の中にいる自分を見つめる。
「ぶっっっっっっっっっさ」
「なに自分の顔見てぶっさって言ってんのw」
「ん?え甘栗来るの早ない?」
「あ、甘栗じゃなくてオスマンって呼んでよ〜」
「おー。あと見ててこの顔」
と言って俺はすげぇ変顔をする。
馬鹿じゃねえの?って思った読者のお前。
馬鹿なんだ。
「ぶっっっっっっっっっさwww」
「そうやろwwww」
「飯食いに行こw」
「あーwめちゃ笑ってんけどww」
馬鹿みたいなやりとりをした後、俺たちは
外食する約束したため、外にひさしぶりにでた。
…大先生にも会ってへんなぁ
「〜〜だよね〜ww」
聞き覚えのある声がする。
「あれ、鬱先生おる」
「えっどこどこ?!」
とオスマンがやたらと反応してくる。
こいつは恋愛系とかお菓子とか女の子みたいなことばかりしてくる。
「…他の女の子とできてるんかな…」
「あー…せめて挨拶くらいはしてきたらどうめぅ?」
「……そうするわ」
俺は大先生に近づき、大先生?と声をかける。
「え、シッマ…?いままでどうしてたん!?
LINEも返してくれへんし…」
そうやって大先生は心配してくれているるように見える。が、こいつの目が俺をしっかりと捉えていないことぐらいわかっている。
ー目ぐらい、合わせてや。
見て見ぬフリってどんな感じ?
どうせまた他の子のこと考えてるんやろ?
期待してたのに、期待外れだった。
「…うん、平気だったで」
「そっかぁ…で、後ろの人は?」
「どうも〜オスマンと言います〜」
「あ、鬱と申します!」
「出会ってすぐでなんですが、コネシマのこと、どう思ってます?」
「………」
俺は思わず黙り込んでしまう。
だって、もしも嫌われていたらどうしようとか考えてしまうから。
「?好きだよ?」
「……友達として?」
「え、それ以外なんかあるん?」
「オスマン、もう行こうや!俺全然平気やからさ!!」
と俺は作り笑いをする。泣き虫な俺を表に出さないように、心の中で叫び続ける。
ーそれだけしか思われてないんやね。俺って。
もう、どうでもよくなっちゃったかもしれんなぁ。
今、「無理しないで」なんて言われたら泣いちゃうかも知れへんなぁ…w
だから今だけは言わないで。
俺を、傷つけないで。
---
ずっと前から、こうなったらどうしようとか、ああなったらどうしようとか、考えていることはあった。けれど、今の大先生を見た俺は、
どうでもいいかと思い始めた。
だから大先生といると悲しくなってしまうそとがある。
オスマンとの外食を終え、俺は家に帰ろうとした。現在時刻は23:00。
「早く帰ろ…」
「シッマ!」
不意に名前を呼ばれ、俺はびっくりする。
「シッマ、ごめんね。多分もう帰るかもしれないけどさ、少しだけいい?」
「……いいけど」
「じゃあ僕ん家行こ」
「わかった」
と短い返事の後、俺たちは大先生の家へ行った。もうどうでもいいと思ってたし、大先生のことも正直どうでもよくなってた。
なのに、大先生の顔を伺うために大先生の方を向くたびに、胸が苦しく?なってしまうのは、
おかしいよ。こんなの状態異常だよ、笑えないよ…
「シッマほっぺ赤いけど寒い?」
「…さぁ」
「さぁってなにそれw」
「さぁ。」
「さぁしか言わないじゃんシッマ…」
俺が大先生に初めて恋した時も、こんな感じだった気がする。
はじめてのことは覚える。今日みたいな冬の寒い日に、俺はずっと路地裏で他のメンバーと喋っていた。
その時、大先生がふらっと現れたんや。
確か、ホストの帰りだとか言っていたはずだ。
そのホストは「WR」と言うらしい。
なんか聞いたことある気がするけどほっとこう
そのはじめての優しさに俺は多分惚れたんちゃうかな。
そんなことを考えていれば、いつのまにか大先生の家に着いていた。
「今日仕事の友達来てるからよろしく〜」
「あいよ」
「ただいまぁーー!!」
「おお!大先生おかえり!…女の子連れてきた?」
「いや?」
なぜ俺は女の子に思われたのだろうか?
意味わからん。
「だってすごいいい香りするんやもん」
「…こんちは」
俺は大先生の後ろから顔を覗かせて、
軽く挨拶をする。
その中にいた人達は皆とりあえず左から
イケメンイケメンイケメンイケメンでした。
名前を聞いたところ、シャオロン、ロボロ、ゾム、トントンらしい。
「シッマさんは大先生とはどのくらいの付き合いなん?」
「え〜と…5年?6年?くらいやね」
「めちゃくちゃ曖昧じゃんかw」
「でも大先生と会ったときは覚えとるで」
大先生といると、どうしても本当の笑顔になれない。作り笑いでもない、ただの笑ったフリになってしまう。
「…シッマ疲れてる?」
「別に疲れてへんよw」
「……ならいいんだけどさ、無理しないでね?」
ああ、その言葉が俺にとって刃となってしまう。その、優しさが。
本当に大先生といると不思議な気持ちになる。
泣きそうになるし、嬉しいし。
「ほんっと、お前と居ると、変な気分になるっ…」
「え!?シッマ!?泣かないで!?ごっ、ごめんね!?!?」
「あーあ大先生泣かしたぁ〜!」
「最低〜w」
「僕のせい!?」
「お前のせい!」
俺は渾身の作り笑いで大先生を鼻で笑ってやった。
こんな状態異常、笑えないよ。
その後、みんなでお酒を飲んだり飯食ったりなんだりして、解散する形になった。
「大先生、俺さ、ずっと言いたかったんだけど」
「おん?」
「俺は大先生のこと恋愛感情的に好きやで!
返事待っとるからまた今度遊ぼうな!」
「今お返事返しちゃダメ?」
「んー別にええで」
[stay with my side forever.kiss you.]
そうやって大先生は簡単にいうけど、俺は絶対に離す気はないで。
彼からのプレゼントをありがたく受け取ることにした。
「嫌になっても絶対離さないで」
「それはこっちのセリフやで〜?」
こんな心臓がどきどきするなんて状態異常だよ
でも何故か嫌な感じはしないね。笑えないや。
はい!最初の方キャラ崩壊しました!!
そして2人が付き合ったあとはmnちゃんがものすごく揶揄ってくるようになったらしいです☆
誤字脱字等はお見逃しください!
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