がんばれの意味　5話

「四宮さん 「はい 「最近顔色悪いけど大丈夫？ 「大丈夫ですよ 「そうですか… 「なんかあるなら先生に言ってね 　先生はいつでも味方だから 「はい（ほんとに味方なのか…？ 　　　ｶﾞﾗｯ 「はぁ　なんもしてないのに疲れちゃった… 　　　　ﾀﾞﾀﾞｯ （この足音は蓮？ 　　　ｶﾞﾗｯ 「葵！ 「蓮、どうしたの？ 「あの…これ！ 「これって… 「タスキ…葵がアンカーだから渡しとけって 「ありがとう… 「で、どうやってつけるの？ 「今は頭回らないから明日考えるよ 「明日本番だけど 「うん、大丈夫 　　・・ 「「あの！/なぁ！」 「あ、先どうぞ 「ん、葵最近俺といると顔赤いけどなんか俺に不満でもある？ 「いや、別に不満もなんもないけど 「じゃあなんで… 「えっと…蓮といるのが！＿ 　　　　　　ｶﾞﾗｯ 「藤原さん、四宮さんにタスキ渡し終わった？ 「はい　渡し終わりました 「ありがとね 「練習も終わったからあとはごゆっくり〜 「は？ 　　　　　ｶﾞﾗｯ 「えぇ 「まぁ… 「じゃあ、俺帰るわ 「だったら私も一緒に帰るよ 「うん 　　・・・ （先生来るまでは普通だったのに…今は静か…私なんか言うなんて自信ないよ…// （さっきの言葉、聞こうと思ったんだけど何故かうまく聞こえない…// （と言うことは （だったら ((まさか…！)) 　　　ﾊﾞｯ 「あ… （俺から聞かなきゃ… 「なっなぁ 「なに…？ 「さっき言いかけた言葉、なに？ 「あ…えっと…//（こんな状況じゃ言えないよ💦 「無理に言わなくていいよ… 「ありがと…（なんか蓮、いつもとおかしい？ 「じゃあ俺んの番ね、葵が聞きたかったことってなに？ 「えっと…タスキを自分好みに蓮がつけてほしい…// 「えっ…// 「あ、いや？ 「違うけど、嬉しい 「じゃあどんな感じがいいの？ 「俺は…自分らしい人が好き… 「はえっ…// 「あ、ごめん！ 　　　　ﾀﾀﾀｯ 「あ、蓮！（確かにこんなこと聞いたら困るよね （変なこと言っちゃった、本当は「自分らしくつけた方がいいと思う」って言いたかったのにな ((こんなんじゃ、付き合えないかも…))