皆の周りでいつも輝いていた君は、まさに『一番星』のようだった___。
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
第一話 『僕』視点
僕の幼なじみは、いつも笑顔だった。
辛い表情を一切見せず、周りの人を元気にした。
まるで、一番星のようだった。
そんな君に、僕は一つ提案をしてみた。
「アイドルになってみたら?君なら絶対上手くいく」
君は一瞬考える素振りを見せ、
「うん、アイドル!いいね!」
と、満面の笑みで僕のことを見てきた。
僕はある決心をした。
「ねぇ、」
ん? と首を傾げる君を見て、僕は言った。
「君がアイドルとして成功するまで、僕がずっと支えるよ。」
君はキョトンとして、目を見開いて、
「ホント!?幼馴染でコンビ組むとかさいきょーじゃんっ!」
そういって、とても綺麗な笑みを浮かべた。僕は純粋に嬉しかった。
僕は君のこの笑顔を何としてでも守りたい、と思った。
それと同時に、恋という感情を抱いていることに気づいた。
「とりあえず、今日はもうかえろっか。」
「うん、またね。」
君は少し寂しそうな顔をしながらも手をブンブン振っている。僕も控えめながら手を振り返した。
このシリーズは、1話で「僕」と「私」の2つの視点を書いていきますっ
第一話 『私』視点
私の幼馴染は、いつも私のそばにいてくれた。
そのおかげで、いつも明るく、笑顔でいることができた。
ある日、君は私に一つの提案をしてきた。
「アイドルになってみたら?君なら絶対上手くいく」
私は一瞬、アイドル?と考え、次の瞬間には言っていた。
「うん、アイドル!いいね!」
私は満面の笑みを浮かべ、君は何かを考えてるような表情をしていた。
「ねぇ、」
ん?と私が聞くと、君は驚くような発言をした。
「君がアイドルとして成功するまで、僕がずっと支えるよ。」
私は意味が分からなかったが、分かった瞬間思わず言っていた。
「ホント!?幼馴染でコンビ組むとかさいきょーじゃんっ!」
君はとても嬉しそうな顔をしていた。
私は、君の嬉しそうな顔をもっと見たいと思った。
それと同時に、この感情は恋なんだな、と気づいた。
「とりあえず、今日はもうかえろっか。」
私は少し寂しくなった。
「うん、またね。」
私は寂しいと思いながらも手を大きく振る。君もちょっと控えめに返してくれた。
「私」視点。
なるべく2人の視点が同じ?ような感じになるようにしています。