「練なか」って略にしましたー!
一話一話精一杯作りますんで!
待ってくださ~い
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目次
第一話 初めて。
見つけてくれてありがとー!やがてさんでーす。
今回、第一話はそういうHなシーンはないんですが、キュンピュアだと思って見に行ってください!!
キュンキュンすることを保証します!しなかったら、心のうちのキュンをお使いください。
ぜひ、最後まで読んでくれると嬉しいです!長くなりましたが、ついに第一話の始まりです! by やがて
ハルは、目の前で黙々と課題を進めている翔斗を見ながら、
何度目かわからないため息を吐いた。
「.....なぁ、翔斗」
翔斗は課題を進めつつ、ハルに耳を傾ける。
「俺さ」
「うん」
「好きな人できた」
翔斗の書く手が止まった。
ほんの一瞬だった。
けれどハルは、それに気づかなかった。
「へぇ」
翔斗は何事もなかったようにシャーペンを再び動かし始める。
「…それだけ?」
「は?何を期待してたんだよ」
「いや、もっとこう…『誰~?』とか」
その言葉に、翔斗は思わず顔を上げた。
聞きたかった。
けれど、聞くのが怖かった。
それでも。
「誰?」
「食いつくのそこなんだ」
ハルは楽しそうに笑う。
その笑顔を見て、翔斗は小さく息を吐いた。
「しかもさ」
ハルは机に頬杖をついた。
「俺、もしかしたら、付き合えるかもしれない」
「.....そう」
あまりにもあっさりした返事に、ハルは不満そうに顔をしかめた。
「でも、ちょっと困ってる」
「...何が」
「俺、恋愛経験ないじゃん」
「知ってる」
「き、キスとか…どうすんの?」
今度こそ、翔斗の手が完全に止まる。
ハルはまたしても気づかない。
「付き合ったらするんだろ?」
「そうなんじゃね?」
「どうやるの?」
「知らね」
「噓つけ!翔斗、そういうの慣れてるだろ!」
そう言い切ったあと、
「…多分」
と付け足した。
翔斗は目線を課題に戻す。
始めてから随分経っているというのに、課題は一向に進まない。
「…練習とかできたらいいのにな」
「何の」
「…」
ハルは真っ赤になった顔を隠すように俯く。
そして、小さな声で呟いた。
「キス」
心臓が、一拍遅れて大きく鳴った。
翔斗はペンを置いた。
「…お前本気で言ってる?」
「うん」
しばらく、二人は気まずさをかき消そうと、考える。
だが、なんにも出てこない。
そこで、ハルが何かを考える。
「あ」
羞恥を紛らわせるように、考えてたことを反射的に口にした。
「翔斗が、練習手伝ってよ!」
「......いいよ」
「あ、だよなー」
そういった後、しばらく、沈黙が続く。
その時、ハルは気づく。
「え?!本当に?!」
「ほんと」
翔斗は、ハルを見る。
好きな人がいるくせに。
そんなことを、俺に頼んでいいのか。
純粋すぎるその顔を見つめていると、余計に苦しくなった。
「…する?」
「…する。」
思ったより、即答で、さらにおかしな空気になっていった。
二人は目を合わせ、心の準備をする。
「お手柔らかに、お願いします…」
「はい、まず目閉じて」
「え、目閉じたらわかんない」
「......こーいうのは体で覚えるんだよ」
翔斗は、手持無沙汰のになっていた、ハルの手をそっと握る。
ハルの肩が、わずかに跳ねる。
ほんの一瞬。
それだけのはずなのに、時間がやけに長く感じた。
そしてーー。
唇が触れた。
触れるだけのキス。
それなのに、二人とも動けなくなった。
先に離れたのは翔斗だった。
「…どーでした?」
翔斗はポカーンとしているハルを見る。
「ファーストキスは。」
頭の中が真っ白だった。
何か言わなきゃ。
今の気持ちを伝えられる言葉を、一生懸命探す。
「…よかった?です」
その答えに翔斗が小さく笑う。
「なんだそれ」
「う、うるせぇ」
ハルもつられて笑う。
さっきまでの気まずい沈黙が、少しずつほどけていく。
けれどーー
翔斗だけは知っていた。
このキスを、
きっと自分だけは、練習だとは思えない。
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一方でハルも、自分の唇にそっと触れていた。
実は、ハルには確かめたいことがあった。
自分の翔斗への気持ちは本当なのか。
だから「練習」なんて理由をつけて、翔斗にキスを頼んだ。
もし何も感じなかったら、それはただの友達。
そう思えるはずだった。
なのに。
胸の奥がまだ、ドキドキしている。
ハルはその理由を、まだ知らない。
けど、これだけ分かる。
翔斗とのキスは、
思ったよりずっと、嬉しかった。
どうでしたでしょうか?第一話!キュンはできましたでしょうか!
少し、展開が早くなってしまいましたが、いいですよね?! ((圧
しかも実は、両片思い…?まぁ、そんなことは置いといて!
これからも読んでね~!それでは!また会いましょう!
by やがて。